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公開番号
2025113501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2025090840,2023158451
出願日
2025-05-30,2016-09-16
発明の名称
継手スペーサシステム及び方法
出願人
トリース メディカル コンセプツ,インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
17/54 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】骨調製ガイドの提供。
【解決手段】いくつかの例において、1つ以上の骨を調製するための方法は、第1の中足骨と内側楔状骨との間の継手空間等、第1の骨と第2の骨との間に画定された空間内にスペーサを挿入することを含む。骨調製ガイドは、スペーサを整列基準として使用して、第1の骨及び第2の骨の対向する端部と整列され得る。例えば、骨調製ガイドは、スペーサが開口内に受容された状態で、ガイドが継手空間にわたって装着され得るような開口を含み得る。臨床医は、骨調製ガイドを使用して、第1の骨部分及び第2の骨部分の端部を切断するか、または別様に調製するように組織除去器具を誘導し得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
楔状骨調整システムであって、
複数の骨調整ガイドであって、各骨調整ガイドは、切断されるべき楔状骨の端部上に位置決めされるように構成されているガイド面を画定し、前記複数の骨調整ガイドのそれぞれの骨調整ガイドの前記ガイド面は、前記楔状骨の端部を切断するための組織除去器具をガイドするように構成され、前記複数の骨調整ガイドのうちの選択された1つの骨調整ガイドのそれぞれの前記ガイド面により画定される切断角度が、前記複数の骨調整ガイドのそれぞれ別の前記ガイド面により画定される切断角度と異なっている、複数の骨調整ガイドと、
中足骨を前記楔状骨から分離する足根中足関節を横切って位置決め可能な少なくとも1つの固定装置であって、前記楔状骨に対する前記中足骨の移動済み位置を固定するように構成されている、少なくとも1つの固定装置と、
を備える、システム。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記複数の骨調整ガイドのそれぞれは更に、骨調整ガイドと一体的なスペーサを備え、前記スペーサは、下向きに延び、かつ、前記ガイド面を方向づけるために足根中足関節内に挿入されるように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記複数の骨調整ガイドのそれぞれは更に、スペーサに選択的に係合するように構成された開口を備え、前記スペーサは、前記ガイド面を方向づけるために前記足根中足関節内に挿入されるように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記複数の骨調整ガイドの各骨調整ガイドの本体は、前記中足骨上に位置するように構成されている第1の端部から、前記足根中足関節により前記中足骨から分離された前記楔状骨上に位置するように構成されている第2の端部まで延びるように構成されており、各骨調整ガイドは、前記本体を前記中足骨に固定するための第1の固定ピンを受け取るように構成されている第1の固定穴と、前記本体を前記楔状骨に固定するための第2の固定ピンを受け取るように構成されている第2の固定穴と、を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
更に、前記第1の固定ピン及び前記第2の固定ピンを備える、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記第1の固定穴は、第1の中足骨側固定穴及び第2の中足骨側固定穴を備え、
前記第2の固定穴は、第1の楔状骨側固定穴及び第2の楔状骨側固定穴を備える、
請求項4に記載のシステム。
【請求項7】
前記中足骨が第1中足骨であり、前記楔状骨が内側楔状骨である、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
更に、前記組織除去器具を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記組織除去器具は、のこぎり、回転バー、及び、これらの組み合わせ、からなる群から選択される、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記組織除去器具はのこぎりである、請求項8に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2016年7月25日に出願された、米国仮特許出願第62/366,219号、及び2015年9月18日に出願された、同第62/220,530号の利益を主張する。これらの両出願の全体的な内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,900 文字)
【0002】
本開示は、概して、骨を調製及び再整列させるための装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
足の骨等の骨は、解剖学的に不整列であり得る。ある状況において、患者の不快感を低減し、かつ患者の生活の質を改善するために、骨を正しく整列させるための外科的介入が必要とされる。
【発明の概要】
【0004】
