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公開番号
2025116300
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025096133,2021183759
出願日
2025-06-09,2021-04-09
発明の名称
玩具
出願人
株式会社バンダイ
代理人
主分類
A63H
33/00 20060101AFI20250731BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】気泡緩衝材を潰す感覚を繰り返し楽しむ事ができる玩具において、操作感を本物の気泡緩衝材の気泡を潰すそれにより似せる技術を提供すること。
【解決手段】玩具2は、正面側に複数の凸部31が形成された第1シート30を有する。第1シート30の背面には第2シート40が接着されて、凸部31それぞれは個別に気体封入状態に密閉される。第2シート40の背面側には、凸部31それぞれに対応するタクタイルスイッチ61の可動接点62がある。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
正面側に突出するN個(N≧2)の凸部が形成された第1シートと、
前記第1シートの背面に接着されることで、前記凸部それぞれを個別に気体封入状態に密閉する第2シートと、
前記第2シートの背面側に前記凸部それぞれに対応する位置に設けられた可動接点と、
演出出力部と、
前記可動接点の導通状態に基づいて前記演出出力部の演出出力を制御する電子制御部と、
を備え、
前記可動接点は、対応する前記凸部への押圧が当該凸部内の密閉気体を介して伝達されることで個別にオフ状態からオン状態に変化する、
玩具。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記可動接点は、タクタイルスイッチ用の接点であり、
前記可動接点の動作を、当該可動接点に対応する前記凸部内の密閉気体を介して前記第1シートの正面側で触覚検知可能な、
請求項1に記載の玩具。
【請求項3】
前記凸部は円錐台形状である、
請求項1又は2に記載の玩具。
【請求項4】
前記可動接点は、正面側から見て、対応する前記凸部の下面外形に収まる大きさである、
請求項1~3の何れか一項に記載の玩具。
【請求項5】
前記可動接点は、正面側から見て、対応する前記凸部の上面外形に収まる大きさである、
請求項1~4の何れか一項に記載の玩具。
【請求項6】
前記凸部は、上面の厚さよりも側面の厚さの方が薄い、
請求項1~5の何れか一項に記載の玩具。
【請求項7】
前記第1シート及び前記第2シートは、半透明であり、
前記第2シートと前記可動接点との間に設けられた不透明のシート、を更に備える請求項1~6の何れか一項に記載の玩具。
【請求項8】
前記第1シートは、背面の前記凸部の周部に当該凸部を取り囲む環状の溝部を1つ又は複数有する、
請求項1~7の何れか一項に記載の玩具。
【請求項9】
前記第2シートは、前記可動接点に対向する位置に、前記可動接点に向けて突出する突出部を有する、
請求項1~8の何れか一項に記載の玩具。
【請求項10】
前記第1シートは、前記N個の凸部の他に、M個のダミー凸部を有し、
前記第2シートは、前記ダミー凸部それぞれに対応する位置に通気孔を有する、
請求項1~9の何れか一項に記載の玩具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、気泡緩衝材を潰す感覚を繰り返し楽しむ事ができる玩具に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
商品包装等に用いられる気泡緩衝材の一種として、多数の気泡が幾何的に配置されたシートタイプの緩衝材がある。エアーキャップ(登録商標)やプチプチ(登録商標)として商品化されているそうした気泡緩衝材は、破棄される前に気泡を潰す遊びに使われることがある。気泡緩衝材は薄いビニールで作られており、気泡を潰すと元には戻らないので、全ての気泡を潰してしまうとそれ以上遊ぶことはできない。
【0003】
特許文献1には、気泡緩衝材を潰す感覚を繰り返し楽しむ事ができる玩具が開示されている。当該玩具を使えば、いつまでも何度でも気泡を潰す遊びを楽しめるだけでなく、遊戯的要素もありストレスの発散もできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3134221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の玩具では、気泡緩衝材の気泡を模したシリコーンラバーシート越しに、シリコーンラバーの中実体(特許文献1の大ボタン501と小ボタン601とを有する第2ボタンシート203)を介して、タククトスイッチを押す構成となっている。そのため、本物の気泡緩衝材のような気泡を潰す操作感とは若干異なる感覚があった。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、本物の気泡緩衝材の気泡を潰すかのような操作感を得ることができる玩具の技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様は、正面側に突出するN個(N≧2)の凸部が形成された第1シートと、前記第1シートの背面に接着されることで、前記凸部それぞれを個別に気体封入状態に密閉する第2シートと、前記第2シートの背面側に前記凸部それぞれに対応する位置に設けられた可動接点と、演出出力部と、前記可動接点の導通状態に基づいて前記演出出力部の演出出力を制御する電子制御部と、を備え、前記可動接点は、対応する前記凸部への押圧が当該凸部内の密閉気体を介して伝達されることで個別にオフ状態からオン状態に変化する、玩具である。
【0008】
また、前記可動接点は、タクタイルスイッチ用の接点であり、前記可動接点の動作を、当該可動接点に対応する前記凸部内の密閉気体を介して前記第1シートの正面側で触覚検知可能である、としてもよい。
【0009】
また、前記凸部は円錐台形状である、としてもよい。
【0010】
また、前記可動接点は、正面側から見て、対応する前記凸部の下面外形に収まる大きさである、としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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