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公開番号2025103035
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2025065961,2023216548
出願日2025-04-12,2016-09-07
発明の名称ドア
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人
主分類E06B 5/00 20060101AFI20250701BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】断熱性を向上させたドアを提供する。
【解決手段】躯体の開口部に取付けられる枠体1と、その枠体1に開閉可能に取付けられるドア本体2とによりドアが構成される。ドア本体2が、室外側表面材8と室内側表面材9との間に、四周の端部材10~13と断熱材17pとを設けて構成される。枠体1とドア本体2との間に設ける塞ぎ材35が、ドア本体2の端部材10の表面材8,9で覆われていない露出部10aに当接する位置は、室内側表面材9の見込み面部の室外側端部9b1よりも室外側である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
躯体に取付けられる枠体と、
金属製の室外側表面材および室内側表面材を有し、前記枠体に開閉可能に取付けられるドア本体と、
前記枠体と前記ドア本体との間を塞ぐ塞ぎ材とを備えたドアにおいて、
前記ドア本体はその4周のうち少なくとも一部に樹脂製の端部材を備え、
前記室外側表面材および前記室内側表面材は、見付け面部の端部から見込み面部を折り曲げて形成され、
前記ドア本体の4周のうちの少なくとも一部においては、前記室外側表面材の見込み面部の室内側端部と、前記室内側表面材の見込み面部の室外側端部との間に、前記端部材の見込み面部の一部を露出させた露出部を設け、
前記塞ぎ材は、前記枠体に取付けられて、ドアが閉じた状態では前記端部材の前記露出部に当接させ、
前記ドア本体は、前記端部材内に配置される金属製の芯材を有し、
前記塞ぎ材の当接部が前記露出部に当接する位置は、前記室内側表面材の見込み面部の室外側端部よりも室外側であり、
前記金属製の芯材と前記室内側表面材の間には前記端部材が存在する
ことを特徴とするドア。
続きを表示(約 70 文字)【請求項2】
請求項1に記載のドアにおいて、
前記端部材内に断熱材が設けられている
ことを特徴とするドア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアに係わり、特にドア本体の断熱性の向上に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
断熱性が求められるドアには、例えば特許文献1に開示されているように、ドア本体として、室内側表面材と室外側表面材との間に、四周の端部材(枠材)と、断熱材とを挟んで構成される。端部材は断面形状がコ字形をなし、端部材の間に断熱材が配置され、端部材内に空間層が形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-297784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来のドアは、ドア本体の四周に枠材として設けられる端部材内に空気層が形成されているため、室内外温度差により、端部材の内部に対流が生じ、断熱性を低下させるという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑み、断熱性をより向上させたドアを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のドアは、躯体に取付けられる枠体と、
金属製の室外側表面材および室内側表面材を有し、前記枠体に開閉可能に取付けられるドア本体と、
前記枠体と前記ドア本体との間を塞ぐ塞ぎ材とを備えたドアにおいて、
前記ドア本体はその4周のうち少なくとも一部に樹脂製の端部材を備え、
前記室外側表面材および前記室内側表面材は、見付け面部の端部から見込み面部を折り曲げて形成され、
前記ドア本体の4周のうちの少なくとも一部においては、前記室外側表面材の見込み面部の室内側端部と、前記室内側表面材の見込み面部の室外側端部との間に、前記端部材の見込み面部の一部を露出させた露出部を設け、
前記塞ぎ材は、前記枠体に取付けられて、ドアが閉じた状態では前記端部材の前記露出部に当接させ、
前記ドア本体は、前記端部材内に配置される金属製の芯材を有し、
前記塞ぎ材の当接部が前記露出部に当接する位置は、前記室内側表面材の見込み面部の室外側端部よりも室外側であり、
前記金属製の芯材と前記室内側表面材の間には前記端部材が存在する
ことを特徴とする。
【0007】
また、本発明のドアは、前記端部材内に断熱材が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明においては、ドア本体の四周の端部材のうち、少なくとも一部の内部に断熱材を設けたので、端部材内での室内外温度差による対流が防止され、断熱性の高いドアが提供できる。また、塞ぎ材によって外気が遮断されるので、気密材により気密性が向上する上、塞ぎ材の当接部が端部材の露出部に当接する位置は、室内側表面材の見込み面部の室外側端部よりも室外側であるので、外気による室内側表面材への熱的影響が軽減され、ドアの断熱性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施の形態のドアを室内側から見た図である。
図1のA-A拡大断面図である。
図1のB-B拡大断面図である。
図1のC-C拡大断面図である。
図1のD-D拡大断面図である。
本発明の他の実施の形態を示す図2相当断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は本発明の一実施の形態のドアを室内側から見た図である。図1において、1は躯体の開口部に取付けられるドアの枠体である。2は枠体1内に蝶番3により開閉可能に取付けられるドア本体である。枠体1は、吊元側縦枠4と戸先側縦枠5と上側の横枠(上枠)6と下側の横枠(下枠)7とをタッピングねじ(図示せず)により組み合わせて矩形に構成する。
(【0011】以降は省略されています)

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