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公開番号2025117328
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024012108
出願日2024-01-30
発明の名称電池セル
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人,個人
主分類H01M 50/342 20210101AFI20250804BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池要素、蓋材及び外装フィルムを備える電池セルのガス開放弁を形成する。
【解決手段】電池セル100は、電池要素110と、電池要素110を少なくとも部分的に覆う蓋材120と、電池要素110及び蓋材120に巻き付けられた外装フィルム140と、を備えている。蓋材120は、外装フィルム140に接合された凹部121を画定している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電池要素と、
前記電池要素を少なくとも部分的に覆う蓋材と、
前記電池要素及び前記蓋材に巻き付けられた外装フィルムと、
を備え、
前記蓋材は、前記外装フィルムに接合された凹部を画定している、電池セル。
続きを表示(約 76 文字)【請求項2】
前記蓋材は、所定方向に延在する辺を有し、
前記凹部は、前記辺の略中央部に位置している、請求項1に記載の電池セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池セルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々な電池セルが開発されている。電池セルは、電池要素と、電池要素を少なくとも部分的に覆う蓋材と、電池要素及び蓋材に巻き付けられた外装フィルムと、を備えていることがある。
【0003】
特許文献1には、密閉缶型電池について記載されている。密閉缶型電池は、開口部を有する金属製の電池容器と、開口部に収容された金属製の蓋と、を備えている。蓋は、部分的に薄くなっている。蓋の部分的に薄い部分は、安全弁となっている。
【0004】
特許文献2には、電池実装体について記載されている。電池実装体は、電池要素と、電池要素を収容する収容空間を形成する外装フィルムと、を備えている。外装フィルムには、収容空間の内圧上昇によって膨張するポケットが設けられている。ポケットには、ポケットの膨張によって作動する安全弁が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-307705号公報
国際公開第2008/102571号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電池要素、蓋材及び外装フィルムを備える電池セルにおいても、特許文献1又は2に記載されているように、ガス開放弁が必要となることがある。
【0007】
本発明の目的の一例は、電池要素、蓋材及び外装フィルムを備える電池セルのガス開放弁を形成することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、以下のとおりである。
1. 電池要素と、
前記電池要素を少なくとも部分的に覆う蓋材と、
前記電池要素及び前記蓋材に巻き付けられた外装フィルムと、
を備え、
前記蓋材は、前記外装フィルムに接合された凹部を画定している、電池セル。
2. 前記蓋材は、所定方向に延在する辺を有し、
前記凹部は、前記辺の略中央部に位置している、1.に記載の電池セル。
【発明の効果】
【0009】
本発明の上記態様によれば、電池要素、蓋材及び外装フィルムを備える電池セルのガス開放弁を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る電池セルの斜視図である。
図1に示す第1仮想面αの断面模式図である。
図1に示す第2仮想面βの断面模式図である。
実施形態の第1例に係る第1蓋材及び第1導体の前面図である。
実施形態の第2例に係る第1蓋材及び第1導体の前面図である。
実施形態の第3例に係る第1蓋材の一部の断面模式図である。
実施形態の第4例に係る第1蓋材の一部の断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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