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公開番号
2025103065
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220145
出願日
2023-12-27
発明の名称
表示装置及び焼き付き抑制方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G09G
5/00 20060101AFI20250702BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】視聴状況に適した焼き付き抑制処理を行うことができる表示装置及び焼き付き抑制方法を提供する。
【解決手段】表示装置は、表示部と、前記表示部の周辺の状況を検知する検知部と、前記状況に基づいて前記表示部から人物までの距離及び前記人物が前記表示部を注視しているか否かを解析する解析部と、前記距離及び前記人物が前記表示部を注視しているか否かに基づいて前記表示部の焼き付きを抑制する処理の内容を設定する設定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表示部と、
前記表示部の周辺の状況を検知する検知部と、
前記状況に基づいて前記表示部から人物までの距離及び前記人物が前記表示部を注視しているか否かを解析する解析部と、
前記距離及び前記人物が前記表示部を注視しているか否かに基づいて前記表示部の焼き付きを抑制する処理の内容を設定する設定部と、
を備える表示装置。
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【請求項2】
前記距離及び前記人物が前記表示部を注視しているか否かに基づいて前記内容を設定することは、前記人物が前記表示部を注視している場合は、前記距離に基づいて前記内容を示す量を設定し、前記人物が前記表示部を注視していない場合は、前記量を最大量に設定することを含む
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記距離に基づいて前記量を設定することは、前記距離が長くなるほど前記量を大きくすることを含む
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記設定部は、前記距離が変化するのに連動して前記内容を変化させる
請求項1から3までのいずれかに記載の表示装置。
【請求項5】
前記設定部は、時間を設定し、前記距離が変化してから前記時間が経過した後に前記内容を変化させる
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記設定部は、前記人物が前記表示部を注視している第1の状態及び前記人物が前記表示部を注視していない第2の状態の一方から前記第1の状態及び前記第2の状態の他方への変化が起こるのに連動して前記内容を変化させる
請求項1から3までのいずれかに記載の表示装置。
【請求項7】
前記設定部は、時間を設定し、前記変化が起こってから前記時間が経過した後に前記内容を変化させる
請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記設定部は、前記距離に基づいて前記時間を設定する
請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記変化が起こるのに連動して前記内容を変化させることは、前記第1の状態から前記第2の状態への変化が起こってから第1の時間が経過した後に前記内容を変化させ、前記第2の状態から前記第1の状態への変化が起こってから前記第1の時間と異なる第2の時間が経過した後に前記内容を変化させることを含む
請求項6に記載の表示装置。
【請求項10】
前記解析部は、前記表示部から複数の人物までの距離及び前記複数の人物が前記表示部を注視しているか否かを解析し、
前記設定部は、前記複数の人物に含まれるふたり以上の人物が前記表示部を注視している場合に、前記表示部から前記ふたり以上の人物までの距離に含まれる最短距離に基づいて前記内容を設定する
請求項1から3までのいずれかに記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置及び焼き付き抑制方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、映像表示装置を開示する。当該映像表示装置においては、所定期間ごとに映像の表示位置が移動させられる。これにより、焼き付き現象が抑制される。また、映像表示位置の移動量が、視聴者と表示部との距離に基づいて決定される。これにより、視覚上の違和感が軽減させられる(段落0017)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-282151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された映像表示装置においては、視聴者が映像表示装置を実際に見ていない場合でも、映像表示位置の移動量が、視聴者と表示部との距離に基づいて決定される。このため、映像表示位置の移動量が適切な移動量とならない場合がある。
【0005】
本開示の一態様は、この問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、視聴状況に適した焼き付き抑制処理を行うことができる表示装置及び焼き付き抑制方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様の表示装置は、表示部と、前記表示部の周辺の状況を検知する検知部と、前記状況に基づいて前記表示部から人物までの距離及び前記人物が前記表示部を注視しているか否かを解析する解析部と、前記距離及び前記人物が前記表示部を注視しているか否かに基づいて前記表示部の焼き付きを抑制する処理の内容を設定する設定部と、を備える。
【0007】
本開示の第2の態様の焼き付き抑制方法は、表示部の周辺の状況を検知することと、前記状況に基づいて前記表示部から人物までの距離及び前記人物が前記表示部を注視しているか否かを解析することと、前記距離及び前記人物が前記表示部を注視しているか否かに基づいて前記表示部の焼き付きを抑制する処理の内容を設定することと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の表示装置のブロック図である。
第1実施形態の表示装置に備えられる検知部のブロック図である。
ユースケース1-1から1-6までの各々における、参考例の表示装置に備えられる表示部の周辺の状況、当該表示装置に備えられる設定部により行われる焼き付き抑制処理のON/OFF及び当該設定部により設定される当該焼き付き抑制処理の内容を示す制御量を示す図である。
ユースケース1-1から1-6までの各々における、第1実施形態の表示装置に備えられる表示部の周辺の状況、当該表示装置に備えられる設定部により行われる焼き付き抑制処理のON/OFF及び当該設定部により設定される当該焼き付き抑制処理の内容を示す制御量を示す図である。
第1実施形態の表示装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第2実施形態の表示装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第3実施形態の表示装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第4実施形態の表示装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
ユースケース5-1及び5-2について、第5実施形態の表示装置に備えられる表示部の周辺の状況、当該表示装置に備えられる設定部により行われる焼き付き抑制処理のON/OFF及び当該設定部により設定される当該焼き付き抑制処理の内容を示す制御量を示す図である。。
第5実施形態の表示装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
ユースケース6-1及び6-2の各々について、第6実施形態の表示装置に備えられる表示部の周辺の状況及び当該表示部の画面を示す図である。
ユースケース7-1及び7-2の各々について、第7実施形態の表示装置に備えられる表示部の周辺の状況及び当該表示部の画面を示す図である。
第7実施形態の表示装置に備えられる表示映像生成部に入力される第1の画像データが有する複数の画素の変更前画素値を示す図である。
ユースケース7-11,7-12及び7-13の各々について、第7実施形態の表示装置に備えられる表示部の周辺の状況、及び当該表示装置に備えられる表示映像生成部から出力される第2の画像データが有する複数の画素の変更後画素値を示す図である。
ユースケース7-11,7-12及び7-13の各々について、第7実施形態の第1変形例の表示装置に備えられる表示部の周辺の状況及び当該表示装置に備えられる表示映像生成部から出力される第2の画像データが有する複数の画素の変更後画素値を示す図である。
ユースケース7-11及び7-12の各々について、第7実施形態の第2変形例の表示装置に備えられる表示部の周辺の状況及び当該表示装置に備えられる表示映像生成部から出力される第2の画像データが有する複数の画素の変更後画素値を示す図である。
第7実施形態の表示装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第8実施形態の表示装置のブロック図である。
第8実施形態の表示装置に備えられる明るさ検知部により検知された明るさと当該表示装置に備えられる設定部により設定される移動距離との関係を示すグラフである。
第8実施形態の表示装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
1 第1実施形態
1.1 表示装置
図1は、第1実施形態の表示装置のブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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