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公開番号
2025117119
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011813
出願日
2024-01-30
発明の名称
テーブルコーディネート提案システム
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/12 20120101AFI20250804BHJP(計算;計数)
要約
【課題】好適なテーブルコーディネートを提案する手段を提供する。
【解決手段】テーブルコーディネート提案システム1は、記憶部13を含み、テーブルコーディネートに関する提案情報を生成する制御部11と、提案情報を表示する表示部16とを備えている。記憶部13は、料理の主菜の色に適合する食器の色を記憶する第1適合データベース35と、利用可能な食器に関するデータを記憶する食器データベース34とを記憶している。制御部11は、主菜の色に基づき、第1適合データベース35から食器の色を取得し(S14)、取得された食器の色に基づき、食器データベース34から食器を取得し(S15~S17)、取得された食器を含む提案情報を生成する(S23)。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
記憶部を含み、テーブルコーディネートに関する提案情報を生成する制御部と、
上記提案情報を表示する表示部と、を備え、
上記記憶部は、
料理の色に適合する食器の色を記憶する適合データベースと、
利用可能な食器に関するデータを記憶する食器データベースと、を記憶しており、
上記制御部は、
料理の色に基づき、上記適合データベースから食器の色を取得し、
取得された食器の色に基づき、上記食器データベースから食器を取得し、
取得された食器を含む上記提案情報を生成するテーブルコーディネート提案システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
料理を撮影するカメラをさらに備え、
上記記憶部は、料理の色および画像を含め、料理に関するデータを記憶する料理データベースをさらに記憶しており、
上記制御部は、上記カメラで撮影された料理画像と、上記料理データベースに記憶された料理の画像とを照合することにより、料理の種類および色を判別する請求項1に記載のテーブルコーディネート提案システム。
【請求項3】
上記記憶部は、上記適合データベースとして、主菜の色に適合する食器の色を記憶する第1適合データベースを記憶しており、
上記制御部は、
上記カメラで撮影された料理画像と、上記料理データベースに記憶された料理の画像とを照合することにより、料理の主菜の種類および色を判別し、
判別された主菜の色に基づき、上記第1適合データベースから食器の色を取得し、
取得された食器の色に基づき、上記食器データベースから食器を取得し、
取得された食器を主菜食器として含む上記提案情報を生成する請求項2に記載のテーブルコーディネート提案システム。
【請求項4】
上記記憶部は、上記適合データベースとして、主菜食器および副菜の色に適合する食器の色を記憶する第2適合データベースをさらに記憶しており、
上記制御部は、
上記カメラで撮影された料理画像と、上記料理データベースに記憶された料理の画像とを照合することにより、料理の副菜の種類および色を判別し、
主菜食器の色および判別された副菜の色に基づき、上記第2適合データベースから食器の色を取得し、
取得された食器の色に基づき、上記食器データベースから食器を取得し、
取得された食器を副菜食器として含む上記提案情報を生成する請求項3に記載のテーブルコーディネート提案システム。
【請求項5】
上記記憶部は、食器の色に適合するテーブルクロスの色を記憶する第3適合データベースをさらに記憶しており、
上記制御部は、上記提案情報に含まれる食器の色に基づき、上記第3適合データベースから取得した色をテーブルクロスの色として含む上記提案情報を生成する請求項1に記載のテーブルコーディネート提案システム。
【請求項6】
食事の参加者および主役を入力するための入力部をさらに備え、
上記記憶部は、好きな色を含め、参加者に関するデータを記憶する人員データベースをさらに記憶しており、
上記制御部は、
上記入力部から入力された主役に基づき、上記人員データベースから主役の好きな色を取得し、
取得された主役の好きな色に基づき、上記提案情報を生成する請求項1から5のいずれかに記載のテーブルコーディネート提案システム。
【請求項7】
上記入力部は、食事の目的を入力可能であり、
上記記憶部は、食事の目的に適合した色を記憶する第4適合データベースをさらに記憶しており、
上記制御部は、
上記入力部から入力された食事の目的に基づき、上記第4適合データベースから食事の目的に適合した色を取得し、
取得された色に基づき、上記提案情報を生成する請求項6に記載のテーブルコーディネート提案システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食卓の演出を行うテーブルコーディネートに関し、より特定的には、テーブルコーディネートを提案するテーブルコーディネート提案システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、誕生日やクリスマスなどのイベント日に、食卓にテーブルクロスを掛け、テーブルクロスの上に食器やカトラリーなどを並べるテーブルコーディネートが広く行われている。テーブルコーディネートでは、状況に応じて食器やテーブルクロスを好適に選定する必要がある。
【0003】
本願発明に関連して、特許文献1には、使用する食器や食事関連資材に適合した料理の盛り付け、料理のレシピ、調理方法などが分かるシステムが記載されている。特許文献2には、食材に関する情報、調理人の盛り付け動作に関する情報、および、盛り付けに用いられた調理ツールに関する情報に基づき、新たな盛り付けに関する情報を生成する情報処理装置が記載されている。特許文献3には、食材を撮像し、画像処理によって画像に写る食材の種類を識別し、食材の種類に応じて食材の調理方法を決定し、調理方法を表す画像を食材に重ねて投影する調理支援装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許6994185号公報
国際公開第2021/024830号
特開2010-191745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来の技術は、いずれも、料理の色や食事の参加者の好みなどに基づき、テーブルコーディネートを提案するものではない。このため、従来の技術では、好適なテーブルコーディネートを提案できない。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、好適なテーブルコーディネートを提案できる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明のテーブルコーディネート提案システムは、記憶部を含み、テーブルコーディネートに関する提案情報を生成する制御部と、上記提案情報を表示する表示部と、を備えている。上記記憶部は、料理の色に適合する食器の色を記憶する適合データベースと、利用可能な食器に関するデータを記憶する食器データベースと、を記憶しており、上記制御部は、料理の色に基づき、上記適合データベースから食器の色を取得し、取得された食器の色に基づき、上記食器データベースから食器を取得し、取得された食器を含む上記提案情報を生成する。
【0008】
上記テーブルコーディネート提案システムによれば、料理の色に適合する食器の色を適合データベースから取得し、取得された食器の色に基づき食器データベースから食器を取得し、取得された食器を含む提案情報を生成して表示することにより、料理の色に適合した食器を含む好適なテーブルコーディネートを提案できる。
【0009】
(2) 好ましくは、上記テーブルコーディネート提案システムは、料理を撮影するカメラをさらに備え、上記記憶部は、料理の色および画像を含め、料理に関するデータを記憶する料理データベースをさらに記憶しており、上記制御部は、上記カメラで撮影された料理画像と、上記料理データベースに記憶された料理の画像とを照合することにより、料理の種類および色を判別してもよい。
【0010】
上記の構成によれば、カメラで撮影された料理画像と、料理データベースに記憶された料理の画像とを照合して、料理の種類および色を判別することにより、料理の種類および色を自動的に判別して、料理の色に適合した食器を含む好適なテーブルコーディネートを提案できる。
(【0011】以降は省略されています)
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