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公開番号2025119808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014837
出願日2024-02-02
発明の名称カードセット
出願人株式会社ONEスポーツアカデミー
代理人個人,個人
主分類A63B 69/00 20060101AFI20250807BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】競技者の競技力の向上に寄与できるカードセットを提供すること。
【解決手段】カードセットには、複数枚の動作カード10が含まれている。各動作カード10は、特定の身体動作を示す動作情報を有する。また、各動作カード10は、当該動作カード10と組み合わせ可能な動作カード10を指定する組み合わせ指定情報50を有する。複数枚の動作カード10は、隣接する組み合わせ指定情報50としての色彩が同一となるように並べることにより、一連の身体動作を示す特定情報60を生成可能に構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
特定の身体動作を示す動作情報を有する動作カードを複数組み合わせることにより一連の身体動作を示す特定情報を生成可能なカードセットであって、
前記動作カードには、
一連の身体動作における最初の身体動作である開始動作を示す前記動作情報を有する開始動作カードと、
一連の身体動作における中間の身体動作である中間動作を示す前記動作情報を有する中間動作カードと、
一連の身体動作における最後の身体動作である終了動作を示す前記動作情報を有する終了動作カードと、があり、
前記動作カードは、当該動作カードと組み合わせ可能な前記動作カードを指定する組み合わせ指定情報を有し、
複数枚の前記動作カードについて、隣接する前記組み合わせ指定情報が特定の対応関係となるように並べることにより、前記特定情報を生成可能であることを特徴とするカードセット。
続きを表示（約 260 文字）【請求項２】
１枚の前記開始動作カードと、０以上の任意の枚数の前記中間動作カードと、１枚の前記終了動作カードと、の組み合わせにより前記特定情報を生成可能である請求項１に記載のカードセット。
【請求項３】
前記開始動作カードと、前記中間動作カードと、前記終了動作カードとは、それぞれ複数種類ある請求項１又は請求項２に記載のカードセット。
【請求項４】
前記動作カードには、該動作カードに示される身体動作のトレーニングに用いるトレーニング情報が記載されている請求項１に記載のカードセット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、カードセットに関するものである。
続きを表示（約 2,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、学習用の教材としてカードを利用することが行われている。例えば、特許文献１には、算数の学習に利用するカードの発明が開示されている。
一方、スポーツにおいては、競技者の競技力向上のため、様々な身体動作を習得するためのトレーニングが行われている。このようなトレーニングでは、１つ１つの身体動作を行うほか、複数の身体動作を組み合わせた一連の身体動作を行うことにより様々な身体動作を効果的に習得できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－１４２５７２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、スポーツのトレーニングにおいて複数の身体動作を組み合わせた一連の身体動作を行う場合に、競技者によっては、複数の身体動作をどのように組み合わせて一連の身体動作を構成すればよいかわからないことがある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記課題を解決するカードセットは、特定の身体動作を示す動作情報を有する動作カードを複数組み合わせることにより一連の身体動作を示す特定情報を生成可能なカードセットであって、前記動作カードには、一連の身体動作における最初の身体動作である開始動作を示す前記動作情報を有する開始動作カードと、一連の身体動作における中間の身体動作である中間動作を示す前記動作情報を有する中間動作カードと、一連の身体動作における最後の身体動作である終了動作を示す前記動作情報を有する終了動作カードと、があり、前記動作カードは、当該動作カードと組み合わせ可能な動作カードを指定する組み合わせ指定情報を有し、複数枚の前記動作カードについて、隣接する前記組み合わせ指定情報が特定の対応関係となるように並べることにより、前記特定情報を生成可能であることを要旨とする。
【発明の効果】
【０００６】
本発明によれば、競技者の競技力の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、動作カードの表面を示す説明図である。
図２は、特殊動作カードの表面を示す説明図である。
図３は、トレーニング専用カードの表面を示す説明図である。
図４は、動作カードの組み合わせ態様の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、カードセットの一実施形態について説明する。以下の説明において、特に断りなく上下左右と示す場合には、カードを正面視したときの上下左右を指すものとする。
＜カードセットの概略＞
図１に示すように、本実施形態のカードセット１００は、複数枚の動作カード１０を含んで構成されている。動作カード１０は、任意のスポーツにおける特定の身体動作を特定可能に構成されている。本実施形態において、動作カード１０は、バスケットボールにおける身体動作を特定可能である。即ち、本実施形態のカードセット１００は、バスケットボールのトレーニングに用いられるカードセットである。
【０００９】
＜動作カードの構成＞
動作カード１０は、特定の身体動作を示す動作情報２０を有する。本実施形態において、動作情報２０は、動作カード１０の一方の面に印刷されることにより動作カード１０に付与されている。以下の説明では、動作カード１０において動作情報２０が付与されている面を表面と示し、該表面と反対側の面を裏面と示す。動作情報２０には、対応する身体動作を行っているキャラクタを模した絵柄である第１動作情報２１がある。第１動作情報２１は、動作カード１０の上下方向における略中央であって、左右方向における中央よりも左端１０ｃ側に印刷されている。動作情報２０には、対応する身体動作の名称を示す文字列である第２動作情報２２がある。第２動作情報２２は、動作カード１０の上下方向における中央よりも上端１０ａ側であって、左右方向における略中央に印刷されている。動作情報２０には、対応する身体動作を動作カード１０の表面の色彩により表現する第３動作情報２３がある。第３動作情報２３は、少なくとも動作カード１０の上下方向及び左右方向における略中央を含む部分の色彩である。
【００１０】
動作カード１０は、各動作カード１０に対応する身体動作を習得するためのトレーニングに用いるトレーニング情報３０を有する。トレーニング情報３０は、動作カード１０の表面に印刷されることにより動作カード１０に付与されている。トレーニング情報３０には、対応する身体動作の見本となる動画を閲覧可能なＵＲＬにアクセス可能な二次元コード３１がある。二次元コード３１は、動作カード１０の上下方向における中央よりも下端１０ｂ側であって、左右方向における略中央に印刷されている。トレーニング情報３０には、対応する身体動作の難易度を示す難易度情報３２がある。例えば、難易度情報３２は、星の数で示される。トレーニング情報３０には、対応する身体動作の習熟度を記録できる記録欄３３がある。トレーニング情報３０には、対応する身体動作の種別を示す動作種別情報３４がある。例えば、動作種別情報３４は、対応する身体動作の種別を示す文字列である。身体動作の種別は、例えば、当該身体動作を行うことが効果的なシチュエーションに応じて定められる。難易度情報３２、記録欄３３、及び動作種別情報３４は、動作カード１０の上下方向における略中央であって、左右方向における中央よりも右端１０ｄ側に印刷されている。特に、難易度情報３２、記録欄３３、及び動作種別情報３４は、上端１０ａ側から下端１０ｂ側へ動作種別情報３４、難易度情報３２、記録欄３３の順に位置している。トレーニング情報３０には、対応する身体動作の目的を示す動作目的情報３５がある。例えば、動作目的情報３５は、対応する身体動作の目的を示す文字列である。動作目的情報３５は、動作カード１０の上下方向における中央よりも上端１０ａ側であって、左右方向における中央よりも右端１０ｄ側に印刷されている。特に、動作目的情報３５は、第２動作情報２２の一部に重なるように印刷されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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