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公開番号
2025116893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011396
出願日
2024-01-30
発明の名称
制御システム、端末装置、開閉装置、端末装置用プログラム、及び開閉装置用プログラム
出願人
三和シヤッター工業株式会社
代理人
個人
主分類
E05F
15/77 20150101AFI20250804BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】制御システム、端末装置、又は/及び開閉装置の使用性を高めることが可能となる、制御システム、端末装置、開閉装置、端末装置用プログラム、及び開閉装置用プログラムを提供すること。
【解決手段】制御システム1は、開閉装置10と、開閉装置10と無線通信可能な端末装置80と、を備えるシステムであって、通信ネットワークを介した開閉装置10と端末装置80との相互間での無線通信である第1無線通信を行うための第1開閉側無線通信部及び第1端末側無線通信部と、通信ネットワークを介さない開閉装置10と端末装置80との相互間での直接的な無線通信である第2無線通信を行うための第2開閉側無線通信部及び第2端末側無線通信部と、第1無線通信と第2無線通信とが確立している場合に、第2無線通信を優先させる優先部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の開口部に設けられる開閉装置と、前記開閉装置と無線通信可能な端末装置と、を備える制御システムであって、
通信ネットワークを介した前記開閉装置と前記端末装置との相互間での無線通信である第1無線通信を行うための第1無線通信手段と、
前記通信ネットワークを介さない前記開閉装置と前記端末装置との相互間での直接的な無線通信である第2無線通信を行うための第2無線通信手段と、
前記第1無線通信と前記第2無線通信とが確立している場合に、前記第2無線通信を優先させる優先手段と、
を備える制御システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第1無線通信で通信される第1無線信号に基づいて、前記開閉装置に関する処理である第1処理を行うための第1処理手段と、
前記第2無線通信で通信される第2無線信号に基づいて、前記開閉装置に関する処理である第2処理を行うための第2処理手段と、備え、
前記第1処理の処理内容と、前記第2処理の処理内容と、を完全に一致させない、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記第1処理は、前記開閉装置の開閉体を強制的に閉鎖移動又は開放移動させる強制開閉処理を含まず、
前記第2処理は、前記強制開閉処理を含む、
請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記第2処理手段は、
前記強制開閉処理を実行する前に、
前記強制開閉処理を実行する要因を示す要因情報を取得し、
前記取得した要因情報を、前記端末装置の出力手段に出力させる、
請求項3に記載の制御システム。
【請求項5】
開閉装置と、複数の前記端末装置と、を備える制御システムであって、
前記優先手段は、前記複数の端末装置のうち一部の端末装置と前記開閉装置との相互間で前記第1無線通信のみが確立していると共に、前記複数の端末装置のうち他の一部の端末装置と前記開閉装置との相互間で前記第2無線通信が確立している場合には、前記他の一部の端末装置と前記開閉装置との相互間で確立している前記第2無線通信を優先させる、
請求項1から4のいずれか一項に記載の制御システム。
【請求項6】
建物の開口部に設けられる開閉装置と無線通信可能な端末装置であって、
通信ネットワークを介した前記開閉装置と前記端末装置との相互間での無線通信である第1無線通信を行うための第1無線通信手段と、
前記通信ネットワークを介さない前記開閉装置と前記端末装置との相互間での直接的な無線通信である第2無線通信を行うための第2無線通信手段と、
前記第1無線通信と前記第2無線通信とが確立している場合に、前記第2無線通信を優先させる優先手段と、
を備える端末装置。
【請求項7】
建物の開口部に設けられる開閉装置であり、端末装置と無線通信可能な開閉装置であって、
通信ネットワークを介した前記開閉装置と前記端末装置との相互間での無線通信である第1無線通信を行うための第1無線通信手段と、
前記通信ネットワークを介さない前記開閉装置と前記端末装置との相互間での直接的な無線通信である第2無線通信を行うための第2無線通信手段と、
前記第1無線通信と前記第2無線通信とが確立している場合に、前記第2無線通信を優先させる優先手段と、
を備える開閉装置。
【請求項8】
建物の開口部に設けられる開閉装置と無線通信可能な端末装置に実行させるための端末装置用プログラムであって、
コンピュータを、
通信ネットワークを介した前記開閉装置と前記端末装置との相互間での無線通信である第1無線通信を行うための第1無線通信手段と、
