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公開番号2025119676
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014589
出願日2024-02-02
発明の名称画像処理装置、制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250807BHJP(電気通信技術)
要約【課題】修正痕を残すようにスキャンが実行される場合においてユーザビリティを向上させる画像処理装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】方法は、原稿を読み取り原稿データを生成する生成手段と、生成手段により生成された原稿データを送信する送信手段と、第1の受付手段及び第2の受付手段を有する。第1の受付手段は、前記送信手段による前記原稿データの送信を指示を含む操作を受付けS1001、第2の受付手段は、生成手段によって生成された前記原稿データに原稿を修正したことを示す修正痕が含まれるための設定である修正痕設定を有効にする操作があった場合S1002Yes、S1004Yes、エラーポップアップを表示するS1005。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
原稿を読み取り原稿データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された原稿データを送信する送信手段と、
前記送信手段による前記原稿データの送信を指示する操作を受付ける第1の受付手段と、
前記生成手段によって生成された前記原稿データに前記原稿を修正したことを示す修正痕が含まれるための設定である修正痕設定を有効にするための操作を、前記原稿データを送信する送信先ごとに受付ける第2の受付手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記第2の受付手段は、前記原稿データを送信する送信先を設定するための画面に表示される所定のボタンに対するユーザの操作に基づいて、前記修正痕設定を有効にするための操作を受付けることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記原稿データを送信する送信先に前記修正痕設定が無効に設定された送信先が含まれる場合、当該無効に設定された修正痕設定を有効に変更するか否かをユーザに確認するための確認画面を表示する第1の表示手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記確認画面を表示するか否かの設定を行うことができることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記原稿データを送信する送信先に前記修正痕設定が有効に設定された送信先と無効に設定された送信先の両方が含まれる場合、警告画面を表示する第2の表示手段を更に有することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記送信手段は、前記修正痕設定が有効に設定された送信先と無効に設定された送信先の両方が含まれる場合、前記原稿データの送信をキャンセルすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記送信手段はFAXまたはIFAXにより前記原稿データを送信することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記修正痕設定に関連する設定の設定画面を表示する第3の表示手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記第3の表示手段は、前記修正痕設定を有効にするための操作を受け付けた場合、前記修正痕設定に関連する設定の設定値を、前記修正痕設定が有効にされる設定値に設定されることを示す画面を表示することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記修正痕設定に関連する設定の設定画面において、前記修正痕設定を無効にする設定値は選択可能でないように表示されることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
紙文書などの原稿を光学的に走査(スキャン)して電子文書などの原稿データを生成する装置として単機能の読取装置(スキャナ装置)や、複写機に搭載された画像読取装置(スキャナ等)がある。近年は、モバイル端末等もドキュメントスキャナとして利用可能になっている(以下、これら装置を総称して「読取装置」と呼ぶ)。
【0003】
一方、税務関係の帳票等、これまで紙文書のみが「原本」として認められていたが、近年、電子文書化技術の進歩に伴う法制度の変化によって、所定の条件を満たすことにより、電子文書も原本として認められるようになっている。電子文書が「原本」として認められる条件の一つとして、修正したことを示す痕跡(例えば、修正液などの痕跡)(以下、修正痕)のある原稿を電子文書化した際に、修正痕の情報が消失しない(換言すれば、視認性が保持される)こと、がある。そこで、修正痕を残すために、自動で修正痕が残る設定でジョブを実行する方法が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-112514
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、ユーザのスキャン処理実行操作後に自動で修正痕が残る設定値に変更してスキャンが実行されるため、ユーザは、どのような設定値でスキャンが実行されたかを把握できない場合がある。
【0006】
そこで本発明は、修正痕を残すようにスキャンが実行される場合において、ユーザビリティを向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、原稿を読み取り原稿データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された原稿データを送信する送信手段と、前記送信手段による前記原稿データの送信を指示する操作を受付ける第1の受付手段と、前記生成手段によって生成された前記原稿データに前記原稿を修正したことを示す修正痕が含まれるための設定である修正痕設定を有効にするための操作を、前記原稿データを送信する送信先ごとに受付ける第2の受付手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
修正痕を残すようにスキャンが実行される場合において、ユーザビリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一の実施形態における画像処理システムの全体図。
第一の実施形態におけるMFP101の構成を示すブロック図。
第一の実施形態におけるアプリケーション構成を示す図。
第一の実施形態における操作表示部に表示される画面の一例を示す図
第一の実施形態における「修正液などの痕跡を残す」ボタン押下時の処理の一例を示すフローチャート。
第一の実施形態における「修正液などの痕跡を残す」設定が有効である場合に操作表示部に表示される画面の一例を示す図。
第一の実施形態における設定画面表示処理の一例を示すフローチャート。
第一の実施形態における送信先選択・確定処理の一例を示すフローチャート。
第一の実施形態におけるアドレス帳画面の一例を示す図。
第一の実施形態におけるスキャン開始時の処理の一例を示すフローチャート。
第一の実施形態におけるアドレス帳画面およびスキャン開始時のポップアップ画面の一例を示す図。
第二の実施形態における宛先登録画面の一例を示す図。
第二の実施形態における読取処理の一例を示すフローチャート。
第二の実施形態における設定確認画面の一例を示す図。
第二の実施形態における警告画面の一例を示す図。
第二の実施形態における「修正液などの痕跡を残す」設定の確認を行う処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示を詳細に説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本開示を限定するものではなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。また、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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