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公開番号2025119503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014426
出願日2024-02-01
発明の名称香り特定システム、香り特定方法、及び香り特定プログラム
出願人小林製薬株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 30/0601 20230101AFI20250806BHJP(計算;計数)
要約【課題】個性を特定するための質問に対するユーザの回答を通じて特定された個性に基づいて、ユーザに適した香りを特定する。
【解決手段】香り特定システムは、ユーザの個性を分類した個性分類を特定するための個性分類特定質問に対するユーザの回答に基づいて、事前に設定される複数の個性分類のうち、ユーザに対応する少なくとも1つの個性分類を特定する個性分類特定部と、個性分類と香りに対応付けられた香りコードとの第1対応関係に基づいて、少なくとも1つの個性分類に対応する1又は複数の香りコードを特定する第1香り特定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの個性を分類した個性分類を特定するための個性分類特定質問に対する前記ユーザの回答に基づいて、事前に設定される複数の個性分類のうち、前記ユーザに対応する少なくとも1つの個性分類を特定する個性分類特定部と、
個性分類と香りに対応付けられた香りコードとの第1対応関係に基づいて、前記少なくとも1つの個性分類に対応する1又は複数の香りコードを特定する第1香り特定部と、
を備える香り特定システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1香り特定部で複数の香りコードが特定されるとき、前記複数の香りコードに対応する複数の香りのうち、少なくとも1つの香りを特定するための香り特定質問を、前記ユーザのユーザ装置に提供する質問提供部と、
前記香り特定質問に対する前記ユーザの回答に基づいて、前記複数の香りコードのうち少なくとも1つの香りコードを特定する第2香り特定部と、
をさらに備える、請求項1に記載の香り特定システム。
【請求項3】
前記少なくとも1つの個性分類に関する情報、前記1又は複数の香りコードに対応する1又は複数の香りに関する情報、並びに、前記少なくとも1つの個性分類及び前記1又は複数の香りに関するメッセージ、の少なくともいずれかを表示するための表示情報を、前記ユーザのユーザ装置に出力する表示出力部、をさらに備える、請求項1又は2に記載の香り特定システム。
【請求項4】
前記質問提供部は、前記複数の香りコードに基づいて、前記複数の香りコードに応じて異なる、前記香り特定質問を提供する、請求項2に記載の香り特定システム。
【請求項5】
前記香り特定質問は、前記複数の香りコードに応じた複数の画像を用いた質問を含む、請求項4に記載の香り特定システム。
【請求項6】
前記複数の画像は、前記複数の香りコードのそれぞれに対応する画像を含み、
前記香り特定質問は、前記複数の画像のそれぞれを、前記ユーザが指定する順と対応付けるための質問を含み、
前記第2香り特定部は、前記順にさらに基づいて、前記少なくとも1つの香りコードを特定する、
請求項5に記載の香り特定システム。
【請求項7】
前記香り特定質問は、前記ユーザが嗜好する香りの印象に関する質問をさらに含み、
前記第2香り特定部は、事前に設定される、香りコードと香りの印象との第2対応関係にさらに基づいて、前記少なくとも1つの香りコードを特定する、
請求項4に記載の香り特定システム。
【請求項8】
前記個性分類特定質問は、所定の場面における前記ユーザの行動の選択に関する質問を含む、請求項1又は2に記載の香り特定システム。
【請求項9】
コンピュータが、
ユーザの個性を分類した個性分類を特定するための個性分類特定質問に対する前記ユーザの回答に基づいて、事前に設定される複数の個性分類のうち、前記ユーザに対応する少なくとも1つの個性分類を特定し、
個性分類と、香りに対応付けられた香りコードとの第1対応関係に基づいて、前記少なくとも1つの個性分類に対応する1又は複数の香りコードを特定する、
香り特定方法。
【請求項10】
コンピュータに、
ユーザの個性を分類した個性分類を特定するための個性分類特定質問に対する前記ユーザの回答に基づいて、事前に設定される複数の個性分類のうち、前記ユーザに対応する少なくとも1つの個性分類を特定する個性分類特定部と、
個性分類と、香りに対応付けられた香りコードとの第1対応関係に基づいて、前記少なくとも1つの個性分類に対応する1又は複数の香りコードを特定する第1香り特定部と、
を実現させるための香り特定プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、香り特定システム、香り特定方法、及び香り特定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザの嗜好に合った香りを提案するシステムが知られていた。
【0003】
例えば、特許文献1に記載されている香り情報提供装置は、ユーザのウェブへの投稿情報を取得する取得部と、取得部が取得した投稿情報を解析する解析部と、解析部による解析の結果に基づいて、ユーザに適した香りを推定する推定部と、推定部が推定した香りの情報を示す香料情報を出力する出力部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-064275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されている香り情報提供装置では、ユーザによるウェブへの投稿情報に基づいて、ユーザに適した香りを推定することが前提となっている。この点、ユーザに適した香りを推定するための情報を、ユーザがウェブに投稿していない場合もあり得る。かかる場合、当該装置は、ユーザに適した香りを正確に推定することができないおそれがある。
【0006】
そこで、本発明の一実施形態は、個性を特定するための質問に対するユーザの回答を通じて特定された個性に基づいて、ユーザに適した香りを特定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る香り特定システムは、ユーザの個性を分類した個性分類を特定するための個性分類特定質問に対するユーザの回答に基づいて、事前に設定される複数の個性分類のうち、ユーザに対応する少なくとも1つの個性分類を特定する個性分類特定部と、個性分類と香りに対応付けられた香りコードとの第1対応関係に基づいて、少なくとも1つの個性分類に対応する1又は複数の香りコードを特定する第1香り特定部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、個性を特定するための質問に対するユーザの回答を通じて特定された個性に基づいて、ユーザに適した香りを特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態である香り特定システム100における処理の概要を示す図である。
本発明の一実施形態である香り特定システム100の構成を示す図である。
個性分類特定質問の例を示す図である。
香り特定質問の例を示す図である。
個性分類特定部140による個性分類を特定する処理の例を示す図である。
第1対応関係の例を示す図である。
表示情報によってユーザ装置200に表示される画面の例を示す図である。
香り特定システム100における処理の例を示すフローチャートである。
コンピュータ900のハードウェア構成の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である香り特定システム100における処理の概要を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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