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公開番号2025108637
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2025068539,2023171783
出願日2025-04-18,2017-10-23
発明の名称電子タバコカートリッジ用充填物の製造方法
出願人Future Technology株式会社
代理人
主分類A24B 3/14 20060101AFI20250715BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】タバコ植物或いは非タバコ植物を用いた電子タバコカートリッジ用充填物の製造方法を提供する。
【解決手段】タバコ植物或いは非タバコ植物の乾燥粉砕物にエアロゾルフォーマと水とカルボキシメチルセルロースナトリウム塩を添加し混合してタバコ植物或いは非タバコ植物、水混合物のスラリーを得る湿式混合工程と、湿式混合工程で得られたスラリーをシート化し、含水シートを得るシート作成工程と、シート作成工程で得られた含水シートを所望の形状に成形して成形シートを得るシート成形工程と、成形シートを乾燥し、所望の含水量にした乾燥シートを得る乾燥工程と、乾燥シートを平板状、片状、短冊状、棒状、繊維状、フレーク状、粉体、顆粒、ペレット、ストランド、多孔質状、ブロック状、およびペースト状のいずれかの形状に成形する工程と、を有し、湿式混合工程では、水を複数回添加し、シート作成工程ではエアロゾルフォーマを添加する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タバコ植物或いは非タバコ植物の乾燥粉砕物にエアロゾルフォーマと水とカルボキシメチルセルロースナトリウム塩を添加し混合してタバコ植物或いは非タバコ植物、水混合物のスラリーを得る湿式混合工程と、
前記湿式混合工程で得られた前記スラリーのシート化し、含水シートを得るシート作成工程と、
前記シート作成工程で得られた前記含水シートを所望の形状に成形して成形シートを得るシート成形工程と、
前記成形シートを乾燥し、所望の含水量にした乾燥シートを得る乾燥工程と、
前記乾燥シートを平板状、片状、短冊状、棒状、繊維状、フレーク状、粉体、顆粒、ペレット、ストランド、多孔質状、ブロック状、およびペースト状のいずれかの形状に成形する工程と、を有し、
前記湿式混合工程では、水を複数回添加し、
前記シート作成工程では、エアロゾルフォーマを添加する、
ことを特徴とする、電子タバコカートリッジ用充填物の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、非タバコ植物を用いた電子タバコカートリッジに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、タバコの禁煙の傾向に合わせるために、火炎を用いることなく、タバコの成分を含むカートリッジを加熱して、気化したタバコ成分を吸引することで、タバコを楽しむための電子タバコ製品が普及し始めている。このような電子タバコ用カートリッジに充填するタバコ充填物の製造方法としては、タバコ葉を粉末化して、水性スラリーとしたのちにシート化し、オイルやグリセリンをシートに加えて、乾燥させる方法がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2010-520764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、嗜好の多様化からタバコ成分を含まない植物の芳香や味わいを電子タバコ同様に火炎を用いずに楽しむためのカートリッジ製品が求められている。しかしながら、従来の技術には、タバコ以外の植物を用いた電子タバコカートリッジ用充填物についての製造方法は開示されていない。
【0005】
そこで、本発明の目的は、タバコの成分を含まない植物の芳香や味わいを楽しむことができる非タバコ植物を用いた電子タバコカートリッジ用充填物の製造方法、および非タバコ植物を用いた電子タバコカートリッジ用充填物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、非タバコ植物を使用した電子タバコカートリッジ用充填物の製造方法は、非タバコ植物乾燥粉砕物にエアロゾルフォーマと水を添加し混合し、非タバコ植物、エアロゾルフォーマ、水混合物を得る工程と、前記非タバコ植物、エアロゾルフォーマ、水混合物を有する含水シートを作成する工程、前記含水シートを成形し成形含水シートを得る成形工程があり、前記成形含水シートを乾燥し、所望の含水量にした乾燥シートを得る乾燥工程と、前記乾燥シートを成形し所望の形態とする工程を有することを特徴とする非タバコ植物を使用することに特徴を有する。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、非タバコ植物にエアロゾルフォーマと水を添加し混合する工程の後に、更に水を添加し混合し非タバコ植物、エアロゾルフォーマ、水混合物を得る工程を有することを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記非タバコ植物にエアロゾルフォーマと水を添加し混合する工程において低級モノアルコールを添加することを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記低級モノアルコールの添加量は、前記非タバコ植物100質量部に対して、0.1質量部以上10質量部以下であることを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1~4に記載の発明において、前記含水シートを成形し成形含水シートを得る成形工程において、プレスロールを用い、複数回のプレスをおこなう際に、途中で、水を加えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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