TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025107380
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025078353,2021051379
出願日2025-05-09,2021-03-25
発明の名称被膜形成方法
出願人ベック株式会社
代理人
主分類B05D 1/40 20060101AFI20250710BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】
酸化硬化型樹脂を含む被覆材の密着性、耐リフティング性等を改善することを目的とする。
【解決手段】
脂肪族炭化水素含有溶剤(C)に可溶な可溶型樹脂であって重量平均分子量が2000~20000である酸化硬化型樹脂(A1)、脂肪族炭化水素含有溶剤(C)に可溶な可溶型樹脂であって重量平均分子量が28000~300000である酸化硬化型樹脂(A2)、金属ドライヤー(B)、及び脂肪族炭化水素含有溶剤(C)を均一に混合して被覆材を製造し、基材に対し、エポキシ樹脂下塗材を塗付した後、上記被覆材を塗付することを特徴とする。
【選択図】なし



特許請求の範囲【請求項1】
脂肪族炭化水素含有溶剤(C)に可溶な可溶型樹脂であって重量平均分子量が2000~20000である酸化硬化型樹脂(A1)、脂肪族炭化水素含有溶剤(C)に可溶な可溶型樹脂であって重量平均分子量が28000~300000である酸化硬化型樹脂(A2)、金属ドライヤー(B)、及び脂肪族炭化水素含有溶剤(C)を均一に混合して被覆材を製造し、
基材に対し、
エポキシ樹脂
下塗材を塗付した後、上記被覆材を塗付することを特徴とする被膜形成方法。
続きを表示(約 82 文字)【請求項2】
上記酸化硬化型樹脂(A1)と上記酸化硬化型樹脂(A2)の混合比は、固形分重量比99:1~50:50である請求項1記載の被膜形成方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、新規な被覆材、及び被膜形成方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建築物、土木構造物等においては、その基材の機能性付与、及び保護や美観性の向上等を目的として、各種被覆材(下塗材及び上塗材等)を積層して被膜を形成する仕上げが行われている。近年、このような被覆材の分野においては、塗装時の安全性や、作業衛生の点、あるいは大気汚染への影響等を考慮し、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素含有溶剤の使用を抑える動きが強まっている。このような動きに対応するため、脂肪族炭化水素含有溶剤を用いた環境対応型の被覆材が種々提案されている。
【0003】
また、このような環境対応型の被覆材として、酸化硬化型樹脂を使用した被覆材が知られている(特許文献1等)。特許文献1は、不飽和脂肪酸に含まれる反応性二重結合同士の酸化によって架橋反応を生じさせる1液架橋性(硬化型)の被覆材である。このような酸化硬化型樹脂を含む被覆材は、光沢性、作業性に優れることから、上塗材として多く採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-262055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような環境対応型の被覆材を上塗材として使用した際、下塗材の種類によっては被覆材のリフティング等が発生する場合があった。また、光沢性にも劣る場合があった。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたものであり、酸化硬化型樹脂を含む被覆材の耐リフティング性、光沢性等を改善することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような課題を解決するために本発明者らは、鋭意検討の結果、特定の酸化硬化型樹脂を必須成分とする被覆材に想到し、本発明を完成するに到った。
【0008】
すなわち、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.
脂肪族炭化水素含有溶剤(C)に可溶な可溶型樹脂であって重量平均分子量が2000~20000である酸化硬化型樹脂(A1)、脂肪族炭化水素含有溶剤(C)に可溶な可溶型樹脂であって重量平均分子量が28000~300000である酸化硬化型樹脂(A2)、金属ドライヤー(B)、及び脂肪族炭化水素含有溶剤(C)を均一に混合して被覆材を製造し、
基材に対し、
エポキシ樹脂
下塗材を塗付した後、上記被覆材を塗付することを特徴とする被膜形成方法。
2.
上記酸化硬化型樹脂(A1)と上記酸化硬化型樹脂(A2)の混合比は、固形分重量比99:1~50:50である1.記載の被膜形成方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明の被覆材によれば、耐リフティング性等に優れた被膜を形成することができる。さらに、光沢等の仕上がり性等においても有利な効果を得ることができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ベック株式会社
被覆材
16日前
ベック株式会社
被膜形成方法
1か月前
ベック株式会社
被覆材
16日前
ベック株式会社
被膜形成方法
2日前
ベック株式会社
装飾被膜の形成方法、及び装飾被膜
9日前
ベック株式会社
被膜形成方法
1か月前
ベック株式会社
被膜形成方法
1か月前
株式会社吉野工業所
キャップ
10日前
プルガティオ株式会社
噴霧装置
17日前
プルガティオ株式会社
噴霧装置
17日前
プルガティオ株式会社
噴霧装置
17日前
株式会社吉野工業所
ポンプ式吐出器
12日前
株式会社吉野工業所
吐出器
16日前
株式会社吉野工業所
吐出器
10日前
株式会社大関
塗装用ローラとその製造方法
1か月前
ヤマホ工業株式会社
液体散布杆
2か月前
株式会社吉野工業所
ノズル部材
10日前
リンテック株式会社
機能性層の製造方法
1か月前
株式会社吉野工業所
吐出器
9日前
株式会社吉野工業所
吐出器
9日前
ライオン株式会社
吐出用器具
1か月前
菊水化学工業株式会社
塗装方法
2か月前
日産自動車株式会社
インクジェットヘッド
11日前
ライオン株式会社
吐出用器具
1か月前
株式会社IEC
補助装置
1か月前
株式会社カネカ
積層体の製造方法、及び成形体の製造方法
2か月前
株式会社JVCケンウッド
噴霧装置、及び噴霧方法
2か月前
株式会社カーメイト
超音波型ミスト発生装置
2か月前
個人
噴射ノズル
2か月前
日産自動車株式会社
液滴吐出装置
12日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
1か月前
株式会社IEC
塗料供給装置
1か月前
ナブテスコ株式会社
塗布装置及び塗布方法
1か月前
株式会社リコー
液体吐出部、印刷装置、印刷方法
1か月前
株式会社スリーボンド
掻き取り装置
23日前
積水化学工業株式会社
耐火材料のコーティング方法
1か月前
続きを見る