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公開番号
2025116056
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025086750,2022165251
出願日
2025-05-23,2022-10-14
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社ユニバーサルエンターテインメント
代理人
個人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250731BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】メインROMの特定のプログラム記憶領域に関し、その使用容量を効果的に節約することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】メインROMの使用領域内プログラム領域に記憶されているプログラムにおいて、使用領域外プログラム領域に記憶されるサブプログラムを呼び出す際の命令(例えば、CALLEX)が、メインROMの使用領域外プログラム領域のうち、特定アドレス以降のアドレスにあるサブプログラムを呼び出す場合に、命令サイズが大きくなるという事情に鑑み、ジャンプ命令を仲介させて、実質的に、特定アドレス以降にあるサブプログラムを呼び出す場合に、命令サイズを小さくすることができる。
【選択図】図193
特許請求の範囲
【請求項1】
演算回路、リードメモリ、リードライトメモリ、外部バスインタフェース回路、及び複数のチップセレクト端子を備えたマイクロプロセッサを実装して遊技の進行を制御する遊技機であって、
前記リードメモリは、遊技の進行に直接関与するプログラム、及びデータが記憶された第1記憶手段と、遊技の進行に直接関与しないプログラム、及びデータが記憶された第2記憶手段で構成され、
前記第2記憶手段に記憶されたプログラムには、前記第1記憶手段に記憶されたプログラムより呼び出されて処理を実行した後、必ず、呼び出した前記第1記憶手段のプログラムに戻る特定サブルーチンと、前記第2記憶手段に記憶されたプログラムより呼び出されて処理を実行した後、必ず、呼び出した前記第2記憶手段のプログラムに戻る通常サブルーチンとがあり、
前記演算回路は、前記特定サブルーチンを呼び出す場合に使用する特定コール命令を実行して前記特定サブルーチンを呼び出し、
前記特定コール命令は、呼び出す特定サブルーチンが、前記第2記憶手段の特定アドレスより前に記憶されたプログラムを呼び出す場合と、前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されたプログラムを呼び出す場合とでは、前記第1記憶手段に記憶される命令容量が異なり、
前記命令容量は、前記特定アドレスより前に記憶されたプログラムを呼び出す場合より、前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されたプログラムを呼び出す場合の方が多く必要であり、
前記特定サブルーチンのプログラム本体が前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されている場合に、前記命令容量を少なくするため、前記特定コール命令が、前記特定アドレスより前のアドレスに記憶されているプログラムの呼び出しを経由して、前記特定サブルーチンのプログラム本体を実行し、
前記特定サブルーチンのプログラム本体が前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されている場合に、前記特定アドレスより前のアドレスには、当該特定サブルーチンのプログラム本体を実行するための処理コードを記憶し、
前記特定コール命令は、前記処理コードを実行することによって、前記特定サブルーチンのプログラム本体を実行し、
前記処理コードと前記特定サブルーチンのプログラム本体の記憶位置が所定範囲内になるよう調整され、
前記演算回路は、前記外部バスインタフェース回路を介して、複数の集積回路、及び、役比モニタがデータバスで接続され、
前記チップセレクト端子と前記集積回路が接続され、
前記マイクロプロセッサは、前記チップセレクト端子によりデータを出力する前記集積回路を切り替え、
前記演算回路は、前記外部バスインタフェース回路を介して、前記データバスに前記リードライトメモリの集計格納領域に集計された遊技に関する各種割合情報を出力して前記役比モニタに順次表示し、
前記集計格納領域に遊技に関する各種割合情報を集計するための処理は、前記特定コール命令を使用して呼び出されることを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の図柄が夫々の周面に配された複数のリールと、各リールに対応するように設けられ、各リールの周面に配された複数の図柄のうちの一部の図柄を遊技者が視認可能なように表示する複数の表示窓と、メダルが投入されていることを条件に、遊技者による操作(以下「開始操作」という)を検出すると、各リールの回転の開始を要求する信号を出力するスタートスイッチと、遊技者による操作(以下「停止操作」という)を検出すると、リールの種別に応じて当該リールの回転の停止を要求する信号を出力するストップスイッチと、スタートスイッチ及びストップスイッチにより出力された信号に基づいて、ステッピングモータの動作を制御し、各リールの回転及びその停止を行う制御部と、を備えたパチスロ機からなる遊技機が知られている。通常、このようなパチスロ機では、複数の表示窓により表示される図柄の組合せに基づいて、入賞か否かが判別され、入賞と判別されるとメダルがホッパーから払い出されてメダル受け部に貯留される。
【0003】
このような遊技機では、制御領域1(主制御ROM領域)のプログラムから制御領域2(遊技媒体数制限ROM領域)のプログラムを呼び出す際に、CALLEX命令を用いるプログラム技術が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-001223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のような遊技機のように、使用領域内ROMエリアに記憶されたプログラムから、使用領域外ROMエリアに記憶されたプログラムを「CALLEX」命令で呼び出す場合、呼び出し先のプログラムが、使用領域外ROMエリアの第1アドレス範囲(「2000」H~「20FF」H)に存在すれば、「CALLEX」命令は2バイト命令となるが、第2アドレス範囲(「2100」H~)に存在する場合、「CALLEX」命令は4バイト命令となってしまい、このような状況では、「CALLEX」命令を用いるたびに、使用領域内ROMエリアの容量を圧迫してしまう。
