TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025107783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024001216
出願日2024-01-09
発明の名称表示制御装置
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G09G 3/36 20060101AFI20250714BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示に必要なデータに重畳するノイズを除去する表示制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】表示パネル用の駆動回路を制御する表示制御装置であって、データイネーブル信号及び画像信号を用いて垂直同期信号の異常の発生を監視し、垂直同期信号の異常を検知した場合に第1異常検知信号を出力する第1監視部と、前記データイネーブル信号及び前記画像信号を用いて水平同期信号の異常の発生を監視し、前記水平同期信号の異常を検知した場合に第2異常検知信号を出力する第2監視部と、前記データイネーブル信号を用いて前記画像信号の異常の発生を監視し、前記画像信号の異常を検知した場合に第3異常検知信号を出力するするとともに、前記第1異常検知信号又は前記第2異常検知信号が出力されている場合に前記データイネーブル信号及び前記画像信号を出力しない第3監視部と、を備える表示制御装置が提供される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
表示パネル用の駆動回路を制御する表示制御装置であって、
データイネーブル信号及び画像信号を用いて垂直同期信号の異常の発生を監視し、垂直同期信号の異常を検知した場合に第1異常検知信号を出力する第1監視部と、
前記データイネーブル信号及び前記画像信号を用いて水平同期信号の異常の発生を監視し、前記水平同期信号の異常を検知した場合に第2異常検知信号を出力する第2監視部と、
前記データイネーブル信号を用いて前記画像信号の異常の発生を監視し、前記画像信号の異常を検知した場合に第3異常検知信号を出力するするとともに、前記第1異常検知信号又は前記第2異常検知信号が出力されている場合に前記データイネーブル信号及び前記画像信号を出力しない第3監視部と、
を備える表示制御装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第1監視部は、前記垂直同期信号の立ち上がりから立ち下がりまでの期間に前記データイネーブル信号及び前記画像信号がハイ状態となった場合に第1異常検知信号を出力する、請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記第2監視部は、前記水平同期信号の立ち上がりから立ち下がりまでの期間に前記データイネーブル信号及び前記画像信号がハイ状態となった場合に第2異常検知信号を出力する、請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記第1異常検知信号、前記第2異常検知信号又は前記第3異常検知信号の少なくともいずれかが出力されている場合に、前記駆動回路に直前の表示状態を前記表示パネルに維持させる異常検知部をさらに備える、請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項5】
シリアル映像信号を、前記垂直同期信号、前記水平同期信号、前記データイネーブル信号及び前記画像信号に変換する変換部をさらに備える、請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記シリアル映像信号は低電圧差動信号である、請求項5に記載の表示制御装置。
【請求項7】
表示パネル用の駆動回路を制御する表示制御装置であって、
垂直同期信号の立ち上がり及び立ち下がりを検知後に、水平同期信号の立ち上がり及び立ち下がりを所定数検知するまで、前記垂直同期信号の立ち上がり及び立ち下がりを無視する垂直同期信号監視部と、
前記水平同期信号の立ち下がりから立ち上がりまでの間の前記垂直同期信号の立ち上がり及び立ち下がりを計数し、計数した値が設定値と異なる場合に異常検知信号を出力する異常検知部と、
を備える表示制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
表示装置がデータに基づき表示を行う際には、同期信号に基づきデータの送受信及び走査ラインの切り替えを行う。同期信号は表示を行う際に重要な信号であるため、同期信号の波形が仕様(条件)を満たさない波形となった場合、異常な表示が行われることがある。そこで、例えば特許文献1で開示されているように、同期信号に重畳するノイズを除去して正しい画像が表示されるようにすることを目的とした技術が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-191235号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、表示装置には同期信号の他にも表示に必要なデータがあり、そのようなデータについてもノイズが重畳する場合がある。そのため、同期信号を含めて表示に必要なデータに重畳するノイズを除去することが求められる。
【0005】
本開示は、上記の点に鑑みてなされたものであり、表示に必要なデータに重畳するノイズを除去する表示制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある観点によれば、表示パネル用の駆動回路を制御する表示制御装置であって、データイネーブル信号及び画像信号を用いて垂直同期信号の異常の発生を監視し、垂直同期信号の異常を検知した場合に第1異常検知信号を出力する第1監視部と、前記データイネーブル信号及び前記画像信号を用いて水平同期信号の異常の発生を監視し、前記水平同期信号の異常を検知した場合に第2異常検知信号を出力する第2監視部と、前記データイネーブル信号を用いて前記画像信号の異常の発生を監視し、前記画像信号の異常を検知した場合に第3異常検知信号を出力するするとともに、前記第1異常検知信号又は前記第2異常検知信号が出力されている場合に前記データイネーブル信号及び前記画像信号を出力しない第3監視部と、を備える表示制御装置が提供される。
【0007】
前記第1監視部は、前記垂直同期信号の立ち上がりから立ち下がりまでの期間に前記データイネーブル信号及び前記画像信号がハイ状態となった場合に第1異常検知信号を出力してもよい。
【0008】
前記第2監視部は、前記水平同期信号の立ち上がりから立ち下がりまでの期間に前記データイネーブル信号及び前記画像信号がハイ状態となった場合に第2異常検知信号を出力してもよい。
【0009】
前記第1異常検知信号、前記第2異常検知信号又は前記第3異常検知信号の少なくともいずれかが出力されている場合に、前記駆動回路に直前の表示状態を前記表示パネルに維持させる異常検知部をさらに備えてもよい。
【0010】
シリアル映像信号を、前記垂直同期信号、前記水平同期信号、前記データイネーブル信号及び前記画像信号に変換する変換部をさらに備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ローム株式会社
光センサ
14日前
ローム株式会社
半導体装置
13日前
ローム株式会社
半導体装置
7日前
ローム株式会社
チップ部品
15日前
ローム株式会社
半導体装置
20日前
ローム株式会社
テスト回路
14日前
ローム株式会社
半導体装置
20日前
ローム株式会社
電力制御回路
1日前
ローム株式会社
電池監視装置
1日前
ローム株式会社
水晶発振回路
1日前
ローム株式会社
表示制御装置
1日前
ローム株式会社
電流測定回路
1日前
ローム株式会社
半導体発光装置
20日前
ローム株式会社
オシレータ回路
15日前
ローム株式会社
半導体発光装置
20日前
ローム株式会社
ワイヤレス送信機
21日前
ローム株式会社
グリッジ除去回路
1日前
ローム株式会社
チップインダクタ
15日前
ローム株式会社
セルバランス回路
1日前
ローム株式会社
半導体集積回路装置
21日前
ローム株式会社
スイッチング電源装置
21日前
ローム株式会社
アンプ及びモータ装置
13日前
ローム株式会社
半導体装置および車両
21日前
ローム株式会社
表示ドライバ及び表示装置
1日前
ローム株式会社
半導体装置及びその製造方法
21日前
ローム株式会社
光センサおよび光学ユニット
16日前
ローム株式会社
表示装置及びソースドライバ
15日前
ローム株式会社
表示装置及びソースドライバ
15日前
ローム株式会社
半導体装置及びその製造方法
14日前
ローム株式会社
半導体装置および表示システム
20日前
ローム株式会社
半導体装置および表示システム
20日前
ローム株式会社
半導体装置、および通信システム
21日前
ローム株式会社
センサ装置の製造方法及びセンサ装置
20日前
ローム株式会社
駆動回路、半導体装置、および電源装置
14日前
ローム株式会社
チップ部品およびチップ部品の製造方法
15日前
ローム株式会社
インタフェース回路、および半導体装置
14日前
続きを見る