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公開番号
2025116250
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025094075,2021133444
出願日
2025-06-05,2021-08-18
発明の名称
改装建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
1/56 20060101AFI20250731BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】建物の躯体がRC(鉄筋コンクリート)造やSC(鉄骨)造の納まりであっても新設枠を設けることができる改装建具を提供すること。
【解決手段】改装建具1は、建物100の開口部に設けられた既設枠6に取り付けられ、四周を組んで構成された新設枠2と、新設枠2の外周に四周を組んで取り付けられ既設枠6の内周側に配置されるアタッチメント枠3と、既設枠6とアタッチメント枠3との間に配置されると共に、既設枠6の内周側に固定され、新設枠2の外周に取り付けられたアタッチメント枠3が取り付けられる接続部材8と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の開口部に設けられた既設枠に取り付けられる改装建具であって、
四周を組んで構成された新設枠と、
前記新設枠の外周に四周を組んで取り付けられ前記既設枠の内周側に配置されるアタッチメント枠と、
前記既設枠と前記アタッチメント枠との間に配置されると共に、前記既設枠の内周側に固定され、前記新設枠の外周に取り付けられた前記アタッチメント枠が取り付けられる接続部材と、を備える改装建具。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記既設枠は、既設上枠と、既設下枠と、一対の既設縦枠と、を有し、
前記アタッチメント枠は、アタッチメント上枠と、アタッチメント下枠と、一対のアタッチメント縦枠と、を有し、
前記接続部材は、前記既設上枠と前記アタッチメント上枠とを接続する上枠接続部材と、前記既設下枠と前記アタッチメント下枠とを接続する下枠接続部材と、前記既設縦枠と前記アタッチメント縦枠とを接続する縦枠接続部材と、を有する、請求項1に記載の改装建具。
【請求項3】
前記上枠接続部材は、前記既設上枠に設けられ下方に向けて立設される既設上枠ガイドレールに固定される、請求項2に記載の改装建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、改装建具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物の開口部をリフォーム等で改装する方法として開口部に新たな建具を設置するカバー工法が採用されている。このカバー工法によって改装された改装建具では、建物の開口部に取り付けられた既設枠に対して、その内周側に新設枠が取り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の改装建具は、既設枠と新設枠との間に接合部材を設けている。特許文献1に記載の改装建具は、木造納まりの建物の躯体に納められており、新設枠を設ける場合に、新設枠も、既設枠と新設枠との間に設けられる接合部材も、木造納まりの建物の躯体にネジにより固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-64432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の改装建具は、木造納まりの建物の躯体に納められており、新設枠を設ける場合に、新設枠は、木造納まりの建物の躯体にネジにより固定されている。しかし、建物の躯体がRC(鉄筋コンクリート)造やSC(鉄骨)造の納まりである場合に、新設枠も、既設枠と新設枠との間に設けられる接合部材も、建物の躯体にネジにより固定することができない。そのため、建物の躯体がRC(鉄筋コンクリート)造やSC(鉄骨)造の納まりであっても、新設枠を設けることが可能であることが求められている。
【0006】
本開示は、建物の躯体がRC(鉄筋コンクリート)造やSC(鉄骨)造の納まりであっても新設枠を設けることができる改装建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、建物の開口部に設けられた既設枠に取り付けられる改装建具であって、四周を組んで構成された新設枠と、前記新設枠の外周に四周を組んで取り付けられ前記既設枠の内周側に配置されるアタッチメント枠と、前記既設枠と前記アタッチメント枠との間に配置されると共に、前記既設枠の内周側に固定され、前記新設枠の外周に取り付けられた前記アタッチメント枠が取り付けられる接続部材と、を備える改装建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る改装建具を室外側から見た正面図である。
図1に示す改装建具の縦断面図である。
図1に示す改装建具の横断面図である。
アタッチメント枠を取り付けた新設枠を、接続部材を取り付けた既設枠に取り付ける状態を示す斜視図である。
改装建具の施工方法を示す図であって、既設上枠に上枠接続部材を固定すると共に、既設下枠に下枠接続部材を固定する状態を示す図である。
改装建具の施工方法を示す図であって、既設縦枠に縦枠接続部材を固定する状態を示す図である。
改装建具の施工方法を示す図であって、アタッチメント枠を取り付けた新設枠を傾けながら既設枠の内側の開口に挿通させる状態を示す縦断面図である。
改装建具の施工方法を示す図であって、アタッチメント枠を取り付けた新設枠を傾けながら既設枠の内側の開口に挿通させて室外側に出す状態を示す横断面図である。
改装建具の施工方法を示す図であって、既設枠の室外側に出したアタッチメント枠を取り付けた新設枠を、既設枠側に寄せる状態を示す縦断面図である。
改装建具の施工方法を示す図であって、既設枠の室外側に出したアタッチメント枠を取り付けた新設枠を、既設枠側に寄せる状態を示す横断面図である。
改装建具の施工方法を示す図であって、アタッチメント上枠を上枠接続部に接続すると共に、アタッチメント下枠を下枠接続部に接続する状態を示す図である。
改装建具の施工方法を示す図であって、アタッチメント縦枠を縦枠接続部に接続する状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。本実施形態に係る改装建具1は、建物100に固定されている既設枠6を建物100に取り付けたままの状態で、新たな部材を新設して形成するリフォーム用の改装建具1である。
【0010】
本明細書において、「見付方向」とは、建物100の壁に形成された開口部に納められた改装建具1における障子10の面材の面方向を意味し、「見込方向」とは、上記面材の厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。「見込方向」は室内外方向でもある。図面において、改装建具1の室外側を室外側X1とし、改装建具1の室内側を室内側X2とする。改装建具1の横方向を「左右方向」という。
(【0011】以降は省略されています)
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