TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025114052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008466
出願日2024-01-24
発明の名称成形炭
出願人株式会社ロゴスコーポレーション
代理人個人
主分類C10L 5/36 20060101AFI20250729BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約【課題】通気孔に空気が流入し易い成形炭を提供する。
【解決手段】成形炭F1は、本体部100と、第1突起と、第1通気孔H1と、第1凹部Reとを備えており、第1方向Zの一方側の第1面と、第1方向の他方側Z’の第2面とを有しており、第2面は、第1エリアと、第1エリアに隣接する第2エリアとを有しており、第1突起は、本体部100の第2面の第2エリアに第1方向の他方側Z’に凸となるように設けられており、第1通気孔H1は、本体部100を第1面から第2面の第1エリアと第2エリアの境界部分まで第1方向に貫通しており、第1凹部Reは、第1突起の外周部に設けられており、第1突起を第1方向に貫通し、第1通気孔H1に連通しており、第1方向Zの略直交方向において第1エリア側の反対側に凹んでおり且つ第1エリア側に開放されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
本体部と、少なくとも一つの第1突起と、少なくとも一つの第1通気孔と、少なくとも一つの第1凹部とを備えており、
前記本体部は、前記本体部の高さ方向である第1方向の一方側の第1面と、前記第1方向の他方側の第2面とを有しており、
前記第2面は、第1エリアと、前記第1エリアとは異なり且つ前記第1エリアに隣接する第2エリアとを有しており、
前記少なくとも一つの第1突起は、前記本体部の前記第2面の前記第2エリアに前記第1方向の他方側に凸となるように設けられており、
前記少なくとも一つの第1通気孔は、前記本体部を前記第1面から前記第2面の前記第1エリアと前記第2エリアの境界部分まで前記第1方向に貫通しており、
前記少なくとも一つの第1凹部は、前記少なくとも一つの第1突起の外周部に設けられており、前記少なくとも一つの第1突起を前記第1方向に貫通し、前記少なくとも一つの第1通気孔に連通しており、前記第1方向に略直交する略直交方向において前記第1エリア側の反対側に凹んでおり且つ前記略直交方向において前記第1エリア側に開放されている成形炭。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
請求項1記載の成形炭において、
前記本体部の前記第2面の前記第2エリアは、前記本体部の前記第2面の中央のエリアであり、前記本体部の前記第2面の前記第1エリアは、前記第2エリアの周囲のエリアであり、
前記少なくとも一つの第1通気孔は、第1孔部と、第2孔部とを有しており、
前記第1孔部は、前記本体部を前記第1面から前記第2面の前記第1エリアまで前記第1方向に貫通しており、
前記第2孔部は、前記本体部を前記第1面から前記第2面の前記第2エリアまで前記第1方向に貫通しており且つ前記第1孔部に連通しており、
前記少なくとも一つの第1通気孔は、前記第1孔部が前記少なくとも一つの第1突起に対して外側に位置するように、配置されており、
前記少なくとも一つの第1凹部は、前記複数の第1通気孔の前記第2孔部に連通している成形炭。
【請求項3】
請求項2記載の成形炭において、
前記少なくとも一つの第1通気孔は複数であり、
前記複数の第1通気孔は、前記第1孔部が前記少なくとも一つの第1突起の周りに前記少なくとも一つの第1突起の周方向に間隔をあけて位置するように、配置されており、
前記少なくとも一つの第1凹部は複数であり、
前記複数の第1凹部は前記周方向に間隔をあけて配置されている成形炭。
【請求項4】
請求項1記載の成形炭において、
前記少なくとも一つの第1突起は、突起本体と、その周りに設けられたテーパー部とを有している成形炭。
【請求項5】
請求項1~4の何れかに記載の成形炭において、
前記少なくとも一つの第1突起は、前記第1方向の他方側の当接面を有しており、
前記少なくとも一つの第1突起の前記当接面が載置部に当接した状態で、前記本体部の前記第2面の前記第1エリアと、前記載置部と、前記少なくとも一つの第1突起とにより、通気空間が区画されており、
前記少なくとも一つの第1凹部は、前記通気空間側に開放されている成形炭。
【請求項6】
請求項1記載の成形炭において、
少なくとも一つの第2突起と、少なくとも一つの第2凹部とを更に備えており、
前記本体部の前記第1面は、第1エリアと、前記第1面の前記第1エリアとは異なり且つ前記第1面の前記第1エリアに隣接する第2エリアとを有しており、
前記少なくとも一つの第2突起は、前記本体部の前記第1面の前記第2エリアに前記第1方向の一方側に凸となるように設けられており、
