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公開番号
2025113604
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007850
出願日
2024-01-23
発明の名称
電源システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20250728BHJP(車両一般)
要約
【課題】ユーザにより消費電流の大きい負荷が車両の接続部に接続された状況に対処できる技術を提供する。
【解決手段】車両に搭載される電源システム1において、接続部14は、ユーザが負荷(外部負荷70)を接続可能である。給電部10は、接続部14を介して負荷に電力を供給する。電流検出部(第1電流検出部32a)は、給電部10から負荷に流れる電流を検出する。通知部42は、検出された電流が定格電流以上である場合に、注意情報をユーザに通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される電源システムであって、
ユーザが負荷を接続可能な接続部と、
前記接続部を介して前記負荷に電力を供給する給電部と、
前記給電部から前記負荷に流れる電流を検出する電流検出部と、
検出された電流が定格電流以上である場合に、注意情報をユーザに通知する通知部と、
を備えることを特徴とする電源システム。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記通知部は、検出された電流が前記定格電流以上である状態で所定の第1時間が経過すると、前記注意情報を通知する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
【請求項3】
検出された電流が前記定格電流以上である状態で、前記第1時間より長い所定の第2時間が経過すると、前記給電部から前記負荷に流れる電流を前記定格電流未満に制限する制御部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の電源システム。
【請求項4】
検出された電流が前記定格電流以上である状態で、前記第1時間より長い所定の第2時間が経過すると、前記給電部から前記負荷に流れる電流を遮断する制御部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の電源システム。
【請求項5】
前記給電部は、複数の車載負荷に電力を供給し、
前記通知部は、前記複数の車載負荷のそれぞれに供給されている電力に関する情報をユーザに通知し、
前記電源システムは、
前記複数の車載負荷の中から制限対象の車載負荷を選択するユーザ操作を受け付ける受付部と、
前記給電部から、ユーザ操作で選択された制限対象の車載負荷に流れる電流を制限する制御部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載の電源システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両内に設けられた負荷に流れる電流を検出し、検出した電流に基づいて負荷回路を遮断する負荷回路の保護装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-37940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、一般的な車両には、ユーザが電気負荷を接続可能な接続部が設けられており、接続部に接続された電気負荷に車両から電力を供給可能である。接続部は、例えば、シガーソケットなどを含む。接続部には、定格電流が定められている。しかし、ユーザは、定格電流以上の電流を流す負荷を接続部に接続する可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、ユーザにより消費電流の大きい負荷が車両の接続部に接続された状況に対処できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電源システムは、車両に搭載される電源システムであって、ユーザが負荷を接続可能な接続部と、前記接続部を介して前記負荷に電力を供給する給電部と、前記給電部から前記負荷に流れる電流を検出する電流検出部と、検出された電流が定格電流以上である場合に、注意情報をユーザに通知する通知部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザにより消費電流の大きい負荷が車両の接続部に接続された状況に対処できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態の電源システムの構成を概略的に示す図である。
図1の接続部への電力供給に関する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施の形態の電源システム1の構成を概略的に示す。電源システム1は、図示しない車両に搭載され、各種の電気負荷に電力を供給する。車両は、走行駆動力源として内燃機関のみを使用する車両であってもよく、走行駆動力源として電動モーターを使用する電動車両であってもよい。電動車両は、例えば、電気自動車(BEV:Battry Electric Vehicle)、ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プライグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、または燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)などである。車両は、運転者が運転する車両であってもよいし、自動運転車両であってもよい。
【0010】
図1に示すように、電源システム1は、給電部10、スイッチ部12、接続部14、第1車載負荷16a、第2車載負荷16b、入力部18、出力部20、および処理部22を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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