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公開番号2025106739
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-16
出願番号2024000307
出願日2024-01-04
発明の名称情報処理装置、制御方法、プログラム及び撮像システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250709BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像装置の状態に応じた3次元形状情報を出力する。
【解決手段】情報処理装置は、撮像装置が撮像するシーンの3次元形状情報を取得する第1取得手段と、撮像装置の撮像状態に関する状態情報を取得する第2取得手段と、3次元形状情報を撮像装置に出力する出力手段と、出力手段の動作を制御する制御手段と、を有し、第1取得手段は、シーンについて、第1の3次元形状情報と第1の3次元形状情報よりも空間分解能が高い第2の3次元形状情報の少なくともいずれかを取得し、制御手段は、第1の3次元形状情報及び第2の3次元形状情報のいずれを出力させるかを、状態情報に応じて制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置が撮像するシーンの3次元形状情報を取得する第1取得手段と、
前記撮像装置の撮像状態に関する状態情報を取得する第2取得手段と、
前記3次元形状情報を前記撮像装置に出力する出力手段と、
前記出力手段の動作を制御する制御手段と、
を有し、
前記第1取得手段は、前記シーンについて、第1の3次元形状情報と前記第1の3次元形状情報よりも空間分解能が高い第2の3次元形状情報の少なくともいずれかを取得し、
前記制御手段は、前記第1の3次元形状情報及び前記第2の3次元形状情報のいずれを出力させるかを、前記状態情報に応じて制御する
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記状態情報は、前記撮像装置における撮影頻度に関する情報を含み、
前記制御手段は、
前記撮像装置における撮影頻度が所定の閾値を上回る場合に前記第1の3次元形状情報を前記出力手段に出力させ、
前記撮像装置における撮影頻度が前記所定の閾値を下回る場合に前記第2の3次元形状情報を前記出力手段に出力させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記状態情報は、前記撮像装置において連写撮影が実行されているか否かを示す情報を含み、
前記制御手段は、
前記撮像装置において連写撮影が実行されている場合に前記第1の3次元形状情報を前記出力手段に出力させ、
前記撮像装置において連写撮影が実行されていない場合に前記第2の3次元形状情報を前記出力手段に出力させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記状態情報は、前記撮像装置が撮像中の被写体の種別を示す情報を含み、
前記制御手段は、
前記撮像装置が撮像中の被写体の種別が所定の被写体種別である場合に前記第1の3次元形状情報を前記出力手段に出力させ、
前記撮像装置が撮像中の被写体の種別が前記所定の被写体種別ではない場合に前記第2の3次元形状情報を前記出力手段に出力させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記所定の被写体種別は、撮影時に推奨されるシャッタ秒時が所定時間より短く設定された被写体種別であることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記状態情報は、前記撮像装置に設定されているシャッタ秒時の情報を含み、
前記制御手段は、
前記撮像装置に設定されているシャッタ秒時が所定時間より短い場合に前記第1の3次元形状情報を前記出力手段に出力させ、
前記撮像装置に設定されているシャッタ秒時が前記所定時間より長い場合に前記第2の3次元形状情報を前記出力手段に出力させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記状態情報は、前記撮像装置に設定されている撮影モードを示す情報を含み、
前記撮像装置に設定される撮影モードには、要求される被写体の検出精度が各々対応付けられており、
前記制御手段は、
第1の検出精度が要求される撮影モードが前記撮像装置に設定されている場合に前記第1の3次元形状情報を前記出力手段に出力させ、
前記第1の検出精度よりも高い第2の検出精度が要求される撮影モードが前記撮像装置に設定されている場合に前記第2の3次元形状情報を前記出力手段に出力させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第1取得手段により取得された前記第1の3次元形状情報に基づいて前記第2の3次元形状情報を生成する生成手段をさらに有し、
前記第1取得手段は、前記生成手段により生成された前記第2の3次元形状情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記第1の3次元形状情報を前記出力手段に出力させる場合に、前記生成手段に前記第2の3次元形状情報を生成させないようさらに制御することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記シーンについて測距を行って前記3次元形状情報を生成する測距手段をさらに有し、
前記第1取得手段は、前記測距手段により生成された前記3次元形状情報を取得する
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、制御方法、プログラム及び撮像システムに関し、特に3次元形状情報を利用する撮像技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
物体の3次元形状の情報(3次元形状情報)を生成する装置がある。例えば、LiDAR(Light Detection And Ranging)センサ等の測距装置では、装置から物体までの距離を計測し、計測結果を変換することで当該物体の3次元形状情報を生成することができる。
【0003】
3次元形状情報は、物体の3次元モデルとしての用途だけでなく、種々の技術に利用されている。例えば、撮像装置等の分野では、合焦制御や露光制御等の撮像制御を行う際に、被写体の検出に3次元形状情報を利用することもできる。
【0004】
ところで、3次元形状情報は、空間分解能が高くなるほど、正確に物体の形状を表現することができる。つまり、3次元形状情報の正確性が高いほど、より物体に適した撮像制御が行われ得る。一方で、空間分解能が高いほど3次元形状情報の情報量は増大するため、撮像装置において当該3次元形状情報を処理するための演算負荷が高くなる。故に、特許文献1には、人体と推定される領域に限定して測距を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-166485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、撮像制御のために撮像するシーンを好適に認識するとの観点では、特許文献1のように一部の領域に限定した測距により得られた3次元形状情報は適さない可能性があった。
【0007】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、撮像装置の状態に応じた3次元形状情報を出力する情報処理装置、制御方法、プログラム及び撮像システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述の目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、撮像装置が撮像するシーンの3次元形状情報を取得する第1取得手段と、撮像装置の撮像状態に関する状態情報を取得する第2取得手段と、3次元形状情報を撮像装置に出力する出力手段と、出力手段の動作を制御する制御手段と、を有し、第1取得手段は、シーンについて、第1の3次元形状情報と第1の3次元形状情報よりも空間分解能が高い第2の3次元形状情報の少なくともいずれかを取得し、制御手段は、第1の3次元形状情報及び第2の3次元形状情報のいずれを出力させるかを、状態情報に応じて制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
このような構成により本発明によれば、撮像装置の状態に応じた3次元形状情報を出力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態1に係る撮像システムの機能構成を例示したブロック図
本発明の実施形態1に係るPC100において実行される出力制御処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態2に係る撮像システムの機能構成を例示したブロック図
本発明の実施形態2に係るPC100において実行される出力制御処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態3に係る撮像システムの機能構成を例示したブロック図
本発明の実施形態3に係る測距装置110の動作例を説明するための図
本発明の実施形態3に係るPC100において実行される出力制御処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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