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公開番号
2025117810
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012734
出願日
2024-01-31
発明の名称
アスファルト温度表示装置
出願人
株式会社NIPPO
代理人
弁理士法人プロウィン
主分類
E01C
19/00 20060101AFI20250805BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】簡便な構成で視認性が高く、アスファルト舗装表面が交通開放に適した温度に到達したことを作業員に通知できるアスファルト温度表示装置を提供する。
【解決手段】アスファルト舗装表面に載置される載置部(11)と、載置部(11)に設けられてアスファルト舗装表面の温度を表示する温度表示部(13)を有し、温度表示部(13)は所定温度で色または光透過率が変化する材料で構成されているアスファルト温度表示装置(10)。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アスファルト舗装表面に載置される載置部と、
前記載置部に設けられて前記アスファルト舗装表面の温度を表示する温度表示部を有し、
前記温度表示部は、所定温度で色または光透過率が変化する材料で構成されていることを特徴とするアスファルト温度表示装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のアスファルト温度表示装置であって、
前記載置部は、70℃以上の耐熱性を有することを特徴とするアスファルト温度表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載のアスファルト温度表示装置であって、
前記アスファルト舗装表面からの前記載置部の剥離を抑制する剥離抑制部を有することを特徴とするアスファルト温度表示装置。
【請求項4】
請求項1に記載のアスファルト温度表示装置であって、
前記載置部には、複数の貫通孔が設けられていることを特徴とするアスファルト温度表示装置。
【請求項5】
請求項1に記載のアスファルト温度表示装置であって、
前記載置部は、前記アスファルト舗装表面との接触面が撥油性であることを特徴とするアスファルト温度表示装置。
【請求項6】
請求項1から5の何れか一つに記載のアスファルト温度表示装置であって、
前記所定温度は50℃であることを特徴とするアスファルト温度表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アスファルト温度表示装置に関し、舗設したアスファルト舗装表面が交通開放可能な温度に到達したことを表示するアスファルト温度表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
道路等にアスファルト舗装を舗設する際には、加熱されたアスファルト混合物を道路表面に敷均し、転圧して締固めて表層を形成する。しかし、舗設直後の温度が十分に降下していない段階でのアスファルト舗装は変形しやすく、直ちに交通開放して道路上に車両を走行させることはできない。したがって、アスファルト舗装の表面温度を接触式または非接触式の温度計を用いて測定し、表面温度が交通開放に適した温度(一例として50℃程度)まで降下した段階で、道路を交通開放する(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-273322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、アスファルト舗装の表面温度が交通開放に適した温度まで降下する時間は、季節や気象条件によって異なるため、転圧から交通開放までの時間を予測することは困難であった。したがって、所定時間の間隔を空けて表面温度の測定を何度も実施する必要があり、作業が煩雑になり、交通開放までの時間が長期化する傾向にあった。
【0005】
この問題を解決するために、アスファルト舗装の表面温度を温度計で逐次測定しておき、交通開放に適した温度に到達した時点で作業員に音や光や画面表示を用いて測定結果を通知する装置を用いることも考えられる。しかし、数メートル以上離れた位置で作業を行っている作業員に測定結果を通知するためには、音量や光量を大きくする必要があり、騒音や光害、走行車両への眩惑などの観点からは好ましくない。
【0006】
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、簡便な構成で視認性が高く、アスファルト舗装表面が交通開放に適した温度に到達したことを作業員に通知できるアスファルト温度表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のアスファルト温度表示装置は、アスファルト舗装表面に載置される載置部と、前記載置部に設けられて前記アスファルト舗装表面の温度を表示する温度表示部を有し、前記温度表示部は、所定温度で色または光透過率が変化する材料で構成されていることを特徴とする。
【0008】
このような本発明のアスファルト温度表示装置では、所定温度で色または光透過率が変化する材料で温度表示部を構成し、アスファルト舗装表面に載置される載置部に温度表示部を設けているため、簡便な構成で視認性が高く、アスファルト舗装表面が交通開放に適した温度に到達したことを作業員に通知できる。
【0009】
また、本発明の一態様では、前記載置部は、70℃以上の耐熱性を有する。
【0010】
また、本発明の一態様では、前記アスファルト舗装表面からの前記載置部の剥離を抑制する剥離抑制部を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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