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公開番号
2025115423
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024009870
出願日
2024-01-26
発明の名称
車載装置、通信方法および通信プログラム
出願人
住友電気工業株式会社
,
住友電装株式会社
,
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人ワンディ-IPパ-トナ-ズ
主分類
H04L
12/28 20060101AFI20250731BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】USBインタフェースを介して車載ネットワークに接続された外部機器と、車載ネットワークにおける他の機器との通信を簡易な構成で中継する。
【解決手段】車載装置は、USB機器を接続可能な接続ポートと、前記USB機器の接続を検知する検知部と、前記USB機器と車載ネットワークにおける他の機器との通信を中継する中継処理を行う複数の中継部とを備え、前記複数の中継部の種類は、USBデバイスクラスごとに異なり、前記中継部は、対応の前記USBデバイスクラスに属する前記USB機器と前記他の機器との通信を中継する前記中継処理を行うことが可能であり、前記中継部は、前記中継処理において、前記USB機器との通信の終端および前記他の機器との通信の終端の少なくともいずれか一方を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車載ネットワークにおける車載装置であって、
USBインタフェースを介してUSB機器を接続可能な接続ポートと、
前記接続ポートへの前記USB機器の接続を検知する検知部と、
前記検知部により接続を検知された前記USB機器と、前記車載ネットワークにおける他の機器との通信を中継する中継処理を行う複数の中継部とを備え、
前記複数の中継部の種類は、USBデバイスクラスごとに異なり、
前記中継部は、対応の前記USBデバイスクラスに属する前記USB機器と前記他の機器との通信を中継する前記中継処理を行うことが可能であり、
前記中継部は、前記中継処理において、前記USB機器との通信の終端および前記他の機器との通信の終端の少なくともいずれか一方を行う、車載装置。
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【請求項2】
前記中継部は、前記中継処理において、前記USB機器と前記他の機器との間において伝送される通信データの形式および前記通信データの通信プロトコルを変換する変換処理をさらに行う、請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記車載装置は、さらに、
前記接続ポートに接続された前記USB機器に関する情報に基づいて、前記変換処理における変換パラメータを設定する設定部を備える、請求項2に記載の車載装置。
【請求項4】
前記設定部は、前記USB機器から受信した情報に基づいて、前記変換パラメータを設定する、請求項3に記載の車載装置。
【請求項5】
前記設定部は、前記他の機器からの要求に従って、前記変換パラメータを設定する、請求項3に記載の車載装置。
【請求項6】
前記中継部は、前記他の機器の仕様に基づいて予め設定された変換パラメータを用いて前記変換処理を行う、請求項2に記載の車載装置。
【請求項7】
車載ネットワークにおける車載装置、における通信方法であって、
前記車載装置は、USBインタフェースを介してUSB機器を接続可能な接続ポートと、複数の中継部とを備え、
前記複数の中継部の種類は、USBデバイスクラスごとに異なり、
前記中継部は、対応の前記USBデバイスクラスに属する前記USB機器と前記車載ネットワークにおける他の機器との通信を中継する中継処理を行うことが可能であり、
前記通信方法は、
前記接続ポートへの前記USB機器の接続を検知するステップと、
前記中継部を用いて、接続を検知した前記USB機器と前記他の機器との通信を中継する中継処理を行うステップとを含み、
前記中継処理を行うステップにおいては、前記USB機器との通信の終端および前記他の機器との通信の終端の少なくともいずれか一方を行う、通信方法。
【請求項8】
車載ネットワークにおける車載装置、において用いられる通信プログラムであって、
前記車載装置は、USBインタフェースを介してUSB機器を接続可能な接続ポートを備え、
コンピュータを、
前記接続ポートへの前記USB機器の接続を検知する検知部と、
前記検知部により接続を検知された前記USB機器と、前記車載ネットワークにおける他の機器との通信を中継する中継処理を行う複数の中継部、
として機能させるためのプログラムであり、
前記複数の中継部の種類は、USBデバイスクラスごとに異なり、
前記中継部は、対応の前記USBデバイスクラスに属する前記USB機器と前記他の機器との通信を中継する前記中継処理を行うことが可能であり、
前記中継部は、前記中継処理において、前記USB機器との通信の終端および前記他の機器との通信の終端の少なくともいずれか一方を行う、通信プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車載装置、通信方法および通信プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、カーシェアリングの普及、および車両に搭載される車載装置の処理能力向上の要望に伴って、車載装置に外付けの機器を接続することにより車載ネットワークをカスタマイズすることが求められている。
【0003】
たとえば、特許文献1(国際公開公報第2020/179123号)には、以下のような管理装置が開示されている。すなわち、管理装置は、1または複数の車載機能部を含むネットワークへの機能部の追加を検知する検知部と、前記検知部によって追加を検知された前記機能部である新規機能部、および前記車載機能部の、アプリケーションレイヤよりも下位のレイヤのネットワーク構成に関する情報を含む機能部情報をそれぞれ取得する取得部と、前記取得部によって取得された各前記機能部情報に基づいて、前記新規機能部をさらに含む前記ネットワークである新規ネットワークの構成情報を生成する生成部とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/179123号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術を超えて、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを介して車載ネットワークに接続された外部機器と、車載ネットワークにおける他の機器との通信を簡易な構成で中継することが可能な技術が望まれる。
【0006】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、USBインタフェースを介して車載ネットワークに接続された外部機器と、車載ネットワークにおける他の機器との通信を簡易な構成で中継することが可能な車載装置、通信方法および通信プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の車載装置は、車載ネットワークにおける車載装置であって、USBインタフェースを介してUSB機器を接続可能な接続ポートと、前記接続ポートへの前記USB機器の接続を検知する検知部と、前記検知部により接続を検知された前記USB機器と、前記車載ネットワークにおける他の機器との通信を中継する中継処理を行う複数の中継部とを備え、前記中継部は、前記中継処理において、前記USB機器との通信の終端および前記他の機器との通信の終端の少なくともいずれか一方を行い、USBデバイスクラスごとに異なる種類の前記中継部を備える。
【0008】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える車載装置として実現され得るだけでなく、車載装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得たり、車載装置を含むシステムとして実現され得る。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、USBインタフェースを介して車載ネットワークに接続された外部機器と、車載ネットワークにおける他の機器との通信を簡易な構成で中継することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施の形態に係る車載システムの構成の一例を示す図である。
図2は、本開示の実施の形態に係る車載ECUの構成を示す図である。
図3は、本開示の実施の形態に係るUSB機器のUSBデバイスクラスの一覧を示す図である。
図4は、本開示の実施の形態に係る車載ECUが中継処理を開始する際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図5は、本開示の実施の形態に係る車載システムにおける通信のシーケンスの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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