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公開番号2025123524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2025106238,2021095671
出願日2025-06-24,2021-06-08
発明の名称記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250815BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体貯留部がキャリッジに搭載される場合、液体貯留部内の液体を視認しにくい虞がある。
【解決手段】記録装置101は、液体貯留部46と、記録ヘッド22と、を搭載するキャリッジ21であって、前面43Fを透して液体貯留部46内の液体を視認可能な視認位置と、記録ヘッド22が前記液体を媒体に吐出する記録位置と、に移動可能なキャリッジ21と、少なくともキャリッジ21が前記視認位置に位置するとき、液体貯留部46内を照らすことが可能な発光部81,85を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
液体を貯留可能な液体貯留部であって、貯留する前記液体を外から視認可能な視認面を有する液体貯留部と、
前記液体貯留部から供給される前記液体を媒体に吐出する記録ヘッドと、
前記液体貯留部と、前記記録ヘッドと、を搭載するキャリッジであって、前記視認面を透して前記液体貯留部内の前記液体を視認可能な視認位置と、前記記録ヘッドが前記液体を前記媒体に吐出する記録位置と、に移動可能なキャリッジと、
少なくとも前記キャリッジが前記視認位置に位置するとき、前記液体貯留部内を照らすことが可能な発光部と、
を備える、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記キャリッジを収容する装置本体と、
前記装置本体に設けられるカバー部と、
を備え、
前記カバー部は、前記装置本体を覆う閉状態と、前記装置本体の内部を露出させる開状態と、の間を移動可能であり、
前記発光部は、前記閉状態にある前記カバー部において、前記キャリッジが前記視認位置に位置するときの前記液体貯留部の鉛直上方となる位置に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記発光部は、前記キャリッジに搭載される、
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記発光部は、前記キャリッジに取り付けられる、
ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記発光部は、前記キャリッジと前記液体貯留部との間に位置する、
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記キャリッジは、前記液体貯留部の上方を覆う閉状態と、前記上方を露出させる開状態と、の間を回動可能な蓋部を有し、
前記発光部は、前記蓋部に設けられる、
ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項7】
前記キャリッジは、複数の前記液体貯留部を搭載し、
前記発光部は、前記液体貯留部どうしの間に設けられる、
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の記録装置。
【請求項8】
前記液体貯留部内に向けて前記発光部からの光を導く導光部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の記録装置。
【請求項9】
前記導光部は、前記発光部と対向し、前記発光部からの前記光が進入する進入面を有する、
ことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
【請求項10】
前記導光部は、前記発光部からの前記光を前記液体貯留部内に向けて照射する照射面を有し、
前記照射面の少なくとも一部は、前記発光部と比較して、前記視認面に近い位置にある、
ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、印刷用紙に液体の一例であるインクを吐出することで記録を行う記録装置の一例であるインクジェット式のプリンターが開示されている。このプリンターは、液体を吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドに供給される液体を貯留する液体貯留部と、記録ヘッドと液体貯留部とを搭載するキャリッジと、を備える。また、液体貯留部の少なくとも一部分は、液体貯留部内の液体を視認可能とするように透明材料で構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-6378号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のプリンターでは、液体貯留部がキャリッジに搭載されており、液体貯留部内の液体を視認しにくい虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
記録装置は、液体を貯留可能な液体貯留部であって、貯留する前記液体を外から視認可能な視認面を有する液体貯留部と、前記液体貯留部から供給される前記液体を媒体に吐出する記録ヘッドと、前記液体貯留部と、前記記録ヘッドと、を搭載するキャリッジであって、前記視認面を透して前記液体貯留部内の前記液体を視認可能な視認位置と、前記記録ヘッドが前記液体を前記媒体に吐出する記録位置と、に移動可能なキャリッジと、少なくとも前記キャリッジが前記視認位置に位置するとき、前記液体貯留部内を照らすことが可能な発光部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本開示の一実施形態としての記録装置の斜視図。
スキャナー部が開かれた記録装置の斜視図。
スキャナー部が開かれた記録装置の他の斜視図。
開閉カバーが開かれた記録装置の斜視図。
液体貯留部内を視認面に対面する方向から見た記録装置の側面図。
図5に示した記録装置においてスキャナー部が閉じられ、開閉カバーおよびキャップレバーが閉状態にある場合のd6-d6断面を示す要部断面図。
図5に示した記録装置においてスキャナー部が開かれ、開閉カバーおよびキャップレバーが開状態にある場合のd6-d6断面を示す要部断面図。
図6に示した記録装置のd8-d8断面を示す要部断面図。
記録装置の電気的構成を示すブロック図。
実施形態2に係る記録装置の要部断面図。
実施形態3に係る記録装置の要部断面図。
実施形態4に係る記録装置の要部断面図。
実施形態4に係る記録装置においてスキャナー部が開かれ、開閉カバーおよびキャップレバーが開状態にある場合の要部断面図。
実施形態5に係る記録装置の要部断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。各図において同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0008】
また、各図においてX、Y、Zは、互いに直交する3つの空間軸を表している。本明細書では、これらの軸に沿った方向をX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向とする。向きを特定する場合には、正の方向を「+」、負の方向を「-」として、方向表記に正負の符合を併用し、各図の矢印が向かう向きを+方向、矢印の反対方向を-方向として説明する。またZ軸方向は、重力方向を示し、+Z方向は鉛直下向き、-Z方向は鉛直上向きを示す。
また、X軸,Y軸を含む平面をX-Y面、X軸,Z軸を含む平面をX-Z面、Y軸,Z軸を含む平面をY-Z面として説明する。また、X-Y面は水平面となる。さらに、正方向及び負方向を限定しない3つのX、Y、Zの空間軸については、X軸、Y軸、Z軸として説明する。
【0009】
1.実施形態1
実施形態1に係る記録装置101の概略構成について図1から図3を参照して説明する。本実施形態に係る記録装置101は、直方体状をなす装置本体102と、装置本体102の上部に取り付けられるスキャナー部10と、照明部80と、を有し、水平面に設置されている。なお、媒体が搬送される搬送方向と交差する媒体の幅方向はX軸に沿う+X方向または-X方向であり、媒体が搬送される搬送方向はY軸に沿う+Y方向である。
【0010】
図2に示すように、装置本体102は、装置本体102の内部を露出させる開口を有する。装置本体102の開口は、例えば、後述する記録部20のキャリッジ21の-Z方向側に設けられ、キャリッジ21の上方となる-Z方向側を露出させる。図1、図2に示すように、スキャナー部10は、装置本体102の上部に配置され、装置本体102に対して回動可能に取り付けられている。スキャナー部10は、装置本体102の開口を覆う閉状態と、装置本体102の内部を露出させる開状態と、の間を移動可能である。スキャナー部10は、装置本体102の開口を蓋うカバー部の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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