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公開番号
2025116712
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024011308
出願日
2024-01-29
発明の名称
フッ化物イオン二次電池
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01M
4/66 20060101AFI20250801BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】初回放電容量および容量維持率を向上させることが可能なフッ化物イオン二次電池を提供する。
【解決手段】フッ化物イオン二次電池10は、正極合剤層11aと、正極集電層11bと、を備える。正極集電層11bは、弾性率が1400kgf/mm
2
以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電極合剤層と、集電層と、を備え、
前記集電層は、弾性率が1400kgf/mm
2
以下である、フッ化物イオン二次電池。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記集電層は、炭素粒子を含む、請求項1に記載のフッ化物イオン二次電池。
【請求項3】
前記炭素粒子は、アセチレンブラックである、請求項2に記載のフッ化物イオン二次電池。
【請求項4】
前記集電層に接している集電箔を備えていない、請求項1から3のいずれか一項に記載のフッ化物イオン二次電池。
【請求項5】
前記集電層は、前記電極合剤層に接している、請求項1から3のいずれか一項に記載のフッ化物イオン二次電池。
【請求項6】
前記電極合剤層は、正極合剤層である、請求項5に記載のフッ化物イオン二次電池。
【請求項7】
バイポーラ電池である、請求項1から3のいずれか一項に記載のフッ化物イオン二次電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フッ化物イオン二次電池に関する。
続きを表示(約 820 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、多くの人々が手頃で信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する二次電池の研究開発が実施されている。
【0003】
特許文献1には、正極活物質層と、固体電解質層とを少なくとも有し、正極活物質層は、CuおよびSnを主体とする正極活物質粒子を含み、固体電解質層は、Pb、SnおよびFを含有する固体電解質を含むフッ化物イオン電池が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-73753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されているフッ化物イオン電池は、充放電に伴い、正極活物質層が膨張収縮して、体積が変化すると、体積変化が吸収されにくく、その結果、初回放電容量および容量維持率が低くなる。
【0006】
本発明は、初回放電容量および容量維持率を向上させることが可能なフッ化物イオン二次電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)電極合剤層と、集電層と、を備え、前記集電層は、弾性率が1400kgf/mm
2
以下である、フッ化物イオン二次電池。
【0008】
(2)前記集電層は、炭素粒子を含む、(1)に記載のフッ化物イオン二次電池。
【0009】
(3)前記炭素粒子は、アセチレンブラックである、(2)に記載のフッ化物イオン二次電池。
【0010】
(4)前記集電層に接している集電箔を備えていない、(1)から(3)のいずれか一項に記載のフッ化物イオン二次電池。
(【0011】以降は省略されています)
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