【0006】
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、メインROMの特定のプログラム記憶領域に関し、その使用容量を効果的に節約することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、開発やメンテナンスが容易な、簡潔で見やすいプログラムコードを有する遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、以下の遊技機を提供する。
【0009】
本発明の第1の実施態様に係る発明は、下記の構成を有する。
演算回路(例えば、メインCPU2101、CPU3101)、リードメモリ(例えば、メインROM2102、ROM3102)、リードライトメモリ(例えば、メインRAM2103、RAM3103)、外部バスインタフェース回路(例えば、外部バスインタフェース3104)、及び複数のチップセレクト端子(例えば、図213に示すようなIC1のXCS0、XCS1、IC2のXCS2、XCS3)を備えたマイクロプロセッサ(例えば、図212、図213に示すようなIC1(主制御用マイクロプロセッサ3070))を実装して遊技の進行を制御する遊技機であって、
前記リードメモリは、遊技の進行に直接関与するプログラム、及びデータが記憶された第1記憶手段(例えば、使用領域内ROMエリア2202a)と、遊技の進行に直接関与しないプログラム、及びデータが記憶された第2記憶手段(例えば、使用領域外ROMエリア2202b)で構成され、
前記第2記憶手段に記憶されたプログラムには、前記第1記憶手段に記憶されたプログラムより呼び出されて処理を実行した後、必ず、呼び出した前記第1記憶手段のプログラムに戻る特定サブルーチン(例えば、図177に示した使用領域外RAM初期化処理(継続)を実行するサブプログラムや、図180に示したインタフェース2出力処理(継続)を実行するサブプログラム)と、前記第2記憶手段に記憶されたプログラムより呼び出されて処理を実行した後、必ず、呼び出した前記第2記憶手段のプログラムに戻る通常サブルーチン(例えば、図173に示したCRC演算処理(使用領域外))とがあり、
前記演算回路は、前記特定サブルーチンを呼び出す場合に使用する特定コール命令(例えば、CALLEX)を実行して前記特定サブルーチンを呼び出し、
前記特定コール命令は、呼び出す特定サブルーチンが、前記第2記憶手段の特定アドレス(例えば、「2100」H)より前に記憶されたプログラムを呼び出す場合と、前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されたプログラムを呼び出す場合とでは、前記第1記憶手段に記憶される命令容量が異なり(例えば、特定アドレスより前のプログラムを呼び出す場合は2バイト命令、特定アドレス以降のプログラムを呼び出す場合は4バイト命令)、
前記命令容量は、前記特定アドレスより前に記憶されたプログラムを呼び出す場合より、前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されたプログラムを呼び出す場合の方が多く必要であり、
前記特定サブルーチンのプログラム本体が前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されている場合に、前記命令容量を少なくするため、前記特定コール命令が、前記特定アドレスより前のアドレスに記憶されているプログラム(例えば、「JR」や「JP」命令)の呼び出しを経由して、前記特定サブルーチンのプログラム本体を実行し、
前記特定サブルーチンのプログラム本体が前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されている場合に、前記特定アドレスより前のアドレスには、当該特定サブルーチンのプログラム本体を実行するための処理コード(例えば、メインCPU2101が解釈可能なコード)を記憶し、
前記特定コール命令は、前記処理コードを実行することによって、前記特定サブルーチンのプログラム本体を実行し、
前記処理コードと前記特定サブルーチンのプログラム本体の記憶位置が所定範囲内になるよう調整され、
前記演算回路は、前記外部バスインタフェース回路を介して、複数の集積回路(例えば、IC3~IC6)、及び、役比モニタ(例えば、役比モニタ3083)がデータバス(例えば、IC5、及びIC6のD0~D7端子)で接続され、
前記チップセレクト端子と前記集積回路が接続され、
前記マイクロプロセッサは、前記チップセレクト端子によりデータを出力する前記集積回路を切り替え、
前記演算回路は、前記外部バスインタフェース回路を介して、前記データバスに前記リードライトメモリの集計格納領域に集計された遊技に関する各種割合情報を出力して前記役比モニタに順次表示し、
前記集計格納領域に遊技に関する各種割合情報を集計するための処理は、前記特定コール命令を使用して呼び出される(例えば、試射試験信号制御処理(使用領域外)のプログラムが、CALLEXにより呼び出される)ことを特徴とする遊技機。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、メインROMの特定領域(使用領域内プログラム領域)に記憶されるプログラムのサイズを小さくすることで、その特定領域の使用容量を効果的に節約することができる。また、本発明によれば、メインROMの特定領域に記憶されるプログラムにおいて、呼び出し先のサブプログラムの実質的な記憶位置を所定アドレスより前に設定するように構成することによって、簡潔で見やすいプログラムコードが実現され、結果的に、開発効率やメンテナビリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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