前記通信ネットワークを介さない前記開閉装置と前記端末装置との相互間での直接的な無線通信である第2無線通信を行うための第2無線通信手段と、
前記第1無線通信と前記第2無線通信とが確立している場合に、前記第2無線通信を優先させる優先手段と、
として機能させる端末装置用プログラム。
【請求項9】
建物の開口部に設けられる開閉装置であり、端末装置と無線通信可能な開閉装置に実行させるための開閉装置用プログラムであって、
コンピュータを、
通信ネットワークを介した前記開閉装置と前記端末装置との相互間での無線通信である第1無線通信を行うための第1無線通信手段と、
前記通信ネットワークを介さない前記開閉装置と前記端末装置との相互間での直接的な無線通信である第2無線通信を行うための第2無線通信手段と、
前記第1無線通信と前記第2無線通信とが確立している場合に、前記第2無線通信を優先させる優先手段と、
として機能させる開閉装置用プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御システム、端末装置、開閉装置、端末装置用プログラム、及び開閉装置用プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、建物の開口部に設けられるシャッター装置のシャッターカーテンを遠隔操作するための技術の一つとして、携帯通信端末が、通信ネットワークを介してシャッターカーテンの開閉移動の操作情報を含む無線信号を無線送信し、シャッター装置が、無線受信した上記無線信号の操作情報に基づいて、シャッターカーテンを開閉移動させるというシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-220015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記従来のシステムにおいては、上述したように、シャッター装置が、通信ネットワークを介して携帯通信端末から無線受信した無線信号の操作情報に基づいて、シャッターカーテンを開閉移動させるので、例えば、通信ネットワークが混雑していたり、又は通信ネットワークに障害等が生じている場合には、シャッター装置が上記無線信号を迅速且つ正確に受信することが難しくなることから、当該システムの使用性を低下させるおそれがあった。よって、上記システムの使用性を高める観点からは改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記従来技術における課題を解決するためのものであって、制御システム、端末装置、又は/及び開閉装置の使用性を高めることが可能となる、制御システム、端末装置、開閉装置、端末装置用プログラム、及び開閉装置用プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の制御システムは、建物の開口部に設けられる開閉装置と、前記開閉装置と無線通信可能な端末装置と、を備える制御システムであって、通信ネットワークを介した前記開閉装置と前記端末装置との相互間での無線通信である第1無線通信を行うための第1無線通信手段と、前記通信ネットワークを介さない前記開閉装置と前記端末装置との相互間での直接的な無線通信である第2無線通信を行うための第2無線通信手段と、前記第1無線通信と前記第2無線通信とが確立している場合に、前記第2無線通信を優先させる優先手段と、を備える。
【0007】
請求項2に記載の制御システムは、請求項1に記載の制御システムにおいて、前記第1無線通信で通信される第1無線信号に基づいて、前記開閉装置に関する処理である第1処理を行うための第1処理手段と、前記第2無線通信で通信される第2無線信号に基づいて、前記開閉装置に関する処理である第2処理を行うための第2処理手段と、備え、前記第1処理の処理内容と、前記第2処理の処理内容と、を完全に一致させない。
【0008】
請求項3に記載の制御システムは、請求項2に記載の制御システムにおいて、前記第1処理は、前記開閉装置の開閉体を強制的に閉鎖移動又は開放移動させる強制開閉処理を含まず、前記第2処理は、前記強制開閉処理を含む。
【0009】
請求項4に記載の制御システムは、請求項3に記載の制御システムにおいて、前記第2処理手段は、前記強制開閉処理を実行する前に、前記強制開閉処理を実行する要因を示す要因情報を取得し、前記取得した要因情報を、前記端末装置の出力手段に出力させる。
【0010】
請求項5に記載の制御システムは、請求項1から4のいずれか一項に記載の制御システムにおいて、開閉装置と、複数の前記端末装置と、を備える制御システムであって、前記優先手段は、前記複数の端末装置のうち一部の端末装置と前記開閉装置との相互間で前記第1無線通信のみが確立していると共に、前記複数の端末装置のうち他の一部の端末装置と前記開閉装置との相互間で前記第2無線通信が確立している場合には、前記他の一部の端末装置と前記開閉装置との相互間で確立している前記第2無線通信を優先させる。
(【0011】以降は省略されています)
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