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公開番号2025110233
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024004052
出願日2024-01-15
発明の名称自動販売機
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07F 9/00 20060101AFI20250718BHJP(チェック装置)
要約【課題】製造コストの低減化を図ること。
【解決手段】商品を選択する商品選択ボタン16と、所定の通信可能領域に保持された記録媒体との間で情報の読み書きを行って決済処理を実行する決済処理部23とを備え、商品選択ボタン16が操作された後に決済処理部23で決済処理が実行されることにより、該商品選択ボタン16に対応付けられたコラムより商品を払い出して販売する自販機制御部30を有する自動販売機1であって、商品選択ボタン16の複数がユニット化されることにより構成され、かつ自販機制御部30と通信可能に接続された複数の選択ボタンユニット25と、自身が操作されることにより商品選択ボタン16での商品の選択をキャンセルするキャンセルボタン17とを備え、キャンセルボタン17は、任意の選択ボタンユニット25を構成して自販機制御部30に通信可能に接続される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
商品を選択する商品選択ボタンと、
所定の通信可能領域に保持された記録媒体との間で情報の読み書きを行って決済処理を実行する決済処理部と
を備え、
前記商品選択ボタンが操作された後に前記決済処理部で決済処理が実行されることにより、該商品選択ボタンに対応付けられたコラムより商品を払い出して販売する自販機制御部を有する自動販売機であって、
前記商品選択ボタンの複数がユニット化されることにより構成され、かつ前記自販機制御部と通信可能に接続された複数の選択ボタンユニットと、
自身が操作されることにより前記商品選択ボタンでの商品の選択をキャンセルするキャンセルボタンと
を備え、
前記キャンセルボタンは、任意の選択ボタンユニットを構成して前記自販機制御部に通信可能に接続されることを特徴とする自動販売機。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記商品選択ボタン及び前記キャンセルボタンは、番号が割り付けられた状態で前記自販機制御部に通信可能に接続されており、
前記自販機制御部は、最後の番号が割り付けられたものを前記キャンセルボタンと設定することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
【請求項3】
前記自販機制御部は、自身に通信可能に接続された設定ボタン数が前記商品選択ボタンの合計数以下となる場合にはエラーを出力する一方、前記設定ボタン数が前記合計数よりも1つ多い場合には、最後の番号が割り付けられたものを前記キャンセルボタンと設定することを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動販売機として、投入された貨幣の入出金処理を行う貨幣処理装置を取り外し、所定の通信可能領域に保持された記録媒体との間で情報の読み書きを行って決済処理を実行する決済処理部だけで商品を搬出するものが知られている。このような自動販売機では、貨幣処理装置の取り外しにより返却レバーも取り外されていることから、商品選択ボタンの操作による商品の選択をキャンセルするためのキャンセルボタンが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-51435号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記自動販売機においては、キャンセルボタンが専用の配線を介して自動販売機の動作を制御する自販機制御部に通信可能に接続されるのが一般的であったため、部品点数の増加による製造コストの増大化を招来していた。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、製造コストの低減化を図ることができる自動販売機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る自動販売機は、商品を選択する商品選択ボタンと、所定の通信可能領域に保持された記録媒体との間で情報の読み書きを行って決済処理を実行する決済処理部とを備え、前記商品選択ボタンが操作された後に前記決済処理部で決済処理が実行されることにより、該商品選択ボタンに対応付けられたコラムより商品を払い出して販売する自販機制御部を有する自動販売機であって、前記商品選択ボタンの複数がユニット化されることにより構成され、かつ前記自販機制御部と通信可能に接続された複数の選択ボタンユニットと、自身が操作されることにより前記商品選択ボタンでの商品の選択をキャンセルするキャンセルボタンとを備え、前記キャンセルボタンは、任意の選択ボタンユニットを構成して前記自販機制御部に通信可能に接続されることを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記自動販売機において、前記商品選択ボタン及び前記キャンセルボタンは、番号が割り付けられた状態で前記自販機制御部に通信可能に接続されており、前記自販機制御部は、最後の番号が割り付けられたものを前記キャンセルボタンと設定することを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記自動販売機において、前記自販機制御部は、自身に通信可能に接続された設定ボタン数が前記商品選択ボタンの合計数以下となる場合にはエラーを出力する一方、前記設定ボタン数が前記合計数よりも1つ多い場合には、最後の番号が割り付けられたものを前記キャンセルボタンと設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、自身が操作されることにより商品選択ボタンでの商品の選択をキャンセルするキャンセルボタンが、任意の選択ボタンユニットを構成して自販機制御部に通信可能に接続されるので、キャンセルボタンを自販機制御部に通信可能に接続するための専用の配線が不要となり、部品点数の削減により製造コストの低減化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機の正面図である。
図2は、本発明の実施の形態である自動販売機の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。
図3は、図2に示した自販機制御部が実施する設定制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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