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公開番号2025105870
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025075094,2021143950
出願日2025-04-30,2021-09-03
発明の名称水栓装置
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類E03C 1/042 20060101AFI20250703BHJP(上水;下水)
要約【課題】水栓装置の外観に影響を与えずに、過剰な水の圧力を外部に逃がすことが可能な水栓装置を提供する。
【解決手段】内部に通水路19を有する本体部10と、前記本体部10の内部に配置され、前記通水路19に流入した湯水を混合する混合部40と、前記本体部10の内部に配置され、前記混合部40の下流側において前記通水路19を開閉する開閉部50と、前記本体部10の内部に配置され、前記通水路19の水の圧力が所定値以上になると前記水の圧力を逃がす圧力逃がし部60と、を備え、前記圧力逃がし部60は、前記本体部10の内部空間Sに前記水の圧力を逃がし、前記内部空間Sは、前記本体部10の外部と連通している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
内部に通水路を有する本体部と、
前記本体部の内部に配置され、前記通水路に流入した湯水を混合する混合部と、
前記本体部の内部に配置され、前記混合部の下流側において前記通水路を開閉する開閉部と、
前記本体部の内部に配置され、前記通水路の水の圧力が所定値以上になると前記水の圧力を逃がす圧力逃がし部と、を備え、
前記圧力逃がし部は、前記本体部の内部空間に前記水の圧力を逃がし、
前記内部空間は、前記本体部の外部と連通している、水栓装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
内部に通水路を有する本体部と、
前記本体部の内部に配置され、前記通水路に流入した湯水を混合する混合部と、
前記本体部の内部に配置され、前記混合部の下流側において前記通水路を開閉する開閉部と、
前記本体部の内部に配置され、前記通水路の水の圧力が所定値以上になると前記水の圧力を逃がす圧力逃がし部と、を備え、
前記本体部の内部には、軸方向に長い空間が形成されており、
前記混合部、前記開閉部、及び前記圧力逃がし部は、前記本体部の前記長い空間の軸線上に配置されている水栓装置。
【請求項3】
前記圧力逃がし部は、前記混合部の下流側に配置されている、請求項1から請求項2までの何れか一項に記載の水栓装置。
【請求項4】
前記本体部の内部には、軸方向に長い空間が形成されており、
前記圧力逃がし部は、前記通水路の水の圧力が所定値以上になると前記長い空間の軸方向に移動する移動部材を有し、前記移動部材の移動によって前記水の圧力を逃がす、請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の水栓装置。
【請求項5】
前記本体部の内部には、軸方向に長い空間が形成され、前記本体部の前記軸方向の一端側に開口が形成されており、
前記圧力逃がし部は、前記通水路の水の圧力が所定値以上になると前記開口に向かって移動する移動部材を有し、前記移動部材の移動によって前記水の圧力を逃がす、請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の水栓装置。
【請求項6】
前記圧力逃がし部は、前記開閉部の内側に設けられている、請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の水栓装置。
【請求項7】
前記開閉部は、シリンダ弁体と、前記シリンダ弁体を回転自在に操作する操作部と、前記シリンダ弁体と前記操作部とを連結する回転操作軸と、を有し、
前記圧力逃がし部は、前記回転操作軸に形成されている、請求項1から請求項6までの何れか一項に記載の水栓装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水栓装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば下記特許文献1に記載された水栓装置が知られている。この水栓装置の本体部には、圧力逃がし弁が設けられている。圧力逃がし弁は、本体部から外側に突出している。圧力逃がし弁は、本体部内の水の圧力が急激に上昇したときに、本体部の流路を本体部の外部に開放する。これによって、水の圧力による本体部の破損を防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-82069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような水栓装置の圧力逃がし弁は、本体部から外側に突出しているから、水栓装置の外観に影響を与えやすい。水栓装置の外観に影響を与えずに、過剰な水の圧力を外部に逃がしたい、という要望がある。
【0005】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、水栓装置の外観に影響を与えずに、過剰な水の圧力を外部に逃がすことが可能な水栓装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の水栓装置は、内部に通水路を有する本体部と、前記本体部の内部に配置され、前記通水路に流入した湯水を混合する混合部と、前記本体部の内部に配置され、前記混合部の下流側において前記通水路を開閉する開閉部と、前記本体部の内部に配置され、前記通水路の水の圧力が所定値以上になると前記水の圧力を逃がす圧力逃がし部と、を備え、前記圧力逃がし部は、前記本体部の内部空間に前記水の圧力を逃がし、前記内部空間は、前記本体部の外部と連通しているものである。
【0007】
本開示の水栓装置は、内部に通水路を有する本体部と、前記本体部の内部に配置され、前記通水路に流入した湯水を混合する混合部と、前記本体部の内部に配置され、前記混合部の下流側において前記通水路を開閉する開閉部と、前記本体部の内部に配置され、前記通水路の水の圧力が所定値以上になると前記水の圧力を逃がす圧力逃がし部と、を備え、前記本体部の内部には、軸方向に長い空間が形成されており、前記混合部、前記開閉部、及び前記圧力逃がし部は、前記本体部の前記長い空間の軸線上に配置されているものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1における水栓装置を示す斜視図
水栓装置を示す分解斜視図
水栓装置を示す断面図
圧力逃がし部の一部を拡大して示す斜視図
閉鎖状態の圧力逃がし部を拡大して示す断面図
開放状態の圧力逃がし部を拡大して示す断面図
実施形態2における水栓装置の圧力逃がし部を拡大して示す断面図
弾性体を示す斜視図
開放状態の圧力逃がし部を拡大して示す断面図
実施形態3における水栓装置の圧力逃がし部を拡大して示す断面図
開放状態の圧力逃がし部を拡大して示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態1>
水栓装置Mは、図1に示すように、本体部10、吐水管12、シャワーエルボ13、第一クランク脚14、第二クランク脚15、第一操作部16、及び第二操作部17を備えている。水栓装置Mは、第一クランク脚14及び第二クランク脚15によって浴室等の壁面に取り付けられる混合水栓である。
【0010】
以下、各構成部材において、第二操作部17が設けられている側を左側、第一操作部16が設けられている側を右側、吐水管12が設けられている側を前側、シャワーエルボ13が設けられている側を後側とする。図1のX軸の正方向側は右側、X軸の負方向側は左側、Z軸の正方向側は前側、Z軸の負方向側は後側を示す。X軸は、本体部10の軸方向と平行である。「平行」は、厳密に平行な状態に加えて、概ね平行な状態を含む。図1のY軸の正方向側は、水栓装置Mを壁面に取り付けた状態における上側、Y軸の負方向側は、水栓装置Mを壁面に取り付けた状態における下側を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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