TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025123412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2025101955,2021078147
出願日2025-06-18,2021-04-30
発明の名称情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/0484 20220101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約【課題】タッチ操作とタッチレス操作の両方に対応した情報処理装置のユーザ操作の利便性を向上させる。
【解決手段】タッチ操作とタッチレス操作が可能な情報処理装置は、操作方法に関する設定情報に応じて、タッチ操作およびタッチレス操作のいずれか一方の操作を有効とすることで操作方法を制御する操作制御部205を備え、操作制御部205は、設定情報のみで操作方法が決定できない場合、検出したユーザの操作の操作方法に応じて操作方法を制御する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
タッチ操作とタッチレス操作が可能な情報処理装置であって、
操作方法に関する設定情報に応じて、タッチ操作およびタッチレス操作のいずれか一方の操作を有効とすることで操作方法を制御する操作制御手段を備え、
前記操作制御手段は、前記設定情報のみで操作方法が決定できない場合、検出したユーザの操作の操作方法に応じて操作方法を制御する
ことを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチ操作とタッチレス操作が可能な情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、情報処理装置はタッチパネル(画面)を有するものが多く存在する。例えば、情報処理装置の一種である画像形成装置(MFP)はタッチパネルを備えるものが一般的である。オフィスに設置されているMFPは通常、複数人が共同で使用している。他方、衛生観念の高まりにより他人が触れたタッチパネルに触りたくないという要望が生まれている。近年、画面に触れずに操作する技術としてハンドセンサを用いたタッチレス技術が開示されている。例えば、特許文献1は、操作に用いるジェスチャの一覧を表示することで、操作者が操作に用いるジェスチャを予め覚えることなく操作を行うことが可能な、操作者が手形状等によって制御対象装置に指示を与えるインターフェース装置を開示している。情報装置にハンドセンサを搭載することによって、複数人が共用で同じ情報処理装置を使用しても、他人が触れた画面に触れずに操作することが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4267648号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、共用している情報処理装置の操作方法をタッチレス操作のみに限定してしまうと使い勝手が低下してしまう。例えば、タッチ操作のみ有効な情報処理装置をタッチレス操作のみ有効な情報処理装置に置き換えた場合、タッチを好まない衛生観念の高いユーザのニーズは満たせるが、画面に触れることを厭わずにこれまでと同様の操作を行いたいユーザのニーズは満たせない。一方、タッチ操作とタッチレス操作の両方を使用できるようにすると、両方の操作方法が混在して、誤操作が発生してしまう恐れがある。
【0005】
本発明は、タッチ操作とタッチレス操作の両方に対応した情報処理装置のユーザ操作の利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、タッチ操作とタッチレス操作が可能な情報処理装置であって、操作方法に関する設定情報に応じて、タッチ操作およびタッチレス操作のいずれか一方の操作を有効とすることで操作方法を制御する操作制御手段を備え、前記操作制御手段は、前記設定情報のみで操作方法が決定できない場合、検出したユーザの操作の操作方法に応じて操作方法を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、タッチ操作とタッチレス操作の両方に対応した情報処理装置のユーザ操作の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。
機器設定管理テーブルの一例を示す図である。
操作方法選択画面の一例を示す図である。
第1実施形態におけるMFPの処理を示すフローチャートである。
第1実施形態におけるMFPの処理を示すフローチャートである。
第2実施形態におけるMFPの処理を示すフローチャートである。
第2実施形態におけるMFPの処理を示すフローチャートである。
第2実施形態におけるユーザ操作の検出処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態における情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。本実施形態の情報処理装置は、例えばタッチパネルおよびハンドセンサを備え、ユーザのタッチ操作およびタッチレス操作を受け付けることが可能である。なお、本実施形態では、情報処理装置の一例として印刷機能およびスキャン機能を有するMFP(Multi Function Peripheral)を用いて説明を行うが、本発明をMFPに限定するものではない。
【0010】
MFP101は、スキャナ132、プリンタ133を備える画像形成装置である。スキャナ132は、原稿を光学的に読み取り、スキャンに基づく電子ファイル(スキャンデータ)を生成する画像入力デバイスである。プリンタ133は、外部から受信した印刷データに応じた画像を形成して用紙に出力したり、スキャナ305にセットされた原稿画像を光学的に読み取り用紙に出力したりする画像出力デバイスである。MFP101はさらに、制御部110、タッチパネル120、ハンドセンサ131を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許