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公開番号2025107060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024000801
出願日2024-01-05
発明の名称画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06T 5/70 20240101AFI20250710BHJP(計算;計数)
要約【課題】かすみ補正が適用された画像の画質を向上させる技術を提供する。
【解決手段】画像に基づいて、かすみ補正のための評価画像を生成する評価画像生成手段と、前記評価画像に基づいて、前記かすみ補正のための透過マップを生成する透過マップ生成手段と、前記評価画像に対して、前記透過マップに基づく前記かすみ補正を適用する第1の補正手段と、前記画像に対して、前記透過マップに基づく前記かすみ補正を適用する第2の補正手段と、前記かすみ補正の適用前後の前記評価画像の変化量に基づいて、前記かすみ補正を適用済みの前記画像の明るさを補正する第3の補正手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
画像に基づいて、かすみ補正のための評価画像を生成する評価画像生成手段と、
前記評価画像に基づいて、前記かすみ補正のための透過マップを生成する透過マップ生成手段と、
前記評価画像に対して、前記透過マップに基づく前記かすみ補正を適用する第1の補正手段と、
前記画像に対して、前記透過マップに基づく前記かすみ補正を適用する第2の補正手段と、
前記かすみ補正の適用前後の前記評価画像の変化量に基づいて、前記かすみ補正を適用済みの前記画像の明るさを補正する第3の補正手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第3の補正手段は、前記かすみ補正を適用済みの前記画像の各画素に対して、前記かすみ補正を未適用の前記評価画像と前記かすみ補正を適用済みの前記評価画像との画素毎の差分に基づく画素毎の補正値を加える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記第3の補正手段は、前記かすみ補正を適用済みの前記画像の各画素に対して、前記かすみ補正を未適用の前記評価画像と前記かすみ補正を適用済みの前記評価画像との画素毎の比率に基づく画素毎のゲイン値を乗じる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記評価画像生成手段は、前記画像、及び前記画像から生成される低周波画像に基づいて、前記評価画像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
前記画像を生成する撮像手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
【請求項6】
複数の色成分を含む画像に対して、かすみ補正を適用する第1の補正手段と、
前記かすみ補正の適用前後の前記画像の色差の変化量に基づいて、前記複数の色成分のうちの所定の色成分を変化させずに前記かすみ補正を適用済みの前記画像の色差を補正することにより、前記かすみ補正を適用済みの前記画像の彩度を補正する第2の補正手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
【請求項7】
前記複数の色成分は、赤成分、緑成分、及び青成分を含む
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記所定の色成分は、前記緑成分である
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記第2の補正手段は、前記かすみ補正を未適用の前記画像の色差と前記かすみ補正を適用済みの前記画像の色差との画素毎の差分に基づいて、前記かすみ補正を適用済みの前記画像の色差を画素毎に補正する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記第2の補正手段は、前記かすみ補正を未適用の前記画像の色差と前記かすみ補正を適用済みの前記画像の色差との画素毎の比率に基づいて、前記かすみ補正を適用済みの前記画像の色差を画素毎に補正する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
かすみモデルを用いたDarkChannelPrior法と呼ばれる公知の手法に基づいて、画像のかすみ量を透過マップとして推定し、推定された透過マップに基づいて画像からかすみを除去したような効果を実現するかすみ補正という技術が知られている。かすみ補正は、監視カメラ映像の視認性向上や、カメラで撮影される画像の見え方の調整などに利用される。
【0003】
しかしながら、公知の技術によりかすみ補正を実施すると、技術の原理上、画像が暗くなる。そのため、カメラで露出制御によって適正な明るさで撮影された画像に対し、かすみ補正を実施した場合、シーンによってはアンダー露出の画像に見えてしまい印象が悪くなる可能性がある。また、画像が暗くなるだけでなく、画像の彩度が濃くなるため、シーンによっては不自然な色に見えてしまう。
【0004】
特許文献1は、空領域及び逆光が存在する領域と推定される逆光領域の少なくとも一方である強調抑制領域を算出し、強調抑制領域におけるかすみ補正の強度を抑制する技術を開示している。また、特許文献2は、かすみ補正前後の色信号をHSV色空間に変換し、かすみ補正前後の画素彩度値に基づいて彩度値差を算出し、彩度値差に基づいてかすみ補正後の画像の彩度を補正する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-138647号公報
特開2019-165832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術では、強調抑制領域における明るさの変化が少ない場合であっても、強調抑制領域におけるかすみ除去の効果が落ちてしまう。また、特許文献2は、彩度補正の対象画像の色成分間の関係を十分に考慮していない。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、かすみ補正が適用された画像の画質を向上させる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は、画像に基づいて、かすみ補正のための評価画像を生成する評価画像生成手段と、前記評価画像に基づいて、前記かすみ補正のための透過マップを生成する透過マップ生成手段と、前記評価画像に対して、前記透過マップに基づく前記かすみ補正を適用する第1の補正手段と、前記画像に対して、前記透過マップに基づく前記かすみ補正を適用する第2の補正手段と、前記かすみ補正の適用前後の前記評価画像の変化量に基づいて、前記かすみ補正を適用済みの前記画像の明るさを補正する第3の補正手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、かすみ補正が適用された画像の画質を向上させることが可能となる。
【0010】
なお、本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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