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公開番号
2025121672
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024017266
出願日
2024-02-07
発明の名称
商品処理装置
出願人
株式会社イシダ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
30/0601 20230101AFI20250813BHJP(計算;計数)
要約
【課題】計量商品のモバイルオーダーを可能とする商品処理装置を提供する。
【解決手段】商品処理装置5は、受信部50と、表示部51と、送信部52と、表示部51に表示された商品の前記希望重量に基づいて計量された商品の実際の重量及び当該実際の重量に基づく価格を含む決済情報を、顧客識別情報によって特定される端末装置3に対して送信部52から送信させる制御部53と、を備え、顧客の端末装置3において商品及び希望重量を指定する際、商品毎に設定されている重量の範囲に基づいて、希望重量に対する重量の範囲での最低価格及び最高価格が表示され、制御部54は、計量された商品の実際の重量に基づく価格が最低価格及び最高価格の範囲内である場合に、決済情報を端末装置3に送信させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
顧客が端末を介して注文する商品に係る商品情報であって、前記商品及び当該商品の希望重量を含む前記商品情報と、前記顧客を特定する顧客識別情報とが紐付けられた注文データを受信する受信部と、
前記受信部によって受信された前記注文データに基づいて、前記商品及び前記商品の希望重量を表示する表示部と、
前記顧客の前記端末に各種情報を送信する送信部と、
前記表示部に表示された前記商品の前記希望重量に基づいて計量された前記商品の実際の重量及び当該実際の重量に基づく価格を含む決済情報を、前記顧客識別情報によって特定される前記端末に対して前記送信部から送信させる制御部と、を備え、
前記顧客の端末において前記商品及び前記希望重量を指定する際、前記商品毎に設定されている重量の範囲に基づいて、前記希望重量に対する前記重量の範囲での最低価格及び最高価格が表示され、
前記制御部は、計量された前記商品の実際の重量に基づく価格が前記最低価格及び前記最高価格の範囲内である場合に、前記決済情報を前記端末に送信させる、商品処理装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記制御部は、計量された前記商品の実際の重量に基づく価格が前記最低価格又は前記最高価格の範囲を超えている場合には、価格が超えていることを前記表示部に表示させる、請求項1に記載の商品処理装置。
【請求項3】
前記商品の注文時に前記商品に係る決済を行う決済部を備え、
前記決済部は、前記商品の注文時において、前記顧客のデポジットから前記最高価格で決済を行い、実際の前記商品の価格と前記最高価格との間に差額が生じた場合、前記デポジットに差額分を返金する、請求項1又は2に記載の商品処理装置。
【請求項4】
前記顧客の端末において前記商品及び前記希望重量を指定する際、前記商品毎に設定された前記商品の処理方法の選択項目が表示され、
前記受信部は、前記端末において前記商品の処理方法が指定された場合、前記商品の処理方法を含む前記商品情報に係る前記注文データを受信し、
前記表示部は、前記商品情報に基づいて前記商品の処理方法を表示する、請求項1又は2に記載の商品処理装置。
【請求項5】
前記顧客の端末において、前記商品毎に設定された前記重量の範囲における規定の最低値及び最高値について、前記最低値と前記最高値との間の幅を広げる変更が可能であり、
前記顧客の端末において前記商品及び前記希望重量を指定する際、変更された前記重量の範囲における前記最低価格及び前記最高価格が表示される、請求項1又は2に記載の商品処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品処理装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
商品の注文方法として、モバイルオーダーが知られている。モバイルオーダーは、顧客が端末等を使用して店舗外又は店舗内において商品の注文及び決済を行い、注文した商品を店舗において受け取る(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-89370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