本開示は、概して、1つ以上の骨を調製し、かつ解剖学的に不整列である位置から解剖学的に整列した位置へと再整列させるための装置及び技術を対象としている。いくつかの例において、本装置及び技術は、第1の中足骨が内側楔状骨及び/または第2の中足骨に対して解剖学的に不整列である腱膜瘤の変形を矯正するのに利用される。かかる不整列を矯正するために、骨調製ガイド及びスペーサを含むシステムを利用し得る。骨調製ガイドは、1つ以上の切断面及び/または切断溝であって、それらに沿って、またはそれらを通して、相対的な再整列のために第1の中足骨及び/または内側楔状骨の対向する端部を調製するように切断器具を並進移動させ得る、1つ以上の切断面及び/または切断溝を提供し得る。スペーサは、骨調製ガイド用の整列及び/または基準工具として機能し得る。
【0005】
いくつかの例において、臨床医は、第1の中足骨と内側楔状骨との間の継手空間内にスペーサを挿入する。スペーサは、中央挿入部分、オフセット挿入部分、一定の厚さ、テーパ状厚さ、または同様のもの等、多様な異なる構成を有し得る。スペーサを好適に位置決めした後、臨床医は、例えば、継手空間から突出するスペーサの一部分にわたって骨調製ガイドを装着することにより、継手空間にわたって骨調製ガイドを挿入し得る。次に、臨床医は、骨調製ガイドを使用して、互いに対する骨の再整列を容易にするために、第1の中足骨の端部及び/または内側楔状骨の端部を切断することができる。いくつかの例において、臨床医は、組織除去器具場所確認を利用して、かかる切断部を作製する前に、切断させる骨に対する1つ以上の切断面または溝の位置及び/または配向を確認する。いずれかの事例において、臨床医は、切断部を作製する前または後のいずれかに第1の中足骨の位置を調節して、中足骨の再整列を達成し得る。
【0006】
一例において、1つ以上の骨を調製するための方法を開示する。方法は、第1の骨と第2の骨との間に画定された空間内にスペーサを挿入することを含む。本方法は、スペーサを基準として使用して、スペーサが空間内に挿入された状態である間に、骨調製ガイドを第1の骨または第2の骨の一部分と整列させることをさらに含む。加えて、本方法は、骨調製ガイドを使用して、第1の骨または第2の骨の一部分を組織除去器具と接触させて、組織除去器具を誘導することを含む。
【0007】
別の例において、本体とスペーサとを含む骨調製ガイドを記載する。本体は、第1の調製平面を画定する第1のガイド面と、第2の調製平面を画定する第2のガイド面とを有する。第1及び第2のガイド面は、ある距離で互いに離間している。本例は、第1の端部が本体から第1の方向に延在しており、第2の端部が本体から第2の方向に延在しており、第2の方向が第1の方向とは異なり、第1の端部及び第2の端部の各々が固定装置を受容するように構成された固定穴を含むことを特定している。本例はまた、本体から第3の方向に延在しており、第3の方向が第1及び第2の方向とは異なることを特定している。スペーサは、対向する骨間の継手空間内に留置されるように構成されている。
【0008】
別の例において、第1及び第2の対向する骨間の継手空間内に挿入されるように構成されたスペーサを記載する。スペーサは、継手空間内に延在するように構成された第1の部分と、継手空間上に延在するように構成された、第1の部分に対向する第2の部分とを含む。スペーサはまた、第1の部分と第2の部分との間に配設された中間部分を含む。本例は、スペーサが、第1及び/または第2の骨に対して組織除去器具を位置決めするための基準として機能するように構成されていることを特定している。
【0009】
1つ以上の例の詳細は、添付の図及び下の説明に記載されている。他の特徴、目的、及び利点は、説明及び図、ならびに特許請求の範囲から明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態による骨調製ガイド及びスペーサの斜視図である。
本発明の実施形態によるスペーサの斜視図である。
本発明の実施形態による足上の図2Aのスペーサの斜視図である。
本発明の実施形態による足上の骨調製ガイド及びスペーサの、それぞれ、斜視図及び側面図である。
本発明の実施形態による足上の骨調製ガイド及びスペーサの、それぞれ、斜視図及び側面図である。
本発明の別の実施形態によるスペーサの斜視図である。
本発明の実施形態による足上の図4Aのスペーサの斜視図である。
スペーサの厚さがスペーサの幅にわたって変化するスペーサの例示的な構成を図示している。
スペーサの厚さがスペーサの幅にわたって変化するスペーサの別の例示的な構成を図示している。
図4Kは、間隙を有する互いに分離した少なくとも2つのピンを含むスペーサの例示的な構成を図示している。図4Lは、ピンの端部が挿入を容易にするように点に対してテーパ状である、図4Kのスペーサの例示的な構成を図示している。図4Mは、ピンが代替的な断面形状を有する、図4Kのスペーサの例示的な構成を図示している。
本発明の実施形態による足上の図4Aの骨調製ガイド及びスペーサの実施形態の上平面図である。
本発明の実施形態による骨調製ガイド及び組織除去器具場所確認部材の斜視図である。
本発明の実施形態による骨調製ガイド及び組織除去器具場所確認部材の斜視図である。
本発明の実施形態による足上の骨調製ガイド及び組織除去器具場所確認部材の斜視図である。
本発明の実施形態による足上の骨調製ガイド及び組織除去器具場所確認部材の斜視図である。
本発明の実施形態による骨調製ガイドと併せて使用される組織除去器具の斜視図である。
本発明の実施形態による骨調製ガイドと併せて使用される組織除去器具の斜視図である。
本発明の実施形態による第1及び第2の骨間の継手にわたる骨プレートを図示する足の側方斜視図である。 1つ以上の例の詳細は、添付の図及び下の説明に記載されている。他の特徴、目的、及び利点は、説明及び図、ならびに特許請求の範囲から明らかであろう。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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