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公開番号2025110802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004853
出願日2024-01-16
発明の名称電気接続部品及び電子装置
出願人サイントル株式会社,国立大学法人 東京大学
代理人弁理士法人iX
主分類H05K 1/09 20060101AFI20250722BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】接続特性を向上できる電気接続部品及び電子装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、電気接続部品は、第1部分及び第2部分を含み、複数の第1導電性ファイバを含む第1導電部材と、第3部分及び第4部分を含み、複数の第2導電性ファイバを含む第2導電部材と、中間領域及び孔を含む中間部材と、を含む。前記中間領域は、前記第1部分と前記第3部分との間に設けられる。前記第2部分及び前記第4部分は、前記孔の中において、互いに電気的に接続される。前記第1部分から前記第3部分への第1方向に対して垂直な第2方向において、前記第2部分に含まれる前記複数の第1導電性ファイバの1つの少なくとも一部は、前記第4部分に含まれる前記複数の第2導電性ファイバの1つの少なくとも一部と、前記第4部分に含まれる前記複数の第2導電性ファイバの別の1つの少なくとも一部と、の間にある。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
第1部分及び第2部分を含み、複数の第1導電性ファイバを含む第1導電部材と、
第3部分及び第4部分を含み、複数の第2導電性ファイバを含む第2導電部材と、
中間領域及び孔を含む中間部材と、
を備え、
前記中間領域は、前記第1部分と前記第3部分との間に設けられ、
前記第2部分及び前記第4部分は、前記孔の中において、互いに電気的に接続され、
前記第1部分から前記第3部分への第1方向に対して垂直な第2方向において、前記第2部分に含まれる前記複数の第1導電性ファイバの1つの少なくとも一部は、前記第4部分に含まれる前記複数の第2導電性ファイバの1つの少なくとも一部と、前記第4部分に含まれる前記複数の第2導電性ファイバの別の1つの少なくとも一部と、の間にある、電気接続部品。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記第2方向において、前記第4部分に含まれる前記複数の第2導電性ファイバの前記1つの前記少なくとも一部は、前記第2部分に含まれる前記複数の第1導電性ファイバの前記1つの前記少なくとも一部と、前記第2部分に含まれる前記複数の第1導電性ファイバの別の1つの少なくとも一部と、の間にある、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項3】
前記中間部材は、絶縁性を有する、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項4】
前記中間部材は、不織布または織布を含む、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項5】
複数の第1導電性ファイバの前記1つは、第1芯部材と、第1導電層と、を含み、
前記第1芯部材は、前記第1芯部材の延びる第1延在方向に沿う第1側面を含み、
前記第1導電層は、前記第1側面に設けられた、請求項1~4のいずれか1つに記載の電気接続部品。
【請求項6】
請求項1に記載の電気接続部品と、
前記第2導電部材と電気的に接続された回路部と、
を備えた電子装置。
【請求項7】
前記第1導電部材に固定された粘着層をさらに備えた、請求項6に記載の電子装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電気接続部品及び電子装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、電気接続部品が、各種の電子装置に用いられる。電気接続部品において、安定した接続特性が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-37936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態は、接続特性を向上できる電気接続部品及び電子装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、電気接続部品は、第1部分及び第2部分を含み、複数の第1導電性ファイバを含む第1導電部材と、第3部分及び第4部分を含み、複数の第2導電性ファイバを含む第2導電部材と、中間領域及び孔を含む中間部材と、を含む。前記中間領域は、前記第1部分と前記第3部分との間に設けられる。前記第2部分及び前記第4部分は、前記孔の中において、互いに電気的に接続される。前記第1部分から前記第3部分への第1方向に対して垂直な第2方向において、前記第2部分に含まれる前記複数の第1導電性ファイバの1つの少なくとも一部は、前記第4部分に含まれる前記複数の第2導電性ファイバの1つの少なくとも一部と、前記第4部分に含まれる前記複数の第2導電性ファイバの別の1つの少なくとも一部と、の間にある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る電気接続部品を例示する模式的断面図である。
図2は、第1実施形態に係る電気接続部品の一部の例示する模式図である。
図3(a)及び図3(b)は、第1実施形態に係る電気接続部品の一部を例示する模式的斜視図である。
図4は、第2実施形態に係る電子装置を例示する模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電気接続部品を例示する模式的断面図である。
図2は、第1実施形態に係る電気接続部品の一部の例示する模式図である。
図1に示すように、実施形態に係る電気接続部品110は、第1導電部材10、第2導電部材20、及び、中間部材30を含む。
【0009】
第1導電部材10は、第1部分11及び第2部分12を含む。第1導電部材10は、複数の第1導電性ファイバ10Fを含む(図2参照)。
【0010】
第2導電部材20は、第3部分23及び第4部分24を含む。第2導電部材20は、複数の第2導電性ファイバ20Fを含む(図2参照)。
(【0011】以降は省略されています)

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