前記少なくとも一つの第1通気孔は、前記本体部を前記第1面の前記第1エリアと前記第2エリアの境界部分から前記第2面の前記第1エリアと前記第2エリアの境界部分まで前記第1方向に貫通しており、
前記少なくとも一つの第2凹部は、前記少なくとも一つの第2突起の外周部に設けられており、前記少なくとも一つの第2突起を前記第1方向に貫通し、前記少なくとも一つの第1通気孔に連通しており、前記略直交方向において前記第1面の前記第1エリア側の反対側に凹んでおり且つ前記略直交方向において前記第1面の前記第1エリア側に開放されている成形炭。
【請求項7】
請求項6記載の成形炭において、
前記本体部の前記第1面の前記第2エリアは、前記本体部の前記第1面の中央のエリアであり、前記本体部の前記第1面の前記第1エリアは、前記第2エリアの周囲のエリアであり、
前記本体部の前記第2面の前記第2エリアは、前記本体部の前記第2面の中央のエリアであり、前記本体部の前記第2面の前記第1エリアは、前記第2エリアの周囲のエリアであり、
前記少なくとも一つの第1通気孔は、第1孔部と、第2孔部とを有しており、
前記第1孔部は、前記本体部を前記第1面の前記第1エリアから前記第2面の前記第1エリアまで前記第1方向に貫通しており、
前記第2孔部は、前記本体部を前記第1面の前記第2エリアから前記第2面の前記第2エリアまで前記第1方向に貫通しており且つ前記第1孔部に連通しており、
前記少なくとも一つの第1通気孔は、前記第1孔部が前記少なくとも一つの第1突起及び前記少なくとも一つの第2突起に対して外側に位置するように、配置されており、
前記少なくとも一つの第1凹部及び前記少なくとも一つの第2凹部は、前記複数の第1通気孔の前記第2孔部に連通している成形炭。
【請求項8】
請求項7記載の成形炭において、
前記少なくとも一つの第1通気孔は複数であり、
前記複数の第1通気孔は、前記第1孔部が前記少なくとも一つの第1突起の周りに前記少なくとも一つの第1突起の周方向に間隔をあけて位置すると共に、前記少なくとも一つの第2突起の周りに前記周方向に間隔をあけて位置するように、配置されており、
前記少なくとも一つの第1凹部は複数であり、
前記複数の第1凹部は前記周方向に間隔をあけて配置されており、
前記少なくとも一つの第2凹部は複数であり、
前記複数の第2凹部は前記周方向に間隔をあけて配置されている成形炭。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、成形炭に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、従来の練炭が記載されている。この練炭は、円柱状の本体部と、本体部の下面の外周部に間隔をあけて設けられた3つの脚部と、本体部を上下に貫通した複数の通気孔とを有している。3つの脚部の間から空気が本体部の下側空間を通って複数の通気孔に流入可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭46-023324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の練炭では、複数の通気孔が本体部を貫通して本体部の下側空間に連通している構成であるため、3つの脚部の間から本体部の下側空間に流入した空気が、複数の通気孔に流入し難い。
【0005】
本発明は、通気孔に空気が流入し易くした成形炭を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る成形炭は、本体部と、少なくとも一つの第1突起と、少なくとも一つの第1通気孔と、少なくとも一つの第1凹部とを備えている。本体部は、本体部の高さ方向である第1方向の一方側の第1面と、第1方向の他方側の第2面とを有している。第2面は、第1エリアと、第1エリアとは異なり且つ第1エリアに隣接する第2エリアとを有している。少なくとも一つの第1突起は、本体部の第2面の第2エリアに第1方向の他方側に凸となるように設けられている。少なくとも一つの第1通気孔は、本体部を第1面から第2面の第1エリアと第2エリアの境界部分まで第1方向に貫通している。少なくとも一つの第1凹部は、少なくとも一つの第1突起の外周部に設けられており、少なくとも一つの第1突起を第1方向に貫通し、少なくとも一つの第1通気孔に連通しており、第1方向に略直交する略直交方向において第1エリア側の反対側に凹んでおり且つ略直交方向において第1エリア側に開放されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様に係る成形炭による場合、成形炭の周りの空気が、成形炭の本体部の第2面の第1エリア下の空間を通って、成形炭の少なくとも一つの第1凹部の壁面に当たるので当該空気が、少なくとも一つの第1凹部に連通する少なくとも一つの第1通気孔内に流入しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例1に係る成形炭の正面図である。
