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公開番号
2025110769
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004802
出願日
2024-01-16
発明の名称
電子回路装置及び電子回路装置の製造方法
出願人
新電元工業株式会社
代理人
めぶき弁理士法人
主分類
H05K
5/00 20250101AFI20250722BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】重量の増大及び外形形状の大型化を抑制することが可能であり、かつ、使用中の第2基板の撓みを抑制することが可能な電子回路装置を提供することを目的とする。
【解決手段】一方向が開口しているケース10と、ケース10の内部に配置された第1基板20と、第1基板20に実装された第1基板上構造物22と、第1基板20よりもケース10の開口側に配置された第2基板30と、第2基板30に実装された第2基板上構造物32と、第1封止体40と、第2封止体42とを備える電子回路装置1。電子回路装置1は、第1封止体40が充填されていない凹部52を形成している封止体表面調整部材50と、第1基板20よりもケース10の開口側において第2基板30を固定する固定部材60とをさらに備え、第2基板上構造物32のうち少なくとも1つは、先端が凹部52の底面に対向している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
底板と側板とを有し、一方向が開口しているケースと、
前記ケースの内部に配置された第1基板と、
前記第1基板に実装された第1基板上構造物と、
前記第1基板よりも前記ケースの開口側に配置された第2基板と、
前記第2基板に実装された第2基板上構造物と、
前記ケースの内部に充填され、前記第1基板及び前記第1基板上構造物の少なくとも一部を封止する第1封止体と、
前記ケースの内部に充填され、前記第2基板及び前記第2基板上構造物を封止する第2封止体とを備える電子回路装置であって、
前記電子回路装置は、
前記第1基板の前記ケースの開口側に配置され、前記第1封止体の表面を前記第1基板側に凹ませて前記第1封止体が充填されていない凹部を形成している封止体表面調整部材と、
前記第1基板の前記ケースの開口側に配置され、前記第1基板よりも前記ケースの開口側において前記第2基板を固定する固定部材とをさらに備え、
前記凹部の内部には、前記第2封止体が充填され、
前記第2基板上構造物のうち少なくとも1つは、前記第2基板の前記第1基板側に実装され、先端が前記凹部の底面に対向していることを特徴とする電子回路装置。
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【請求項2】
前記固定部材は、前記第1基板から突出するピン状の部材であり、前記第2基板とは接合材により固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電子回路装置。
【請求項3】
前記固定部材は、前記封止体表面調整部材の位置決めも行うものであることを特徴とする請求項1に記載の電子回路装置。
【請求項4】
前記第2基板上構造物のうち少なくとも1つは、先端側の少なくとも一部が前記凹部の内部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子回路装置。
【請求項5】
前記凹部は、前記封止体表面調整部材に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子回路装置。
【請求項6】
前記封止体表面調整部材には、前記ケースの開口側から前記第1基板側に貫通する貫通穴が形成され、
前記貫通穴の一端は、前記第1基板及び前記第1基板上構造物の少なくとも一方により塞がれ、
前記凹部は、前記貫通穴並びに前記貫通穴の一端を塞ぐ前記第1基板及び前記第1基板上構造物の少なくとも一方の組み合わせにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子回路装置。
【請求項7】
底板と側板とを有し、一方向が開口しているケースの内部に、第1基板上構造物が実装された第1基板を配置する第1基板配置工程と、
前記ケースの内部に第1封止体を充填し、前記第1基板及び前記第1基板上構造物の少なくとも一部を封止する第1封止工程と、
前記第1基板よりも前記ケースの開口側に、第2基板上構造物が実装された第2基板を配置する第2基板配置工程と、
前記ケースの内部に第2封止体を充填し、前記第2基板及び前記第2基板上構造物を封止する第2封止工程とを含む電子回路装置の製造方法であって、
前記第2基板配置工程の開始時より前に、前記第1基板の前記ケースの開口側に、前記第1封止体の表面を前記第1基板側に凹ませて前記第1封止体が充填されていない凹部を形成するための封止体表面調整部材、及び、前記第2基板を固定するための固定部材を配置し、
