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公開番号2025121378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024219478
出願日2024-12-13
発明の名称雨水排水システムおよび建築物
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E03C 1/122 20060101AFI20250812BHJP(上水;下水)
要約【課題】サイフォン現象を用いて排水する際に、排水による振動が抑制された雨水排水システムを提供する。
【解決手段】サイフォン誘発部11と、サイフォン誘発部11の下流側に構成された竪管57と、竪管57に接続された横管58と、竪管57と横管58とを接続する継手14と、を有し、継手14に伸縮管160が接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
サイフォン誘発部と、
前記サイフォン誘発部の下流側に構成された竪管と、
前記竪管に接続された横管と、
前記竪管と前記横管とを接続する継手と、を有し、
前記継手に伸縮管が接続される、
雨水排水システム。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記伸縮管が前記継手の上流側に構成されている、
請求項1に記載の雨水排水システム。
【請求項3】
前記伸縮管が前記継手の下流側に構成されている、
請求項1に記載の雨水排水システム。
【請求項4】
サイフォン誘発部と、
前記サイフォン誘発部の下流側に構成された竪管と、
前記竪管に接続された横管と、
前記竪管と前記横管とを接続する継手と、を有し、
前記継手が伸縮管である、
雨水排水システム。
【請求項5】
サイフォン誘発部と、
前記サイフォン誘発部の下流側に構成された第1横管と、
前記第1横管に接続されるとともに前記第1横管に交差する方向に延びる第2横管と、 前記第1横管と前記第2横管とを接続する継手と、を有し、
前記継手に伸縮管が接続される、
雨水排水システム。
【請求項6】
サイフォン誘発部と、
前記サイフォン誘発部の下流側に構成された第1横管と、
前記第1横管に接続されるとともに前記第1横管に交差する方向に延びる第2横管と、 前記第1横管と前記第2横管とを接続する継手と、を有し、
前記継手が伸縮管である、
雨水排水システム。
【請求項7】
前記伸縮管の内面が平滑である、
請求項1から6のいずれか1項に記載の雨水排水システム。
【請求項8】
前記竪管、前記横管および前記継手のうちの少なくとも一方は、前記伸縮管の端部から0.5m以内で支持されている、
請求項1から4のいずれか1項に記載の雨水排水システム。
【請求項9】
前記第1横管、前記第2横管および前記継手のうちの少なくとも一方は、前記伸縮管の端部から0.5m以内で支持されている、
請求項5または6に記載の雨水排水システム。
【請求項10】
請求項1から6のいずれか一項に記載の雨水排水システムが配置される、建築物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、雨水排水システムおよび建築物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、下記特許文献1に記載の雨樋システム(雨水排水システム)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-007220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の雨水排水システムでは、サイフォン現象を用いて雨水を排水する際に、排水による振動で配管が破損したりするおそれや、振動音によって建物内の人へ不快感を与えるおそれがある。
【0005】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、サイフォン現象を用いて排水する際に、排水による振動が抑制された雨水排水システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る雨水排水システムは、サイフォン誘発部と、前記サイフォン誘発部の下流側に構成された竪管と、前記竪管に接続された横管と、前記竪管と前記横管とを接続する継手と、を有し、前記継手に伸縮管が接続される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、サイフォン現象を用いて排水する際に、排水による振動が抑制された雨水排水システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る雨水排水システムを示す概略斜視図である。
図1の雨水排水システムに備えるドレンを示す斜視図である。
図1の雨水排水システムに備える伸縮管の一例を示す半断面図である。
図1の雨水排水システムにおける支持形態の一例を示す模式図である。
図1の雨水排水システムにおける変形形態の一例を示す模式図であり、(a)は変形前の状態を示す図であり、(b)は変形後の状態を示す図である。
本発明の第2実施形態に係る雨水排水システムのフィン付き継手を示す断面図である。
本発明の第3実施形態に係る雨水排水システムのフィン付き継手を示す斜視図である。
本発明の第4実施形態に係る雨水排水システムのフィン付き継手を断面で示す斜視図である。
本発明の第5実施形態に係る雨水排水システムの伸縮管を排水管路に電気融着継手で接合する例を示す断面図である。
本発明の第6実施形態に係る雨水排水システムの伸縮管を排水管路にフランジで接合する例を示す側面図である。
本発明の第7実施形態に係る雨水排水システムの伸縮管を排水管路に接合部材で接合する例を示す側面図である。
図11の接合部材をA-A線に沿って破断した側面図である。
本発明の第8実施形態に係る雨水排水システムの伸縮管を排水管路に接合部材で接合する例を示す側面図である。
本発明の第9実施形態に係る雨水排水システムの伸縮管を排水管路にメカ継手部材で接合する例を示す側面図である。
図1の雨水排水システムに備えるエルボ管の一例を示す断面図である。
図1の雨水排水システムに備えるエルボ管の一例を示す断面図である。
図1の雨水排水システムに備えるエルボ管の一例を示す下面図である。
図1の雨水排水システムに備えるエルボ管の一例を示す断面図である。
図1の雨水排水システムにおける伸縮管の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、図1から図5を参照し、本発明の第1実施形態に係る雨水排水システムを説明する。
本実施形態の雨水排水システム1は、図1に示すように、建造物100に設置されている。
【0010】
雨水排水システム1は、建造物100の屋上105に降った雨水を地面近傍に移動させて下水管に排水する。雨水排水システム1は、1つを備えていてもよく、2つ以上を備えていてもよい。雨水排水システム1が2つを備えている場合、2つの雨水排水システム1は、建造物100の対向する側面の近傍に配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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