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公開番号
2025109380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003228
出願日
2024-01-12
発明の名称
取引処理装置及び情報処理プログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07G
1/12 20060101AFI20250717BHJP(チェック装置)
要約
【課題】 取引商品と取引商品から除外された商品との区別が困難となる状況が生じることを防止する。
【解決手段】 実施形態の取引処理装置は、記憶手段、追加手段、除外手段及び無効化手段を備える。記憶手段は、取引商品のリストを記憶する。追加手段は、操作者による追加指示に応じて、当該追加指示の対象となった商品を記憶手段により記憶されているリストに取引商品として追加する。除外手段は、操作者による除外指示に応じて、当該除外指示の対象となった取引商品を記憶手段により記憶されているリストから除外する。無効化手段は、複数の操作者区分のうちの一部として予め定められた制限区分に属する操作者による追加指示を受けている間には、除外手段を無効化する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
取引商品のリストを記憶する記憶手段と、
操作者による追加指示に応じて、当該追加指示の対象となった商品を前記記憶手段により記憶されているリストに取引商品として追加する追加手段と、
前記操作者による除外指示に応じて、当該除外指示の対象となった取引商品を前記記憶手段により記憶されているリストから除外する除外手段と、
複数の操作者区分のうちの一部として予め定められた制限区分に属する操作者による追加指示を受けている間には、前記除外手段を無効化する無効化手段と、
を具備した取引処理装置。
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【請求項2】
前記複数の操作者区分には、店員が属する操作者区分と、客が属する操作者区分とを含み、店員が属する操作者区分は前記制限区分とせず、客が属する操作者区分を前記制限区分とする、
請求項1に記載の取引処理装置。
【請求項3】
前記複数の操作者区分には、除外権限を持った店員が属する操作者区分と、除外権限を持たない店員が属する操作者区分とを含み、除外権限を持った店員が属する操作者区分は前記制限区分とせず、除外権限を持たない店員が属する操作者区分を前記制限区分とする、
請求項1に記載の取引処理装置。
【請求項4】
商品に記録された商品識別子を読み取る読取手段、をさらに備え、
前記追加手段は、前記読取手段により商品識別子が読み取られた場合に、この読み取られた商品識別子で識別される商品を対象とした追加指示がなされたとする、
請求項1に記載の取引処理装置。
【請求項5】
前記除外手段は、前記記憶手段により記憶されているリストに含まれる取引商品の数量としてゼロが指定された場合に、数量をゼロとすることにより該当の取引商品を前記記憶手段により記憶されているリストから除外し、
前記無効化手段は、前記除外手段が数量をゼロとすることを禁止する、
請求項1に記載の取引処理装置。
【請求項6】
取引商品のリストを記憶する記憶手段と、
操作者による追加指示に応じて、当該追加指示の対象となった商品を前記記憶手段により記憶されているリストに取引商品として追加する追加手段と、
前記操作者による変更指示に応じて、前記記憶手段により記憶されているリストに含まれる取引商品の数量を変更するもので、前記操作者が複数の操作者区分のうちの一部として予め定められた制限区分に属する場合には、数量をゼロには変更しない変更手段と、
を具備した取引処理装置。
【請求項7】
取引商品のリストを記憶する記憶手段を備えた取引処理装置を制御するコンピュータを、
操作者による追加指示に応じて、当該追加指示の対象となった商品を前記記憶手段により記憶されているリストに取引商品として追加する追加手段と、
前記操作者による除外指示に応じて、当該除外指示の対象となった取引商品を前記記憶手段により記憶されているリストから除外する除外手段と、
複数の操作者区分のうちの一部として予め定められた制限区分に属する操作者による追加指示を受けている間には、前記除外手段を無効化する無効化手段と、
して機能させるための情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、取引処理装置及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
POS端末装置では、例えば商品にバーコードとして記録された商品コードを読み取ることで、当該商品コードで識別される商品を取引商品として登録する。そしてこのように一旦は取引商品として登録した商品を、例えばタッチパネルなどでの操作に応じて取引商品から除外することを可能としている。
しかしながら、取引商品として登録済みの複数の商品のうちの一部が取引商品から除外された場合には、該当の複数の商品のうちのいずれが除外された商品であるのかの区別が困難となる場合があった。
このため、取引商品から除外された商品が取引商品に混ざって持ち出されてしまうといった不具合が生じる恐れがあった。
このような事情から、取引商品と取引商品から除外された商品との区別が困難となる状況が生じることを防止できることが望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4222054号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、取引商品と取引商品から除外された商品との区別が困難となる状況が生じることを防止できる取引処理装置及び情報処理プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の取引処理装置は、記憶手段、追加手段、除外手段及び無効化手段を備える。記憶手段は、取引商品のリストを記憶する。追加手段は、操作者による追加指示に応じて、当該追加指示の対象となった商品を記憶手段により記憶されているリストに取引商品として追加する。除外手段は、操作者による除外指示に応じて、当該除外指示の対象となった取引商品を記憶手段により記憶されているリストから除外する。無効化手段は、複数の操作者区分のうちの一部として予め定められた制限区分に属する操作者による追加指示を受けている間には、除外手段を無効化する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
一実施形態に係るチェックアウト装置の外観の斜視図。
図1に表すチェックアウト装置の要部回路構成を示すブロック図。
操作者テーブルに含まれるデータレコードの1つの構成を模式的に表す図。
取引データの構造を模式的に表す図。
取引処理のフローチャート。
取引処理のフローチャート。
第1の登録画面の一例を表す図。
第2の登録画面の一例を表す図。
第1のプルダウンメニューを含む第1の登録画面の一例を表す図。
第2のプルダウンメニューを含む第2の登録画面の一例を表す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施の形態について図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、取引処理装置としての機能を備えたチェックアウト装置を例に説明する。
図1は本実施形態に係るチェックアウト装置1の外観の斜視図である。なおチェックアウト装置1は、POS端末、あるいはレジ装置とも称される。
【0008】
チェックアウト装置1は、本体100、テーブル200及び置き台300を含む。
本体100は、タッチパネル101、スキャナ窓102、ハンディスキャナ103、レシート発行口104、カード差込口105、硬貨投入皿106、釣銭皿107、紙幣挿入口108、紙幣排出口109、警報ランプ110及び監視カメラ111を含む。
【0009】
タッチパネル101は、操作者に各種の情報を報知するための各種の画面を表示する。当該各種の画面は、一部がGUI(graphical user interface)を構成するものであって、タッチパネル101はGUIの操作のためのタッチ操作を受け付ける。つまりタッチパネル101は、表示デバイスであり、入力デバイスでもある。
【0010】
スキャナ窓102は、本体100に形成した開口を透明な樹脂またはガラスなどで覆って形成される。スキャナ窓102は、スキャナ窓102の前に操作者により翳された商品を、本体100の内部に配置される固定スキャナによりスキャン可能とする。固定スキャナについては後述する。
(【0011】以降は省略されています)
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