前記第2基板配置工程においては、前記第2基板を、前記第2基板上構造物のうち少なくとも1つが前記第1基板側に存在し、かつ、その先端が前記凹部の底面に対向するように配置し、
前記第2基板配置工程と前記第2封止工程との間に、前記第1基板よりも前記ケースの開口側において前記固定部材に前記第2基板を固定する固定工程をさらに含むことを特徴とする電子回路装置の製造方法。
【請求項8】
前記固定部材は、前記第1基板から突出するピン状の部材であり、
前記固定工程においては、前記固定部材と前記第2基板とを接合材により固定することを特徴とする請求項7に記載の電子回路装置の製造方法。
【請求項9】
前記封止体表面調整部材を配置するときにおいては、前記固定部材により前記封止体表面調整部材の位置決めを行うことを特徴とする請求項7に記載の電子回路装置の製造方法。
【請求項10】
第2基板配置工程においては、前記第2基板を、前記第2基板上構造物のうち少なくとも1つの先端側の少なくとも一部が前記凹部の内部に配置されるように配置することを特徴とする請求項7に記載の電子回路装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子回路装置及び電子回路装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ケースに格納された基板及び当該基板に実装された基板上構造物(代表的には電子部品)が封止体(例えば、エポキシ樹脂等の樹脂)により封止された電子回路装置が広く知られている。当該電子回路装置は、例えば、レギュレータ等の車載電装装置の構成要素として用いられる。
【0003】
上記のような電子回路装置においては、2枚以上の基板を用いる場合がある。このような電子回路装置を製造する際には、封止体による封止を基板ごとに実施する製造方法とすることが考えられる。つまり、基板として第1基板と第2基板とを備える電子回路装置を製造する場合には、第1基板の配置、第1封止体による第1基板の封止、第2基板の配置、第2封止体による第2基板の封止をこの順序で実施することが考えられる。なお、当該製造方法においては、第1基板上に設けられたコネクタや端子等への他部品(ハーネスやケーブル等)の接続を、第1基板の封止をおこなった後、第2基板を配置する前に実施する。
【0004】
上記の製造方法により製造された電子回路装置によれば、他部品の接続時に発生する現象による第1基板及び基板上構造物への影響(端子間ショート等)を抑制することが可能となる。他部品の接続時に発生する現象としては、当該接続がはんだ付けによるものであればはんだボールの飛散を挙げることができ、当該接続が溶接によるものであれば火花の飛散を挙げることができる。
【0005】
ところで、基板に実装される基板上構造物のサイズや形状は様々であり、中には高さが高くなりがちなものも存在する。このような基板上構造物としては、チップ電解コンデンサを例示することができる。
【0006】
第2基板から突出している第2基板上構造物をケースの開口側に向けた電子回路装置として、従来の電子回路装置901を例示することができる。電子回路装置901は、図9に示すように、ケース910と、第1基板920と、第1基板上構造物922と、第2基板930と、第2基板上構造物932と、第1封止体940と、第2封止体942とを備える。なお、符号100で示すのは電子回路装置901と接続された他部品である。
【0007】
電子回路装置901のように、第2基板930から突出している第2基板上構造物932をケース910の開口側に向けた場合には、第2基板930及び第2基板上構造物932を封止するのに必要な第2封止体942の量が多くなり、ケース910も大型のものが必要となるため、重量の増大及び外形形状の大型化という課題の解決が困難となる。
【0008】
また、第2基板上構造物を第1基板側に向けた電子回路装置として、従来の電子回路装置902を例示することができる。電子回路装置902は、図10に示すように、電子回路装置901と基本的に同様の構成を有するが、第2基板上構造物932が第1基板920側を向いている。
【0009】
第2基板上構造物932を第1基板920側に向けた場合、第1封止体940と第2基板上構造物932とが干渉する。このため、第2基板上構造物932を第1基板920側に向けた場合であっても、やはり重量の増大及び外形形状の大型化という課題の解決が困難となる。
【0010】
このため、モールド部材やカバー部材を用いる方法(例えば、特許文献1,2参照。)や、電子部品を覆うネットを用いる方法(例えば、特許文献3参照。)を応用し、第1封止体の表面に凹部を形成することが考えられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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