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公開番号2025119594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2025010691
出願日2025-01-24
発明の名称ノイズキャンセリング構造を備えたイヤホン
出願人安克創新科技股フン有限公司
代理人個人,個人,個人
主分類H04R 1/10 20060101AFI20250806BHJP(電気通信技術)
要約【課題】イヤホン本体、イヤーピース及び翼部を含むイヤホンを開示する。
【解決手段】イヤホン本体は、メインハウジング及びメインハウジングに接続された放音管を含み、放音管が音声通路を有し、放音管の端部に音声通路と連通する放音孔が設けられ、イヤーピースは、接続された固定部及び第1ノイズキャンセリング部を含み、固定部が放音管の外部に嵌着され、第1ノイズキャンセリング部が固定部の外周を囲んで設けられ、翼部は、接続された取付部及び第2ノイズキャンセリング部を含み、取付部がメインハウジングに接続され、第2ノイズキャンセリング部がメインハウジングの外周を囲んで設けられ、第1ノイズキャンセリング部と第2ノイズキャンセリング部との間にノイズキャンセリングキャビティが形成され、ノイズキャンセリングキャビティは、ユーザの耳孔に入る環境ノイズを遮断する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
メインハウジング及び前記メインハウジングに接続された放音管を含み、前記放音管が放音孔を有するイヤホン本体と、
接続された固定部及び第1ノイズキャンセリング部を含み、前記固定部が前記放音管の外部に嵌着され、前記第1ノイズキャンセリング部が前記固定部の外周を囲んで設けられるイヤーピースと、
接続された取付部及び第2ノイズキャンセリング部を含み、前記取付部が前記メインハウジングに接続され、前記第2ノイズキャンセリング部が前記メインハウジングの外周を囲んで設けられる翼部と、を含み、
前記第1ノイズキャンセリング部と前記第2ノイズキャンセリング部との間に、ノイズキャンセリングキャビティが形成され、前記ノイズキャンセリングキャビティは、ユーザの耳孔に入る環境ノイズを遮断する、ことを特徴とするイヤホン。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1ノイズキャンセリング部の前記固定部から離れた自由端は、前記第2ノイズキャンセリング部の外表面に当接し、
或いは、前記第2ノイズキャンセリング部の前記取付部から離れた自由端は、前記第1ノイズキャンセリング部の内表面に当接する、ことを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
【請求項3】
前記第1ノイズキャンセリング部の前記固定部から離れた外端面は、前記第2ノイズキャンセリング部の前記第1ノイズキャンセリング部に対向する側面の輪郭に適合し、
或いは、前記第2ノイズキャンセリング部の前記第1ノイズキャンセリング部に対向する側面には、溝が形成され、前記第1ノイズキャンセリング部の前記固定部から離れた外縁部は、前記溝に当接し、
或いは、前記第2ノイズキャンセリング部の前記第1ノイズキャンセリング部に対向する側面には、突起が形成され、前記第1ノイズキャンセリング部の前記固定部から離れた側の異なる位置は、前記第2ノイズキャンセリング部の前記第1ノイズキャンセリング部に対向する側面と前記突起とにそれぞれ当接する、ことを特徴とする請求項2に記載のイヤホン。
【請求項4】
前記翼部は、前記取付部の前記第2ノイズキャンセリング部から離れた端部に位置する支持部を含み、装着状態において、前記支持部は、耳輪に当接するように配置される、ことを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
【請求項5】
前記放音管内に設けられたスピーカー、及び/又は、
前記メインハウジング内に設けられた電子制御モジュール、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
【請求項6】
前記第2ノイズキャンセリング部は、前記第1ノイズキャンセリング部の前記メインハウジングに対向する側に位置し、前記放音管の軸方向に沿って前記メインハウジングから離れた方向において、前記第1ノイズキャンセリング部の外径と前記第2ノイズキャンセリング部の外径とは、いずれも減少するように設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
【請求項7】
前記第2ノイズキャンセリング部は、前記第1ノイズキャンセリング部の前記メインハウジングに対向する側に位置し、中間部が前記放音孔に向かって突起するように設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
【請求項8】
前記放音孔と外部とを連通させる減圧通路をさらに含む、ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載のイヤホン。
【請求項9】
前記減圧通路は、互いに連通する第1通路セクション及び第2通路セクションを含み、前記第1通路セクションは、前記放音管の壁体内に形成されるとともに前記放音孔と連通し、前記第2通路セクションは、前記メインハウジングの壁体内に形成されるとともに外部と連通する、ことを特徴とする請求項8に記載のイヤホン。
【請求項10】
