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公開番号
2025113111
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024062607,2024006666
出願日
2024-04-09,2024-01-19
発明の名称
遊技システム
出願人
日本ゲームカード株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250725BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】遊技中の行動から遊技者が遊技にのめり込んでいる状態を判定し、その判定結果に基づく報知を行うことで、より効果的に遊技へののめり込みを抑制できる遊技システムを提供する。
【解決手段】遊技システム1は、条件判定部40fが、入金実行部40dによって遊技用装置12に入金された携帯対応価値の累計額が、遊技当日に所定額に到達するか否かを判定し、条件判定部40fによって所定の条件が満たされたと判定された後は、遊技者が遊技していた遊技店10から他の遊技店10´に移動したとしても、所定の条件が満たされているとの判定結果を維持することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技価値を使用して遊技が可能な遊技機に対応付けて設置される遊技用装置と、遊技者が所有する携帯端末と、前記遊技用装置及び前記携帯端末との通信が可能な管理機能部と、を含む遊技システムであって、
前記管理機能部は、遊技者によるチャージ要求に基づいて、指定された額の有価価値を生成し、前記有価価値を前記携帯端末に対応付けた情報である携帯対応情報を管理する情報管理手段を備え、
前記管理機能部又は前記携帯端末は、前記携帯対応情報のうち、前記情報管理手段によって前記携帯端末に対応付けられた前記有価価値である携帯対応価値を前記情報管理手段から取得して記憶する有価価値記憶手段を備え、
前記管理機能部又は前記携帯端末は、遊技者による使用要求に基づいて、指定された額の前記携帯対応価値を前記有価価値記憶手段から引き落として前記遊技用装置に入金する入金実行手段を備え、
前記遊技用装置は、入金された前記携帯対応価値を直接又は間接的に記憶し、遊技者による変換要求に基づいて、指定された額の前記携帯対応価値を前記遊技価値に変換して前記遊技機に付与する遊技価値付与手段を備え、
前記管理機能部、前記携帯端末又は前記遊技用装置は、前記入金実行手段によって前記遊技用装置に入金された前記携帯対応価値の累計額が所定の条件を満たすか否かを判定する条件判定手段を備え、
前記管理機能部、前記携帯端末又は前記遊技用装置は、前記条件判定手段における判定結果に基づいて、前記所定の条件が満たされたことを報知する報知手段を備え、
前記所定の条件が満たされたと判定された後に、遊技者が前記遊技機及び前記遊技用装置が設置されている遊技店から他の遊技店に移動したとしても、前記所定の条件が満たされているとの判定結果を維持することが可能である、
ことを特徴とする遊技システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技価値を使用して遊技が可能な遊技機に対応付けて設置される遊技用装置と、遊技者が所有する携帯端末と、この遊技用装置及び携帯端末との通信が可能な管理機能部と、を含む遊技システムに関する。
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【背景技術】
【0002】
従来から、遊技媒体として遊技球を使用する「ぱちんこ遊技機」(以下、「ぱちんこ遊技機」を「パチンコ機」という。)や、遊技媒体として遊技メダルを使用する「回胴式遊技機」(以下、「回胴式遊技機」を「パチスロ機」という。)による遊技では、各遊技機のそれぞれに対応付けて遊技用装置が設置されている。遊技用装置は、挿入口から挿入された現金の価値をプリペイド式の有価価値に変換し、この有価価値を遊技店が発行するIC(Integrated Circuit)カード等の記録媒体に関連付けて又は記録して管理する。遊技者は、例えば、記録媒体に関連付けられた有価価値の引き落としと引き換えにして、遊技店から貸し出される遊技媒体、又は、遊技機がいわゆる「スマート遊技機」である場合には、遊技店から付与される実体のない電子データである遊技点を使用して、遊技を楽しむことができる。
【0003】
一方、遊技機による遊技では、遊技者が遊技へ過度にのめり込み、日常生活や社会生活に支障をきたすいわゆるギャンブル等依存症の問題に社会的関心が高まっている。そのため、我が国では、ギャンブル等依存症への対策として「ギャンブル等依存症対策基本法」が施行され、遊技を提供する遊技店等の関係事業者により、ギャンブル等依存症の問題を取り扱う相談機関への支援や、ポスターやステッカー等の掲示物による啓発活動など、依存症の発症予防や再発防止のための種々の取り組みが行われている。
【0004】
ところで、近年、我が国では、クレジットカードやデビットカードによる決済の他、Suica(登録商標)等のICカードに記録されたプリペイド式の電子マネーによる決済や、スマートフォン等の携帯端末を用いたバーコード又はQRコード(登録商標)等の二次元コードによる決済など、現金を使用せずに支払いを行ういわゆるキャッシュレス決済の利用が推し進められている。このような政策は今後産業界全体に普及すると考えられ、現在はプリペイド式の現金による事前チャージのみで遊技が可能な遊技機や遊技用装置においても、キャッシュレス決済が導入される可能性は低くないと考えられる。
