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公開番号
2025105989
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025077538,2023036940
出願日
2025-05-07,2018-05-20
発明の名称
帳簿の作成を支援するための装置、方法及びそのためのプログラム
出願人
フリー株式会社
代理人
IPTech弁理士法人
主分類
G06Q
40/12 20230101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約
【課題】帳簿の作成を支援するための方法において、会計上の不備発見を容易にする。
【解決手段】まず、装置100は、試算表データを生成して第2のユーザー端末120に送信する(S201)。次に、装置100は、表示された試算表に含まれるいずれかの勘定の数値が選択されたことの通知を受信して(S202)、選択された勘定を有する1又は複数の仕訳を表示するための仕訳表示データを送信する(S203)。第2のユーザー端末120から、いずれかの仕訳に関連する修正が入力されたことの通知を受信した後(S204)、装置100は、当該修正が行われた仕訳に関連する1又は複数の仕訳を表示するための関連仕訳表示データを送信する(S205)。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
試算表の少なくとも一部を表示するための試算表データを送信するステップと、
表示された前記試算表に含まれるいずれかの勘定の数値が選択されたことの通知を受信するステップと、
選択された前記数値の勘定を有する1又は複数の仕訳を表示するための仕訳表示データを送信するステップと、
前記1又は複数の仕訳のいずれかに関連する修正が入力されたことの通知を受信するステップと、
前記修正が行われた仕訳に関連する1又は複数の仕訳を表示するための関連仕訳表示データを送信するステップと
を含むことを特徴とする方法。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記少なくとも一部は、損益計算書又は賃借対照表に含まれる勘定であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記試算表データは、会計上の不備が存在する可能性がある勘定をハイライト表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記選択は、前記数値又は前記数値に関連づけられた表示のクリック又はタップであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
前記仕訳表示データは、前記1又は複数の仕訳を前記試算表の右方に表示させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記仕訳表示データは、前記1又は複数の仕訳を表示画面の右方から左方に向けて移動表示させることを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記仕訳表示データは、会計上の不備の原因と推定される仕訳をハイライト表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
前記修正は、勘定科目の変更であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記関連する1又は複数の仕訳は、前記修正の特徴に基づいて特定することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
1又は複数の取引に対する仕訳を記述した仕訳データを登録するステップをさらに含み
、
前記関連の有無は、仕訳が、前記修正が行われた仕訳と前記修正の前の時点で勘定科目が同一であり、かつ、同一の組織に属するユーザーが複数存在する場合に前記修正が行われた仕訳と同一のユーザーによって登録内容が入力された仕訳であるか否かによって判定することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、帳簿の作成を支援するための装置、方法及びそのためのプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
会計事務所における主要業務の1つとして、月次監査等の定期的な監査業務が挙げられる。顧問先の企業の総勘定元帳に代表される帳簿の正確さを担保するために、仕訳帳から合計試算表又は残高試算表を作成して、賃借平均の原理に従っていることの確認が行われる。賃借平均の原理に従っていない場合には、仕訳の誤りが存在することを意味するため、関連帳簿を精査して誤りを見つけ、修正を行う必要がある。また、そのほかにも帳簿として不適切な点がないかの確認が行われる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
こうした帳簿の不備の発見には多くの労力と時間を要することから、その効率化を図ることができれば、会計事務所はより付加価値の高い業務に時間を当てることができ、また、より多くの顧客を支えることができる。特に、貸借平均の原理の充足性に影響を与えない種類の不備の発見の負担は大きい。
【0004】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、帳簿の作成を支援するための装置、方法及びそのためのプログラムにおいて、会計上の不備発見を容易にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、試算表の少なくとも一部を表示するための試算表データを送信するステップと、表示された前記試算表に含まれるいずれかの勘定の数値が選択されたことの通知を受信するステップと、選択された前記数値の勘定を有する1又は複数の仕訳を表示するための仕訳表示データを送信するステップと、前記1又は複数の仕訳のいずれかに関連する修正が入力されたことの通知を受信するステップと、前記修正が行われた仕訳に関連する1又は複数の仕訳を表示するための関連仕訳表示データを送信するステップとを含むことを特徴とする方法である。
【0006】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記少なくとも一部は、損益計算書又は賃借対照表に含まれる勘定であることを特徴とする。
【0007】
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記試算表データは、会計上の不備が存在する可能性がある勘定をハイライト表示させることを特徴とする。
【0008】
本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれかの態様において、前記選択は、前記数値又は前記数値に関連づけられた表示のクリック又はタップであることを特徴とする。
【0009】
本発明の第5の態様は、第1から第4のいずれかの態様において、前記仕訳表示データは、前記1又は複数の仕訳を前記試算表の右方に表示させることを特徴とする。
【0010】
本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記仕訳表示データは、前記1又は複数の仕訳を表示画面の右方から左方に向けて移動表示させることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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