前記第1ノイズキャンセリング部に第1通気通路が設けられ、前記第1通気通路は、前記放音孔に近接するように設けられ、ユーザの耳孔と前記ノイズキャンセリングキャビティとを連通させる、ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載のイヤホン。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、イヤホンの技術分野に関し、特にイヤホンに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
イヤホンは、電気信号を音声に変換できる装置であり、通常、メディアプレーヤー、携帯電話又は他のオーディオ機器に接続され、耳に装着されて音声をユーザに伝達する。
【0003】
イヤホンは、カナル型及び耳覆い型の2種類に分けられる。カナル型イヤホンのイヤホン本体には、一般的に、イヤーピースがあり、該イヤホンは、密封方式でノイズを遮断する。イヤーピースがユーザの耳道に挿入されると、イヤーピースと耳道との間に密閉した空間を形成することになる。しかしながら、イヤーピースの遮音効果が限られているため、外部のノイズが依然として容易にイヤーピースを透過して耳道に入る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願は、イヤホンを提供し、本願の技術手段は、イヤホンの装着中に外部のノイズが耳道に入ることを効果的に低減することができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1態様では、本願は、イヤホン本体、イヤーピース及び翼部を含むイヤホンを提供し、イヤホン本体は、メインハウジング及び前記メインハウジングに接続された放音管を含み、前記放音管が音声通路を有し、前記放音管の端部に前記音声通路と連通する放音孔が設けられ、イヤーピースは、接続された固定部及び第1ノイズキャンセリング部を含み、前記固定部が前記放音管の外部に嵌着され、前記第1ノイズキャンセリング部が前記固定部の外周を囲んで設けられ、翼部は、接続された取付部及び第2ノイズキャンセリング部を含み、前記取付部が前記メインハウジングに接続され、前記第2ノイズキャンセリング部が前記メインハウジングの外周を囲んで設けられ、前記第1ノイズキャンセリング部と前記第2ノイズキャンセリング部との間にノイズキャンセリングキャビティが形成され、前記ノイズキャンセリングキャビティは、ユーザの耳孔に入る環境ノイズを遮断する。
【0006】
本願の有益効果は、以下のとおりである。イヤーピースに第1ノイズキャンセリング部が設けられ、翼部に第2ノイズキャンセリング部が設けられる。イヤーピースは、放音管に接続され、第1ノイズキャンセリング部は、放音管の外周を囲んで設けられ、翼部は、メインハウジングに接続され、第2ノイズキャンセリング部は、メインハウジングの外周を囲んで設けられ、これにより、第1ノイズキャンセリング部及び第2ノイズキャンセリング部は、ユーザの耳に入るノイズを多重遮断することができる。また、イヤーピース及び翼部が独立した部材であるため、ユーザは、自身の耳道の大きさに基づいて大きさが適切なサイズを選択し、これらの部材を自由に取り外し交換することができ、イヤホンの装着快適性を向上させる。
【0007】
本願の実施例又は関連技術における技術手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は関連技術の説明に必要な図面を簡単に説明するが、明らかに、以下の記載における図面は本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労働をせずにこれらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本願の一実施例におけるイヤホンの概略構成図である。
図1における線A-Aに沿った断面図である。
本願の一実施例におけるイヤホンの分解図である。
本願の一実施例におけるイヤーピースの概略構成図である。
本願の一実施例における第1ノイズキャンセリング部の概略構成図である。
本願の一実施例における第1ノイズキャンセリング部と第2ノイズキャンセリング部とが当接する場合の状態図である。
本願の別の実施例における第1ノイズキャンセリング部と第2ノイズキャンセリング部とが当接する場合の状態図である。
本願のまた別の実施例における第1ノイズキャンセリング部と第2ノイズキャンセリング部とが当接する場合の状態図である。
本願の一実施例におけるイヤホン本体の概略構成図である。
本願の別の実施例におけるイヤホンの概略構成図である。
本願のまた別の実施例におけるイヤホンの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本願の目的、技術手段及び利点をより明確にするために、以下、図面を参照しながら本願の実施例の形態をさらに詳細に説明する。
【0010】
以下の説明において、図面を言及するとき、特に説明しない限り、異なる図面における同じ番号は、同じ又は類似した要素を示す。以下の例示的な実施例に説明される実施形態は、本願と一致する全ての実施形態を代表するものではない。逆に、それらは単に、添付の特許請求の範囲に詳細に説明される、本願のいくつかの態様と一致する装置及び方法の例だけである。
(【0011】以降は省略されています)

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