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公開番号2025124913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2025098598,2023015686
出願日2025-06-12,2023-02-03
発明の名称遊技機
出願人株式会社大一商会
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250819BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技状態を表示する機能表示部での表示の誤認を低減させることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】遊技領域を遊技球が流下することにより変化する遊技状態を表示可能な機能表示ユニット1400を備えたパチンコ機であって、機能表示ユニット1400には、複数のLED1402aを有している機能表示基板1402と、機能表示基板1402の前方に設けられており、各LED1402aごとに対応している複数のLED孔1401dを有する第一ケース1401と、を具備させ、第一ケース1401の後面においてLED孔1401dを避けた部位に脱型痕跡部2519を設ける。
【選択図】図168
特許請求の範囲【請求項1】
遊技の進行に応じて変化する遊技状態に関する表示が可能な遊技状態表示部を備えた遊技機であって、
前記遊技状態表示部は、
複数のLEDを有しているLED基板と、
該LED基板の前方に設けられており、各前記LEDごとに対応している複数の開口窓が集合する開口窓集合領域を有する前カバーと、を具備し、
前記開口窓集合領域の後面側は、平坦な面状に形成されており、
前記前カバーには、成形の際の痕跡としての特定痕跡部が所定の部位に残されており、
前記特定痕跡部は、前記前カバーの後面において前記開口窓集合領域における前記複数の開口窓の間には位置せず、前記開口窓集合領域を避けた部位に位置するように構成される
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ぱちんこ遊技機(一般的に「パチンコ機」とも称する)のような遊技機に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
パチンコ機のような遊技機には、遊技領域を遊技球が流下することにより変化する遊技状態を表示可能な機能表示部が設けられている(例えば、特許文献1)。機能表示部には、複数のLEDが設けられたLED基板を有しており、各LEDの点灯・点滅などにより、例えば、遊技球の入球により抽選された特別図柄や普通図柄などを表示することができる。
【0003】
しかしながら、何らかの理由により機能表示部での表示が見え難くなると、遊技者によっては機能表示部での表示が遊技状態とは異なっていると誤認してしまい、不信感を覚えることで遊技に対する興趣を低下させてしまう恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-228867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、遊技状態を表示する機能表示部での表示の誤認を低減させることが可能な遊技機の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1は、
「遊技の進行に応じて変化する遊技状態に関する表示が可能な遊技状態表示部を備えた遊技機であって、
前記遊技状態表示部は、
複数のLEDを有しているLED基板と、
該LED基板の前方に設けられており、各前記LEDごとに対応している複数の開口窓が集合する開口窓集合領域を有する前カバーと、を具備し、
前記開口窓集合領域の後面側は、平坦な面状に形成されており、
前記前カバーには、成形の際の痕跡としての特定痕跡部が所定の部位に残されており、
前記特定痕跡部は、前記前カバーの後面において前記開口窓集合領域における前記複数の開口窓の間には位置せず、前記開口窓集合領域を避けた部位に位置するように構成される
ことを特徴とする遊技機。」である。
また、本発明とは別の発明として、以下の手段を例示する。
手段1:遊技機において、
「遊技領域を遊技球が流下することにより変化する遊技状態を表示可能な機能表示部を備えた遊技機であって、
前記機能表示部は、
複数のLEDを有しているLED基板と、
該LED基板の前方に設けられており、各前記LEDごとに対応している複数の窓部を有する前カバーと、を具備し、
該前カバーの後面において前記窓部を避けた部位に脱型痕跡部が設けられている」
ことを特徴とする。
【0007】
ここで、「機能表示部」とは、遊技領域において遊技球が流下することにより変化する遊技状態として、遊技球の入球または通過により抽選された普通図柄、遊技球の入球により抽選された特別図柄、表示が保留されている普通図柄の保留数、表示が保留されている特別図柄の保留数、大当り遊技のような所定パターンの有利遊技状態の繰り返し数(ラウンド数)、などの少なくとも一つを表示するものである。
【0008】
また、「前カバー」としては、「遊技盤の最前面を構成する部材(例えば、前構成部材)に取付けられるもの」、「遊技盤の最前面を構成する部材(例えば、前構成部材)」、などが挙げられる。
【0009】
また、「窓部を避けた部位」としては、「複数の窓部からなる窓部群(例えば、リフレクタ部)から離れた部位」、「窓部の周縁付近の部位」、「前カバーの周縁から後方へ延出している周壁部の後端面の部位」、などが挙げられる。
【0010】
更に、「脱型痕跡部」は、前カバーを成形型(金型)から取出すための機構(例えば、エジェクタピン、押上げコア、直上げコア、突出しコア、等)により前カバーに付いた痕跡のことであり、他の部位と比較して微小に凹んでいたり凸っていたり傾斜していたりする。この「脱型痕跡部」の形状としては、「半円形のような円形の一部の形状」、「円形」、「三角形」、「四角形」、「五角形」、「六角形」、「多角形」、「不定形」、「星形」、「ハート形」、等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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