特許ウォッチ

公開番号2025123060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018914
出願日2024-02-09
発明の名称コンピュータシステムおよびプログラム
出願人株式会社バンダイナムコエンターテインメント
代理人個人,個人,個人
主分類A63F 13/63 20140101AFI20250815BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】シーン創作を支援する技術を提供すること。
【解決手段】仮想空間に複数のキャラクタを配置して所与のシーンをユーザが創作する際のシーン創作を支援する。複数のキャラクタには、少なくとも第1キャラクタ3および第2キャラクタ4が含まれる。ユーザの操作に基づいて第1キャラクタ3に関する第1セッティングが設定されると、当該第1セッティングに応じて第2キャラクタ4に関する第2セッティングを自動で可変に設定してユーザを支援する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
仮想空間に複数のキャラクタを配置して所与のシーンをユーザが創作する際のシーン創作を支援する制御を行うコンピュータシステムであって、
前記複数のキャラクタには、少なくとも第１キャラクタおよび第２キャラクタが含まれ、
前記第１キャラクタに関する第１セッティングを設定する第１セッティング設定手段と、
前記第１セッティングに応じて前記第２キャラクタに関する第２セッティングを可変に設定する第２セッティング可変設定手段と、
を備えるコンピュータシステム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記第２セッティング可変設定手段は、前記第２セッティングを設定した後に前記第１セッティング設定手段による前記第１セッティングの再設定が行われた場合に、当該再設定後の前記第１セッティングに応じて前記第２セッティングを再設定する、
請求項１に記載のコンピュータシステム。
【請求項３】
前記第１セッティングには、ａ）前記仮想空間中の前記第１キャラクタの位置、ｂ）前記第１キャラクタの向き、ｃ）前記第１キャラクタの姿勢、ｄ）前記第１キャラクタの外観、および、ｅ）前記第１キャラクタに付随させる付随オブジェクト、の５要素のうちの何れかが含まれる、
請求項１に記載のコンピュータシステム。
【請求項４】
前記第２セッティングには、１）前記第１キャラクタに対する前記第２キャラクタの相対位置、２）相対向き、３）前記第２キャラクタの姿勢、４）前記第２キャラクタの外観、および、５）前記第２キャラクタに付随させる付随オブジェクト、の５要素のうちの何れかが含まれる、
請求項１に記載のコンピュータシステム。
【請求項５】
前記第２キャラクタの姿勢は、前記第２キャラクタのポーズを含む、
請求項４に記載のコンピュータシステム。
【請求項６】
前記第２セッティング可変設定手段は、前記第１セッティングと、前記ユーザの操作に基づく前記５要素のうちの一部の要素の選択設定と、に基づいて、残りの要素の一部又は全部を可変に設定する、
請求項４に記載のコンピュータシステム。
【請求項７】
前記第２セッティング可変設定手段による前記第２セッティングの設定は仮決定であり、
前記第２セッティング可変設定手段により設定された前記第２セッティングを前記ユーザの操作に基づいて変更する第２セッティング変更手段、
を更に備える請求項１に記載のコンピュータシステム。
【請求項８】
前記第２セッティングには前記第２キャラクタの姿勢が含まれ、
前記第２セッティング可変設定手段は、前記第１キャラクタの種類と前記第２キャラクタの種類とに基づいて、前記第２キャラクタの姿勢を可変に設定する、
請求項４に記載のコンピュータシステム。
【請求項９】
前記第２セッティングには前記第２キャラクタの姿勢が含まれ、
前記第２セッティング可変設定手段は、前記仮想空間の情報に基づいて、前記第２キャラクタの姿勢を可変に設定する、
請求項４に記載のコンピュータシステム。
【請求項１０】
前記仮想空間の情報は、前記仮想空間に配置される配置オブジェクトの情報を含み、
前記第２セッティング可変設定手段は、前記配置オブジェクトに基づいて、前記第２キャラクタの姿勢を可変に設定する、
請求項９に記載のコンピュータシステム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、仮想空間に複数のキャラクタを配置して所与のシーンをユーザが創作する際のシーン創作を支援する制御を行うコンピュータシステム等に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ユーザがゲームプレイ中にプレーヤキャラクタから見た画像を撮像するように操作し、撮像画像に敵キャラクタが含まれている場合には、その敵キャラクタに対応するフィギュアを仮想空間内に出現させる技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－９８６１１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、ユーザが仮想空間に複数のキャラクタを配置して所与のシーンを創作するシーン創作を行う場合には、数多くの作業が必要となり、時間と手間がかかる。そのため、シーン創作を行う際の手間を低減することができれば至便であった。
【０００５】
本発明が解決しようとする課題は、シーン創作を支援する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の課題を解決するための第１の発明は、仮想空間に複数のキャラクタを配置して所与のシーンをユーザが創作する際のシーン創作を支援するコンピュータシステムであって、
前記複数のキャラクタには、少なくとも第１キャラクタおよび第２キャラクタが含まれ、
前記第１キャラクタに関する第１セッティングを設定する第１セッティング設定手段（例えば、図１の制御基板１１５０、図１５の第１セッティング設定部２１６、図２６の第１セッティングデータ８４０Ａ、図３１のステップＳ８６）と、
前記第１セッティングに応じて前記第２キャラクタに関する第２セッティングを可変に設定する第２セッティング可変設定手段（例えば、図１の制御基板１１５０、図１５の第２セッティング可変設定部２２２、図２６の第２セッティングデータ８４０Ｂ、図３１のステップＳ９４）と、を備えるコンピュータシステムである。
【０００７】
第１の発明によれば、コンピュータシステムは第１セッティングが設定されると、その第１セッティングに応じて第２キャラクタについての第２セッティングを可変に設定する。つまり、コンピュータシステムは、仮想空間に第１キャラクタと第２キャラクタとを配置して所与のシーンを創作する際のシーン創作を支援することが可能になる。
【０００８】
第２の発明は、上記のコンピュータシステムにおいて、前記第２セッティング可変設定手段は、前記第２セッティングを設定した後に前記第１セッティング設定手段による前記第１セッティングの再設定が行われた場合に、当該再設定後の前記第１セッティングに応じて前記第２セッティングを再設定する（例えば、図３１のステップＳ９０からステップＳ９４）、コンピュータシステムである。
【０００９】
第２の発明によれば、コンピュータシステムは、第１キャラクタの第１セッティングが再設定されたことに応じて、第２キャラクタの第２セッティングを再設定することが可能になる。
【００１０】
第３の発明は、上記のコンピュータシステムにおいて、前記第１セッティングには、ａ）前記仮想空間中の前記第１キャラクタの位置、ｂ）前記第１キャラクタの向き、ｃ）前記第１キャラクタの姿勢、ｄ）前記第１キャラクタの外観、および、ｅ）前記第１キャラクタに付随させる付随オブジェクト、の５要素のうちの何れかが含まれる（例えば、図２６の第１セッティングデータ８４０Ａ）、コンピュータシステムである。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許