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公開番号2025111920
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024005854
出願日2024-01-18
発明の名称遊技機
出願人株式会社オリンピア
代理人個人,個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20250724BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】故障をできるだけ防ぐことができる遊技機を提供する。
【解決手段】メイン基板ユニット410と、冷却ファンの排気口を有するサブ基板ユニットと、を備え、メイン基板ユニット410は、コネクタ430を有するメイン基板と、メイン基板を収納するメイン基板ケース412と、を備え、サブ基板ユニットの排気口と対面するように配置され、メイン基板ケース412には、コネクタ430を露出させるコネクタ開口部が形成され、メイン基板ケース412におけるサブ基板ユニットの排気口と対面する所定領域480には、コネクタ開口部が配置されていない。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
第１基板ユニットと、
冷却ファンの排気口を有する第２基板ユニットと、を備えた遊技機であって、
前記第１基板ユニットは、コネクタを有する第１基板と、前記第１基板を覆う第１基板ケースと、を備え、前記排気口と対面するように配置され、
前記第１基板ケースには、前記コネクタを露出させる第１開口部が形成され、
前記第１基板ケースにおける前記排気口と対面する領域には、前記第１開口部が配置されていない、遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から外周面に図柄が配列された複数のリールを備えた遊技機（回胴式遊技機、スロットマシン）が知られている。この種の遊技機は、メダルやパチンコ玉などの遊技媒体に対して一定の遊技価値を付与し、このような遊技媒体を獲得するための遊技を行うものである。また、この種の遊技機は、遊技者が所定の投入口に遊技媒体を投入して規定投入数の遊技媒体がベットされると、遊技開始操作が可能となり、遊技者の回転開始操作を契機として、内部抽選を行うとともに複数のリールの回転を開始させ、遊技者の停止操作を契機として、内部抽選の結果に応じた態様で複数のリールを停止させる制御を行っている。そして、遊技の結果は、複数のリールが停止した状態における有効ライン上に表示された図柄組合せによって判定され、遊技の結果に応じてメダル等の払い出しなどが行われる。
【０００３】
この種の遊技機では、制御基板と基板カバーからなる基板ユニットに冷却ファンを設け、制御基板を冷却する遊技機が知られており、例えば、液晶画面等により構成される表示部と、表示基板と、表示基板を覆うカバーとからなる表示ユニットの上部に冷却ファンを設けた遊技機が知られている（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００７－１４３９１５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
上記特許文献１に示すような遊技機では、基板ユニット内部への塵や埃などのゴミの侵入を防止して故障をできるだけ防ぐことが求められている。
【０００６】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、故障をできるだけ防ぐことができる遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
（１）本発明は、第１基板ユニットと、冷却ファンの排気口を有する第２基板ユニットと、を備えた遊技機であって、前記第１基板ユニットは、コネクタを有する第１基板と、前記第１基板を覆う第１基板ケースと、を備え、前記排気口と対面するように配置され、前記第１基板ケースには、前記コネクタを露出させる第１開口部が形成され、前記第１基板ケースにおける前記排気口と対面する領域には、前記第１開口部が配置されていない遊技機に関するものである。
【０００８】
本発明では、第１基板ユニットは、第２基板ユニットの冷却ファンの排気口と対面するように配置され、第１基板ケースにおける排気口と対面する領域には、コネクタを露出させる第１開口部を配置していないため、冷却ファンから排出される塵や埃などのゴミが第１基板ケース内にできるだけ侵入しないようにすることができ、第１基板の電子部品やコネクタにゴミが付着することによる故障をできるだけ防ぐことができる。
【０００９】
（２）本発明の遊技機では、第３基板ユニットをさらに備え、前記第１基板ケースにおける前記排気口と対面する領域を所定領域とし、前記第３基板ユニットは、コネクタを有する第３基板と、前記第３基板を覆う第３基板ケースと、を備え、前記排気口から前記所定領域までの空間である所定空間の鉛直下方に配置され、前記第３基板ケースには、前記コネクタを露出させる第３開口部が形成され、前記第３基板ケースにおける前記所定空間の鉛直下方の領域には、前記第３開口部が配置されていないようにしてもよい。
【００１０】
このようにすれば、第３基板ユニットは、冷却ファンの排気口から所定領域までの空間である所定空間の鉛直下方に配置され、第３基板ケースにおける所定空間の鉛直下方の領域には、コネクタを露出させる第３開口部を配置していないため、冷却ファンから排出される塵や埃などのゴミが第３基板ユニット内にできるだけ侵入しないようにすることができ、第３基板のコネクタなどにゴミが付着することによる故障をできるだけ防ぐことができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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