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公開番号2025121052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016224
出願日2024-02-06
発明の名称ゲーム用具
出願人株式会社モントミ
代理人個人,個人
主分類A63F 3/00 20060101AFI20250812BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】数字駒をゲーム盤に載置して行うゲームで初心者から上級者まで楽しめるものが望まれていた。
【解決手段】環状に配置した複数の整数の群についてその群のなかの最大数に到達するゲームとする。整数群は異なる複数の整数で連続数を用いる。ゲーム盤には環状のトラックレーンが配置される。トラックレーンには複数の区画を環状に配置してある。使用する数字駒には、1から連続増加する整数がその表面に表示されている。これらの数字駒を駒載置区画にランダムに載置することにより、環状に配置された整数の群を構成する。環配置の任意の数字駒からその数字駒が表示する整数だけ時計回りにまたは反時計回りに進んだ位置の数字駒に到達する。到達した数字駒の表示数だけこの到達した数字駒から逆方向回りに進み、この時計回り、反時計回りの動きを交互に繰り返すことにより、その環配置数群の最大数に到達することを目指す。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1から始まり昇順に連続した整数がそれぞれの駒表面に表示された複数の数字駒と、
この数字駒の駒数以上の複数の駒載置用の区画が、その表面に環状に配置されたゲーム盤とを備え、
上記複数の数字駒が上記複数の駒載置用の区画のそれぞれにランダムに載置されることにより、ランダムに配置された整数の環が形成され、
この環状に配置された数字駒の中で任意の数字駒からその数字駒が表示する整数だけ時計回りまたは反時計回りに進んだ位置の数字駒に到達すると、その到達した数字駒の表示する整数だけこの到達した数字駒から上記時計回りまたは反時計回りとは逆回りに進み、この時計回り、反時計回りの交互の動きを繰り返すことにより、環状に配置された数字駒の内の特定の数字を表示する特定数字駒に到達することを目指すゲーム用具。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
上記特定数字駒は、上記整数の環のなかの最大数を示す数字駒とする請求項1に記載のゲーム用具。
【請求項3】
上記複数の数字駒は0が表示された数字駒をさらに含むとともに、上記特定数字駒は0が表示された数字駒とした請求項1に記載のゲーム用具。
【請求項4】
上記ゲーム盤にあって、環状に配置された複数の駒載置用の区画は、少なくとも内外2条の環で構成されるとともに、外側の環の駒載置用の区画の数は、内側の環の駒載置用の区画の数の2倍または3倍とした請求項1に記載のゲーム用具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明はゲーム用具、詳しくはルーレット盤のように同心円形状の配列による複数の区画環に数字駒をランダムに配置した複数の整数環のそれぞれについて順逆2方向への指の動きでその最大数駒に到達できるか否かを考察するルーレット型ボードゲーム用具に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、数字駒を使用したボードゲーム用具としては、下記の文献に記載のものが知られている。特許文献1には、碁盤目状のボードにてそのマス目に数字駒を配置して魔法陣を完成させるゲームである。
特許文献2には、4×4のマス目の盤に3個の駒(数字)をいずれか一列に並べる対戦型のゲームである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-159971号公報
特開2005-103111号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来のゲーム用具では、駒数、ボード形状からして比較的簡単なゲームを行うことができる程度であって、プレーヤの好奇心、知的探求心を十分に満足させることができないという問題点があった。
【0005】
そこで、発明者は鋭意研究の結果、複数個の整数駒を円環形状に配置することにより、その配置された整数群において最大数を発見するための指の動きないし頭脳の働きによりその好奇心を満足させることが可能な新たなゲームを開発し、この発明を完成させた。
【0006】
すなわち、この発明は、老若男女を問わず、知的好奇心、探求心を簡易に満足させることが可能な新規ボードゲームとこれに使用するためのゲーム用具を提供することをその目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、1から始まり昇順に連続した整数がそれぞれの駒表面に表示された複数の数字駒と、この数字駒の駒数以上の複数の駒載置用の区画が、その表面に環状に配置されたゲーム盤とを備え、上記複数の数字駒が上記複数の駒載置用の区画のそれぞれにランダムに載置されることにより、ランダムに配置された整数の環が形成され、この環状に配置された数字駒の中で任意の数字駒からその数字駒が表示する整数だけ時計回りまたは反時計回りに進んだ位置の数字駒に到達すると、その到達した数字駒の表示する整数だけこの到達した数字駒から上記時計回りまたは反時計回りとは逆回りに進み、この時計回り、反時計回りの交互の動きを繰り返すことにより、環状に配置された数字駒の内の特定の数字を表示する特定数字駒に到達することを目指すゲーム用具である。
