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公開番号
2025106706
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2024000215
出願日
2024-01-04
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250709BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】複数種類の撓み量を検知でき、かつ撓み量の検知精度を向上した画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、トナー像をシートに転写する転写部と、転写部によって転写されたトナー像をシートに定着させる定着部と、転写部及び定着部によって挟持されているシートの撓み量を検知する検知ユニットと、制御部と、を備える。検知ユニットは、転写部及び定着部によって挟持されているシートに押圧されることで待機位置から回動方向に回動する回動部と、回動部の回動量に応じたパルス信号を出力するロータリエンコーダと、回動方向において待機位置よりも下流の検知位置に回動部が到達したことを検知する回動検知部と、を有する。制御部は、回動検知部によって回動部が検知位置を検知した後にロータリエンコーダが出力したパルス信号に基づいて、定着部によるシートの搬送速度を制御する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを挟持しつつ搬送し、トナー像をシートに転写する転写部と、
シートを挟持しつつ搬送し、前記転写部によって転写されたトナー像をシートに定着させる定着部と、
シート搬送方向において前記転写部と前記定着部との間に配置され、前記転写部及び前記定着部によって挟持されているシートの撓み量を検知する検知ユニットと、
制御部と、を備え、
前記検知ユニットは、前記転写部及び前記定着部によって挟持されているシートに押圧されることで待機位置から回動方向に回動する回動部と、前記回動部の回動量に応じたパルス信号を出力するロータリエンコーダと、前記回動方向において前記待機位置よりも下流の検知位置に前記回動部が到達したことを検知する回動検知部と、を有し、
前記制御部は、前記回動検知部によって前記回動部が前記検知位置を検知した後に前記ロータリエンコーダが出力した前記パルス信号に基づいて、前記定着部によるシートの搬送速度を制御する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記回動部は、前記転写部及び前記定着部によって挟持されているシートに押圧されることで回動する第1回動部材と、前記第1回動部材に押圧されることで回動する第2回動部材と、を有し、
前記ロータリエンコーダは、前記第2回動部材の回動量に応じたパルス信号を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1回動部材及び前記第2回動部材は、それぞれ前記待機位置及び前記検知位置に移動可能であり、
前記回動検知部は、前記第1回動部材が前記検知位置に到達したことを検知する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、第1の剛度のシートを搬送する場合、シートの前記撓み量が第1の撓み量となるように前記定着部によるシートの搬送速度を制御し、前記第1の剛度よりも小さい第2の剛度のシートを搬送する場合、シートの前記撓み量が前記第1の撓み量よりも大きい第2の撓み量となるように前記定着部によるシートの搬送速度を制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、
(i)前記第1の剛度のシートを搬送する場合、前記検知ユニットが第1閾値を超えるシートの撓み量を検知した場合、前記定着部によるシートの搬送速度を第1の搬送速度に設定し、前記検知ユニットが前記第1閾値よりも小さい第2閾値未満のシートの撓み量を検知した場合、前記定着部によるシートの搬送速度を前記第1の搬送速度よりも遅い第2の搬送速度に設定し、
(ii)前記第2の剛度のシートを搬送する場合、前記検知ユニットが前記第1閾値よりも大きい第3閾値を超えるシートの撓み量を検知した場合、前記定着部によるシートの搬送速度を前記第1の搬送速度に設定し、前記検知ユニットが前記第3閾値よりも大きい第4閾値未満のシートの撓み量を検知した場合、前記定着部によるシートの搬送速度を前記第2の搬送速度に設定し、
前記転写部によるシートの搬送速度は、前記第1の搬送速度よりも遅く、前記第2の搬送速度よりも速い、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、転写部と定着ローラとがシートに形成するループが一定量に達したか否かを反転するためのループ検知センサが提案されている(特許文献1参照)。ループ検知センサは、シートに接触することで回動するメカフラグと、該メカフラグが回動することによって遮光状態と透光状態とに遷移可能なフォトインタラプタと、を有している。
【0003】
ところで、画像形成装置に使用されるシートは、薄紙、普通紙、厚紙等の様々な種類がある。そして、適正なループ量は、シートの種類によって異なることが知られている。しかしながら、特許文献1にループ検知センサは、1種類のループ量しか検知することができず、様々な種類のシートに応じたループ量(撓み量)を制御することは困難であった。
【0004】
また、2次転写部と定着装置との間に光透過型の2つのループ検知センサを設けた画像形成装置が提案されている(特許文献2参照)。画像形成装置は、シートに接触することで回動するアクチュエータを備え、該アクチュエータは、2つのループ検知センサの光軸をそれぞれ遮蔽可能な2つの突片を有している。これら2つのループ検知センサは、突片によって光軸が遮蔽することでオフ信号を出力し、光軸が開放された状態でオン信号を出力する。この画像形成装置は、これら2つのループ検知センサの信号の組み合わせによって、4種類のループ量を検知することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-181507号公報
特開2007-041188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、複数種類の撓み量(ループ量)を検知でき、かつ撓み量の検知精度を向上した画像形成装置が望まれている。
【0007】
そこで、本発明は、複数種類の撓み量を検知でき、かつ撓み量の検知精度を向上した画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、画像形成装置において、シートを挟持しつつ搬送し、トナー像をシートに転写する転写部と、シートを挟持しつつ搬送し、前記転写部によって転写されたトナー像をシートに定着させる定着部と、シート搬送方向において前記転写部と前記定着部との間に配置され、前記転写部及び前記定着部によって挟持されているシートの撓み量を検知する検知ユニットと、制御部と、を備え、前記検知ユニットは、前記転写部及び前記定着部によって挟持されているシートに押圧されることで待機位置から回動方向に回動する回動部と、前記回動部の回動量に応じたパルス信号を出力するロータリエンコーダと、前記回動方向において前記待機位置よりも下流の検知位置に前記回動部が到達したことを検知する回動検知部と、を有し、前記制御部は、前記回動検知部によって前記回動部が前記検知位置を検知した後に前記ロータリエンコーダが出力した前記パルス信号に基づいて、前記定着部によるシートの搬送速度を制御する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、複数種類の撓み量を検知でき、かつ撓み量の検知精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施の形態に係る画像形成装置の断面構成を示す全体概略図。
検知ユニットを示す断面図。
制御部の制御ブロック図。
第1フラグの待機位置のばらつきを説明するための図。
検知位置センサと撓み量検知センサの検知タイミングを示すタイミングチャート。
撓み量制御における定着モータの速度制御を示すタイミングチャート。
撓み量制御を示すフローチャート。
第2の実施の形態に係る検知ユニットを示す断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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