実施例1の成形炭の平面図である。
実施例1の成形炭の底面図である。
実施例1の成形炭の図3中の4-4断面図である。
実施例1の成形炭の底面側から表した斜視図である。
本発明の実施例2に係る成形炭の正面図である。
実施例2の成形炭の平面図である。
実施例2の成形炭の底面図である。
実施例2の成形炭の図8中の9-9断面図である。
実施例2の成形炭の底面側から表した斜視図である。
実施例1の成形炭の第1設計変形例の正面図である。
実施例1の第1設計変形例の成形炭の平面図である。
実施例1の第1設計変形例の成形炭の図12中の13-13断面図である。
実施例2の成形炭の第1設計変形例の正面図である。
実施例2の第1設計変形例の成形炭の平面図である。
実施例2の第1設計変形例の成形炭の図15中の16-16断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例1、2及びそれぞれの設計変形例を含む複数の実施例について説明する。なお、後述する実施例及び設計変形例の各構成要素は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能であることに留意されたい。また、後述する実施例の各態様及び設計変形例における各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変形することが可能であることにも留意されたい。
【実施例】
【0010】
以下、本発明の実施例1及びその設計変形例を含む複数の実施例に係る成形炭F1について、図1~図5を参照しつつ説明する。図1~図5には、実施例1の成形炭F1が示されている。図1、図4及び図5には、Z-Z’方向(第1方向)が示されている。Z-Z’方向はZ方向とZ’方向とを含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

阪本薬品工業株式会社
水系潤滑剤
21日前
三菱重工業株式会社
炭化炉
13日前
株式会社ロゴスコーポレーション
成形炭
2日前
三菱重工業株式会社
炉設備
21日前
個人
着火改善剤
9日前
新日本理化株式会社
潤滑油
1か月前
ENEOS株式会社
グリース組成物
10日前
日本製鉄株式会社
処理装置、処理方法、およびプログラム
1か月前
日本製鉄株式会社
処理装置、処理方法、およびプログラム
1か月前
三菱重工業株式会社
炭化炉及びその制御方法
28日前
株式会社ダイゾー
グリース組成物
7日前
アルゴット株式会社
三層構造の保護潤滑膜を形成する潤滑油組成物
9日前
株式会社ZEエナジー
炭化装置および処理方法
1か月前
カナデビア株式会社
ガス化装置
29日前
エスティーティー株式会社
潤滑塗膜用組成物及び潤滑塗膜
1か月前
株式会社ネオス
金属加工油剤、金属加工液、使用方法及び析出抑制方法
1か月前
ENEOS株式会社
情報処理装置、性状推定方法、モデル生成方法およびプログラム
2日前
三菱ケミカル株式会社
潤滑油添加剤、潤滑油、及び潤滑油添加剤の製造方法
1か月前
株式会社大林組
炭製造方法、及び炭製造設備
3日前
日本特殊陶業株式会社
濃度測定装置、反応装置および濃度測定方法
1か月前
日油株式会社
樹脂用摺動性向上剤およびこれを用いた樹脂組成物
1か月前
株式会社環境経営総合研究所
下水汚泥等の高含水率物質の燃料化システム
28日前
ディーエル ケミカル カンパニー リミテッド
潤滑油粘度指数改善剤及びそれを含む潤滑油組成物
1か月前
エフビットコミュニケーションズ株式会社
有機資源の炭化装置及び有機資源炭の製造方法
2日前
三菱重工業株式会社
バイオマスガス化炉、液体燃料製造設備、及びバイオマスガス化炉の運転方法
28日前
三菱ケミカル株式会社
潤滑油添加剤、重合体、粘度指数向上剤、潤滑油及び潤滑油添加剤の製造方法
1か月前
日鉄エンジニアリング株式会社
固形燃料及びその製造方法
3日前
インフィニューム インターナショナル リミテッド
低リン及び低硫酸灰分含有潤滑剤組成物
10日前
古河電気工業株式会社
有用炭化水素の製造方法および有用炭化水素の製造装置
1か月前
サンライズソリューション株式会社
芳香族成分を多く含む油の燃焼性改善方法、及び内燃機関燃料の製造方法
1か月前
ルーマス テクノロジー エルエルシー
オレフィンを生成するための電気炉
8日前
日鉄エンジニアリング株式会社
固形燃料
3日前
出光興産株式会社
グリース製造システムおよびグリースの製造方法
8日前
ENEOS株式会社
グリース組成物及びこのグリース組成物を用いた摺動部分の潤滑方法
28日前
ENEOS株式会社
冷凍機油、冷凍機用作動流体組成物、潤滑方法及び冷凍機油の製造方法
1か月前
インフィニューム インターナショナル リミテッド
アミン含有ポリマー及びそのようなポリマーを含む潤滑剤組成物及びこれらの使用方法
13日前
続きを見る