ゲーム用具は、ゲーム盤と複数個の数字駒とで構成される。ゲーム盤の表面には複数の駒載置用の区画が環状に配置される(例えば陸上競技用トラックにて環状の1レーンに複数のマス目を周方向に並べて配した状態)。これら駒載置用の区画は平面視して例えば線図にて明確に区分できるタイプに限らず、凹凸形状により区別・視認できるものであってもよい。また、複数個の数字駒の例えば上面にはそれぞれ異なる整数が表示(印字、刻印など)されている。すなわち、1から始まり昇順に連続した整数(自然数)が表示されている。例えば1,2,3,・・・・・6,7,8等である。この場合、数字駒の駒数(8)は、上記駒載置用の区画の数(例えば10のマス目)より少ないものとする。同数(12区画に対して12駒)であってもよい。
【0008】
そして、このゲーム用具の使用(ゲームの遊び方)では、環状に配置される駒載置用の複数の区画のうちの各区画に対して、複数の数字駒のうちの1つを載置する。1区画に1数字駒を載置し、すべての数字駒を複数の区画に載置する。この数字駒の載置の順序はランダムに載置するものとする。この結果、すべてが異なる整数からなる1群の自然数が環(例えばトラックのレーン)を構成する。この場合、ランダム配置であることから例えば1~5の自然数群であれば、その組み合わせは時計回りに(12345)の他にも多数の組み合わせ(時計回りに53124等)が考えられる。数字駒が多くなればなるほど複雑な組み合わせの環(数字のサークル)が構成される。
【0009】
そして、この数字駒による環において、例えば任意の数字駒(例えば「2」)から始めて以下のルールにて、例えば指(眼)の動きで環(数字のサークル)中の最大数(特定数字駒)例えば「5」を目指すこととなる。これが到達できれば、この環で別の位置の数字駒(例えば「4」)から同様の動きで到達をめざす。
指の動きとは、時計回り→反時計回り→時計回り→反時計回り→・・・であり、スタートの駒の表示数が「3」であれば、時計回りに3駒分だけ進み、到達した数字駒が「2」であれば逆回りに2進む(2駒分だけ戻る)のである。この場合、最終的に特定の数字駒、例えば最大数「5」に到達できることがこのゲームでの1つの達成を示し、すべての数字駒位置から最大数に到達できて完成とされる。すなわち、この並びの数字群(数字環)はゲームとして完成形(解あり)である。
もちろん到達できずに「解なし」とされる並び環もある。
完成を目指すことにおいて、これは全数字駒の内の最大数が大きくなればなるほど困難を極める(駒数も増える)。この到達目標とする特定数字駒としては、グループ内での最大数を示す駒の他に、任意の中間数、または最小数などを示す場合でもよい。
換言すると、環(円乃至多角形の閉鎖形配置)にて「解あり」、「解なし」を峻別することも、このゲームの一部を構成する。特定の環(1~6,1~12など、また、そのランダム配置にての環配置)で「解あり」を確認、検証することもゲームの一部である。
【0010】
ゲーム盤は、例えば1枚の矩形の板材(プラスチック素材など)であってその表面には複数の区画を円環状に並べて無端の環状区画(トラックレーン)が形成されている。この環状区画は同心円状に内外に複数列(例えば最外周のトラックレーンは24個の区画で形成し、中間の周(トラックレーン)は12個の区画で、最内周トラックレーンは6個の区画で形成する)にて構成することもできる。また、この場合の環状配置には、真円形、楕円形のほかにも変形した閉鎖型の図形、例えば角型、矩形などを含むものとする。いわゆる無端のループ(輪または環)であればその平面視での形態は問わないものとする。
なお、複数区画による全体の配置形状は上述のように矩形であってもよく、その場合はゲーム盤の形状もこれに対応した相似形(矩形)とすることが好ましい。
また、各区画(単位区分;マス目)はそれぞれどのような形状(円、矩形など)でもよいが、数字駒を載置できるサイズで、数字駒の平面形状も、区画に対応した形状(矩形区画に矩形駒)とすることもできる。なお、複数の駒、複数の載置区画とも全て等しくすることが好ましい。
数字駒の駒数と載置用の区画数とは一致させることが好ましいが、不一致(区画数が多い)の場合は、使用する数字駒の駒数に対応して載置用の区画を使用し、不使用(ブランク)の区画を設けることとなる。
数字駒は、例えば円柱体でその上面に数字を表示(印字、刻印)などしてある。数字駒は1から始まる連続する自然数が表示されている。すべての数字駒はそれぞれ異なる数が表示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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