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公開番号
2025117583
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012362
出願日
2024-01-31
発明の名称
耐火天井点検口
出願人
株式会社ダイケン
代理人
弁理士法人森本国際特許事務所
主分類
E04F
19/08 20060101AFI20250805BHJP(建築物)
要約
【課題】耐火性を高めることができる耐火天井点検口を提供する。
【解決手段】耐火天井点検口1は、天井Tに形成された開口oに設けられる。天井Tは、野縁wを備える。耐火天井点検口1は、外枠2と、内枠3と、耐火部材4と、炎案内斜路5とを備える。外枠2は、開口oの縁に配置される。内枠3は、外枠2に対して開閉自在である。耐火部材4は、野縁wと外枠2との間に設けられる。炎案内斜路5は、外枠2と内枠3との間に位置する。炎案内斜路5は、鉛直に対して上方ほど内側に位置するように傾斜する。炎案内斜路5は、天井Tの下方からの炎を弱めながら案内する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
野縁を備える天井に形成された開口に設けられる耐火天井点検口であって、
前記開口の縁に配置される外枠と、
前記外枠に対して開閉自在の内枠と、
前記野縁と前記外枠との間に設けられた耐火部材と、
前記外枠と前記内枠との間で、鉛直に対して上方ほど内側に位置するように傾斜した炎案内斜路と
を備え、
前記炎案内斜路は、前記天井の下方からの炎を弱めながら案内する、耐火天井点検口。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記耐火部材の上面は、前記野縁の上面よりも上方に位置する、請求項1に記載の耐火天井点検口。
【請求項3】
前記炎案内斜路は、空間を介して配置された上斜面及び下斜面で規定され、
前記上斜面と前記下斜面とは、互いに平行である、請求項1又は請求項2に記載の耐火天井点検口。
【請求項4】
前記炎案内斜路は、前記外枠と前記内枠との間で前記開口の全周に形成された、請求項1又は請求項2に記載の耐火天井点検口。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、耐火天井点検口に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、天井点検口が記載されている。特許文献1に記載の天井点検口は、天井の開口に設けられた外枠と、外枠に対して開閉する内枠とを備える。
【0003】
特許文献1に記載の天井点検口は、少ない部品点数で、内枠に天井仕上板を簡単な作業で取り付けることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-308981号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の天井点検口は、取付作業を簡単にできても、通常の天井点検口と同様に、耐火性が十分ではない。したがって、火災が発生した際に、特許文献1に記載の天井点検口は、天井から脱落するおそれがある。
【0006】
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、耐火性を高めることができる耐火天井点検口を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1局面の耐火天井点検口は、天井に形成された開口に設けられる。天井は、野縁を備える。耐火天井点検口は、外枠と、内枠と、耐火部材と、炎案内斜路とを備える。外枠は、開口の縁に配置される。内枠は、外枠に対して開閉自在である。耐火部材は、野縁と外枠との間に設けられる。炎案内斜路は、外枠と内枠との間に位置する。炎案内斜路は、鉛直に対して上方ほど内側に位置するように傾斜する。炎案内斜路は、天井の下方からの炎を弱めながら案内する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の耐火天井点検口によれば、耐火性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
耐火天井点検口が閉じた状態の斜視図である。
耐火天井点検口が開いた状態の斜視図である。
外枠及び内枠を拡大して示す図1Aに対応する断面図である。
外枠及び内枠を拡大して示す図1Bに対応する断面図である。
天井の下方からの炎が発生している状態の図2Aに相当する断面図である。
図3の炎案内斜路の近傍をさらに拡大して示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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