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公開番号2025118526
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2025004643
出願日2025-01-14
発明の名称ペン
出願人株式会社東山
代理人個人,個人
主分類B43K 8/04 20060101AFI20250805BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】 従来のスクィーズタイプのペンに比して弱い押圧力でペン軸内の液をペン先に供給できるペンを提供する。
【解決手段】 内部に貯液室2を有し、押圧変形可能なペン軸3と、貯液室2から弁体4を介して液供給を受けるペン先5と、を有し、弁体4は、貯液室2内に収容され、一端側がペン先5と連通可能であって他端側が閉じられた可撓性の筒状部材4aを備え、筒状部材4aは、ペン軸3の押圧変形に伴って撓み変形可能であって、撓み変形によって開口し非変形時に閉塞する開口形成部4dを有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
内部に貯液室を有し、押圧変形可能なペン軸と、
前記貯液室から弁体を介して液供給を受けるペン先と、を有し、
前記弁体は、前記貯液室内に収容され、一端側が前記ペン先と連通可能であって他端側が閉じられた可撓性の筒状部材を備え、
前記筒状部材は、前記ペン軸の押圧変形に伴って撓み変形可能であって、撓み変形によって開口し非変形時に閉塞する開口形成部を有する、
ペン。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記筒状部材は、コイル間が密接したコイルバネを備え、
前記開口形成部は、前記ペン軸の撓み変形によって前記コイルバネが撓むことにより開く前記コイル間によって形成される、請求項1に記載のペン。
【請求項3】
前記ペン軸は、前記貯液室を内部に備える後軸と、前記ペン先を保持するとともに前記後軸に螺子結合される前軸と、を備え、
前記筒状部材は、前記コイルバネの前記一端側に接続されるとともに前記ペン先と連通する第1液通路を中央部に備え且つ前記後軸の前端部に嵌入された外栓と、前記第1液通路を開閉する中栓と、前記コイルバネの前記他端側を閉じる後端栓と、を備える、
請求項2に記載のペン。
【請求項4】
前記外栓は、前記コイルバネの前記一端側に嵌入されて接続される接続部を有し、
前記接続部は、前記コイルバネに螺入される螺子山が外周面に形成されている、請求項3に記載のペン。
【請求項5】
前記後端栓は、前記コイルバネの前記他端側に嵌入される嵌入部を有し、
前記嵌入部は、前記コイルバネに螺入される螺子山が外周面に形成されている、
請求項3に記載のペン。
【請求項6】
前記コイルバネの前記一端側は、前記コイルバネを構成する線材の前記一端側の先端に、前記コイルバネの半径方向の内向きに突出する突起を有し、
前記突起が、前記外栓の外周面に係止する、
請求項4に記載のペン。
【請求項7】
前記ペン先の種類の相違により、前記コイルバネの撓み易さが異なるように構成されている、請求項1に記載のペン。
【請求項8】
前記筒状部材は、前記一端側が前記ペン先と連通し前記他端側が閉じられたゴムチューブを備え、
前記開口形成部は、前記ゴムチューブの周面に設けた切込みである、請求項1に記載のペン。
【請求項9】
前記切込みは、前記ゴムチューブの長手方向と交差する方向に延びる、請求項8に記載のペン。
【請求項10】
前記切込みは、前記ゴムチューブの長手方向の異なる位置に複数備えられる、請求項9に記載のペン。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、筆ペン、フェルトペン、メイクアップペン等のペンに係り、詳しくは、可撓性のペン軸内にインキ等の液体を収容し、ペン軸を指で押圧して変形させることによりペン軸内の液体をペン先に供給するように構成されたスクィーズタイプのペンに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のペンとして、ペン軸内に液体が収容され、ペン軸を指で挟んで押圧することにより、ペン軸に取り付けられたペン先に液体を送り出す、スクィーズタイプの筆記具が知られている(特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公平4-36294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のスクィーズタイプの筆記具は、ペン軸をかなりの力で両側から押圧しなければペン軸内の液をペン先に送り出すことができず、指の力が弱い高齢者等にとっては使いづらい場合があった。
【0005】
そこで、本発明は、従来のスクィーズタイプの筆記具に比して弱い押圧力でペン軸内の液をペン先に供給できるペンを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るペンは、内部に貯液室を有し、押圧変形可能なペン軸と、前記貯液室から弁体を介して液供給を受けるペン先と、を有し、前記弁体は、前記貯液室内に収容され、一端側が前記ペン先と連通可能であって他端側が閉じられた可撓性の筒状部材を備え、前記筒状部材は、前記ペン軸の押圧変形に伴って撓み変形可能であって、撓み変形によって開口し非変形時に閉塞する開口形成部を有する。
【0007】
前記筒状部材は、コイル間が密接したコイルバネを備え、前記開口形成部は、前記ペン軸の撓み変形によって前記コイルバネが撓むことにより開く前記コイル間によって形成され得る。
【0008】
前記ペン軸は、前記貯液室を内部に備える後軸と、前記ペン先を保持するとともに前記後軸に螺子結合される前軸と、を備え、前記筒状部材は、前記コイルバネの前記一端側に接続されるとともに前記ペン先と連通する第1液通路を中央部に備え且つ前記後軸の前端部に嵌入された外栓と、前記第1液通路を開閉する中栓と、前記コイルバネの前記他端側を閉じる後端栓と、を備え得る。
【0009】
前記外栓は、前記コイルバネの前記一端側に嵌入されて接続される接続部を有し、前記接続部は、前記コイルバネに螺入される螺子山が外周面に形成され得る。
【0010】
前記後端栓は、前記コイルバネの前記他端側に嵌入される嵌入部を有し、前記嵌入部は、前記コイルバネに螺入される螺子山が形成され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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