【0005】
しかし、例えば、携帯端末を用いた二次元コードによる決済が遊技用装置に導入され、キャッシュレス決済による入金が可能となった場合、遊技者が遊技中に離席することなく過度な入金をして遊技をし続けることが可能となってしまうため、遊技者がより遊技にのめり込んでしまう恐れがある。
そこで、特許文献1では、電子マネーとしての機能を有する携帯電話等の無線通信装置による決済が可能であり、遊技媒体の利用金額に関する情報である利用金額情報と、電子マネーの利用限度額に関する情報であって遊技媒体の利用限度額に関する利用限度額情報とを比較した結果に基づいて決済を行う遊技媒体貸出装置(遊技用装置)が提案されている。この遊技媒体貸出装置は、利用金額情報及び利用限度額情報を、無線通信装置又は店舗サーバから取得するため、遊技者が同一店舗内で遊技を行う遊技機を変えたり、異なる店舗で遊技を行ったりした場合でも、無線通信装置による遊技媒体の貸し出しを適切に制限することができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5091510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1に記載の遊技媒体貸出装置(遊技用装置)のように、例えば、利用限度額として入金額の上限、例えば、1日に入金できる金額を3万円までとする上限を設けることは一般的であり、遊技へののめり込みを防止するという観点では十分な対策とは言えなかった。特に、遊技者は、遊技を開始する前は冷静でも遊技中は興奮状態になるため、一旦遊技を開始した後は適切な判断が困難な状態であることが考えられる。そこで、遊技者が冷静さを欠いている遊技中の行動に着目して、遊技者が遊技にのめり込んでいるとみなせる状態をより適切に判断できる遊技システムがあれば、より効果的に遊技へののめり込みを抑制することができる。
【0008】
そこで、本発明は、遊技中の行動から遊技者が遊技にのめり込んでいる状態を判定し、その判定結果に基づく報知を行うことで、より効果的に遊技へののめり込みを抑制できる遊技システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明に係る遊技システムは、遊技価値を使用して遊技が可能な遊技機に対応付けて設置される遊技用装置と、遊技者が所有する携帯端末と、前記遊技用装置及び前記携帯端末との通信が可能な管理機能部と、を含む遊技システムであって、前記管理機能部は、遊技者によるチャージ要求に基づいて、指定された額の有価価値を生成し、前記有価価値を前記携帯端末に対応付けた情報である携帯対応情報を管理する情報管理手段を備え、前記管理機能部又は前記携帯端末は、前記携帯対応情報のうち、前記情報管理手段によって前記携帯端末に対応付けられた前記有価価値である携帯対応価値を前記情報管理手段から取得して記憶する有価価値記憶手段を備え、前記管理機能部又は前記携帯端末は、遊技者による使用要求に基づいて、指定された額の前記携帯対応価値を前記有価価値記憶手段から引き落として前記遊技用装置に入金する入金実行手段を備え、前記遊技用装置は、入金された前記携帯対応価値を直接又は間接的に記憶し、遊技者による変換要求に基づいて、指定された額の前記携帯対応価値を前記遊技価値に変換して前記遊技機に付与する遊技価値付与手段を備え、前記管理機能部、前記携帯端末又は前記遊技用装置は、前記入金実行手段によって前記遊技用装置に入金された前記携帯対応価値の累計額が所定の条件を満たすか否かを判定する条件判定手段を備え、前記管理機能部、前記携帯端末又は前記遊技用装置は、前記条件判定手段における判定結果に基づいて、前記所定の条件が満たされたことを報知する報知手段を備え、前記有価価値記憶手段は、前記入金実行手段による遊技当日の初回の前記使用要求に基づく前記携帯対応価値の入金時を遊技開始時刻とみなして、前記遊技開始時刻前に前記携帯端末に対応付けられた前記携帯対応価値である遊技前対応価値と、前記遊技開始時刻以降に前記携帯端末に対応付けられた前記携帯対応価値である遊技中対応価値とを区別して記憶する価値識別記憶機能を有し、前記所定の条件は、前記累計額のうち、前記遊技中対応価値から入金された前記携帯対応価値を累計した遊技中対応価値累計額が、遊技当日に所定額に到達することである、ことを特徴とする。
【0010】
前記発明において、前記遊技用装置は、遊技者が所持する記録媒体を受け付け、前記記録媒体が遊技店に会員登録をした遊技者に発行される会員用記録媒体であるか否かの識別が可能な記録媒体処理手段を備え、前記報知手段は、前記記録媒体が前記会員用記録媒体である場合で、かつ、遊技者が希望する場合に、前記所定の条件が満たされたことの報知を有効にする報知有効化機能を有し、前記条件判定手段は、前記記録媒体が前記会員用記録媒体である場合に、遊技者による設定要求に基づいて、遊技者が遊技にのめり込む遊技依存傾向を判断できる指標として定めた1日の遊技に使用可能な上限額を前記所定額とする上限額設定機能を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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