店舗において販売される商品として、商品の重量に応じて価格が変化する計量商品(例えば、惣菜、肉等)がある。計量商品をモバイルオーダーする場合、以下のような問題が生じ得る。計量商品の場合には、顧客が注文する際には価格が決まらず、店舗において実際に商品を計量することによって価格が決定する。この場合、顧客は、注文するときには価格が決まっていないため、価格がいくらになるのかが分からず不安になり得る。一方、店舗は、計量後の商品の価格に顧客が納得せず、顧客が注文をキャンセルした場合、商品を破棄しなければならないおそれがあり食品ロスになり得る。これらのことから、計量商品は、モバイルオーダーすることが難しかった。
【0005】
本発明の一側面に係る商品処理装置は、計量商品のモバイルオーダーを可能とする商品処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一側面に係る商品処理装置は、顧客が端末を介して注文する商品に係る商品情報であって、商品及び当該商品の希望重量を含む商品情報と、顧客を特定する顧客識別情報とが紐付けられた注文データを受信する受信部と、受信部によって受信された注文データに基づいて、商品及び商品の希望重量を表示する表示部と、顧客の端末に各種情報を送信する送信部と、表示部に表示された商品の希望重量に基づいて計量された商品の実際の重量及び当該実際の重量に基づく価格を含む決済情報を、顧客識別情報によって特定される端末に対して送信部から送信させる制御部と、を備え、顧客の端末において商品及び希望重量を指定する際、商品毎に設定されている重量の範囲に基づいて、希望重量に対する重量の範囲での最低価格及び最高価格が表示され、制御部は、計量された商品の実際の重量に基づく価格が最低価格及び最高価格の範囲内である場合に、決済情報を端末に送信させる。
【0007】
本発明の一側面に係る商品処理装置では、顧客の端末において商品及び希望重量を指定する際、商品毎に設定された希望重量に対する重量の範囲に基づいて、重量の範囲における最低価格及び最高価格が表示され、制御部は、計量された商品の実際の重量に基づく価格が最低価格及び最高価格の範囲内である場合に決済情報を端末に送信させる。これにより、顧客は、商品を注文する際に、支払うべき最低価格及び最高価格を注文時に知ることができるため、価格がいくらになるのかが分からず不安になることがない。また、顧客が価格範囲を確認した上で注文するため、商品の準備後に顧客が商品をキャンセルすることが抑制される。そのため、店舗において、商品を破棄することを回避でき、食品ロスを低減できる。以上にように、商品処理装置では、計量商品のモバイルオーダーが可能となる。
【0008】
(2)上記(1)の商品処理装置において、制御部は、計量された商品の実際の重量に基づく価格が最低価格又は最高価格の範囲を超えている場合には、価格が超えていることを表示部に表示させてもよい。この構成では、作業者に対して最低価格又は最高価格を超えていることを知らしめることができる。これにより、作業者は、最低価格及び最高価格の範囲内に収まるように、商品を計量する。そのため、顧客の要望に応じた価格での商品の提供が可能となる。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)の商品処理装置において、商品の注文時に商品に係る決済を行う決済部を備え、決済部は、商品の注文時において、顧客のデポジットから最高価格で決済を行い、実際の商品の価格と最高価格との間に差額が生じた場合、デポジットに差額分を返金してもよい。この構成では、注文時に最高価格で決済を行うため、その後にそれ以上の支払いが生じることがない。そのため、商品の受け渡しをスムーズに行うことができる。また、実際の商品の価格と最高価格との間に差額が生じた場合、デポジットに差額分を返金するため、適切な決済を行うことができる。
【0010】
(4)上記(1)から(3)のいずれか一つの商品処理装置において、顧客の端末において商品及び希望重量を指定する際、商品毎に設定された商品の処理方法の選択項目が表示され、受信部は、端末において商品の処理方法が指定された場合、商品の処理方法を含む商品情報に係る注文データを受信し、表示部は、商品情報に基づいて商品の処理方法を表示してもよい。商品の処理方法は、例えば、商品が挽肉の場合には赤身と脂身との割合であり、商品が魚の場合にはカット方法等である。この構成では、顧客が商品の処理方法を指定できるため、顧客の要望に応じた商品の提供が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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