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公開番号
2025117767
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012662
出願日
2024-01-31
発明の名称
昇降装置
出願人
株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61G
1/013 20060101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ストレッチャに後付け可能、かつ、ストレッチャ本体を容易に昇降できる昇降装置を提供する。
【解決手段】第1脚部リンク20及び第2脚部リンク30を備えたストレッチャに取り付けられて、ストレッチャ本体を昇降させるための昇降装置40において、前記第1脚部リンクに取り付けられて、前記第1脚部リンクを引っ張ることにより前記第1脚部リンクの高さを調節する第1紐状部材41と、前記第2脚部リンクに取り付けられて、前記第2脚部リンクを引っ張ることにより前記第2脚部リンクの高さを調節する第2紐状部材42と、前記ストレッチャ本体に固定するためのユニットブラケット、前記第1紐状部材及び前記第2紐状部材を巻き取るプーリ、前記プーリを駆動するモータ、及び前記モータの回転を減速して前記プーリに伝達する減速機を有する減速機ユニットと、前記モータに電力を供給するバッテリと、前記モータを制御する制御部とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1脚部リンク及び第2脚部リンクを備えたストレッチャに取り付けられて、ストレッチャ本体を昇降させるための昇降装置おいて、
前記第1脚部リンクに取り付けられて、前記第1脚部リンクを引っ張ることにより前記第1脚部リンクの高さを調節する第1紐状部材と、
前記第2脚部リンクに取り付けられて、前記第2脚部リンクを引っ張ることにより前記第2脚部リンクの高さを調節する第2紐状部材と、
前記ストレッチャ本体に固定するためのユニットブラケット、前記第1紐状部材及び前記第2紐状部材を巻き取るプーリ、前記プーリを駆動するモータ、及び前記モータの回転を減速して前記プーリに伝達する減速機を有する減速機ユニットと、
前記モータに電力を供給するバッテリと、
前記モータを制御する制御部とを備えたことを特徴とする、昇降装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の昇降装置において、前記第1紐状部材または前記第2紐状部材を折り返しながら移動させるガイドをさらに備えたことを特徴とする、昇降装置。
【請求項3】
請求項2に記載の昇降装置において、前記ガイドを前記ストレッチャ本体に固定するためのガイドブラケットをさらに備え、前記ガイドと前記減速機ユニットとが個別に前記ストレッチャ本体に取り付けられることを特徴とする、昇降装置。
【請求項4】
請求項3に記載の昇降装置において、前記ガイドブラケットは、前記バッテリを支持することを特徴とする、昇降装置。
【請求項5】
請求項1に記載の昇降装置において、前記ユニットブラケットは、前記ストレッチャ本体と間隔を空けて前記減速機を支持することを特徴とする、昇降装置。
【請求項6】
請求項1に記載の昇降装置において、前記バッテリを前記ストレッチャ本体に固定するためのバッテリブラケットをさらに備え、前記バッテリブラケットは、前記ストレッチャ本体と間隔を空けて前記バッテリを支持することを特徴とする、昇降装置。
【請求項7】
請求項1に記載の昇降装置において、前記第1紐状部材及び前記第2紐状部材の少なくとも一方は、ベルトであることを特徴とする、昇降装置。
【請求項8】
請求項1に記載の昇降装置において、前記制御部は、前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクの少なくとも一方の高さを調節する前に、前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクのロックを解除することを特徴とする、昇降装置。
【請求項9】
請求項1に記載の昇降装置において、前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクの少なくとも一方が最上位置まで移動したときに、前記モータの駆動を停止させることを特徴とする、昇降装置。
【請求項10】
請求項1に記載の昇降装置において、前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクの少なくとも一方が最下位置まで移動したときに、前記モータの駆動を停止させることを特徴とする、昇降装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、第1脚部リンク及び第2脚部リンクを備えたストレッチャに取り付けられて、ストレッチャ本体を昇降させるための昇降装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ストレッチャ本体を昇降させる第1脚部リンク及び第2脚部リンクを備えたストレッチャが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のストレッチャは、主に救急用であり、救急車に搭載されて救急患者を搬送する用途に用いられている。この救急用のストレッチャは、第1脚部リンク及び第2脚部リンクを折り畳んでストレッチャの高さを最下位置にし、第1脚部リンク及び第2脚部リンクをストレッチャ本体から開いてストレッチャの高さを最上位置にして使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-284366
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術によるストレッチャでは、ストレッチャ本体の昇降作業を作業者の背筋力による人力で行っており、特に大柄な傷病者をストレッチャに載せた場合や、何度も搬送作業を行う場合等に作業者の腰に大きな負担となっていた。
【0005】
また、救急隊員の高齢化や女性の救急隊員の増加等により、ストレッチャ本体を容易に昇降させることのできるストレッチャのニーズが増加していた。
【0006】
さらに、既に保有しているストレッチャを容易に昇降することのできるものに買い替えることは費用負担が大きかった。
【0007】
本発明は、上記従来の技術による課題を解消し、ストレッチャに後付け可能、かつ、ストレッチャ本体を容易に昇降させることのできる昇降装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、第1脚部リンク及び第2脚部リンクを備えたストレッチャに取り付けられて、ストレッチャ本体を昇降させるための昇降装置おいて、前記第1脚部リンクに取り付けられて、前記第1脚部リンクを引っ張ることにより前記第1脚部リンクの高さを調節する第1紐状部材と、前記第2脚部リンクに取り付けられて、前記第2脚部リンクを引っ張ることにより前記第2脚部リンクの高さを調節する第2紐状部材と、前記ストレッチャ本体に固定するためのユニットブラケット、前記第1紐状部材及び前記第2紐状部材を巻き取るプーリ、前記プーリを駆動するモータ、及び前記モータの回転を減速して前記プーリに伝達する減速機を有する減速機ユニットと、前記モータに電力を供給するバッテリと、前記モータを制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
この場合において、前記第1紐状部材または前記第2紐状部材を折り返しながら移動させるガイドをさらに備えていてもよい。前記ガイドを前記ストレッチャ本体に固定するためのガイドブラケットをさらに備え、前記ガイドと前記減速機ユニットとが個別に前記ストレッチャ本体に取り付けられていてもよい。前記ガイドブラケットは、前記バッテリを支持してもよい。前記ユニットブラケットは、前記ストレッチャ本体と間隔を空けて前記減速機を支持してもよい。前記バッテリを前記ストレッチャ本体に固定するためのバッテリブラケットをさらに備え、前記バッテリブラケットは、前記ストレッチャ本体と間隔を空けて前記バッテリを支持してもよい。前記第1紐状部材及び前記第2紐状部材の少なくとも一方は、ベルトであってもよい。前記制御部は、前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクの少なくとも一方の高さを調節する前に、前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクのロックを解除してもよい。前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクの少なくとも一方が最上位置まで移動したときに、前記モータの駆動を停止させてもよい。前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクの少なくとも一方が最下位置まで移動したときに、前記モータの駆動を停止させてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、ストレッチャに後付け可能、かつ、ストレッチャ本体を容易に昇降させることのできる昇降装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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