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公開番号
2025131323
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024029000
出願日
2024-02-28
発明の名称
投射型表示システム
出願人
日本精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
21/14 20060101AFI20250902BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 光量異常の発生を迅速に検出可能とする。
【解決手段】 光源部100は、発光色が異なる複数の光素子117~119を有する。投射部300は、光ファイバー220を介して光源部100から送られてくる各色の投射像形成用の光(往路光)を変調して投射像を形成する光変調装置322を有する。投射部300は、往路光の一部を光ファイバー220に向けて投射部側光強度異常判定用の光(復路光)として反射させる投射部側光強度異常判定用の反射部326を有する。光源部100側では、光センサ324は、復路光の強度を検出し、異常判定部116は、光センサ324の検出結果(pd2(R’’/G’’/B’’)に基づき、光量異常の有無を判定する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光源部と投射部が分離され、前記光源部と前記投射部とが映像信号に基づき制御されると共に、前記光源部が出力する投射像形成用の光が、光ファイバーを介して前記投射部に供給され、前記投射部によって投射像が形成される投射型表示システムであって、
前記光源部は、
前記投射像形成用の光を生成する、発光色が異なる複数の光素子と、
前記投射部から前記投射像形成用の光の一部が前記光ファイバーを介して前記光源部に復ってくる投射部側光強度異常判定用の光の強度を検出する投射部側光強度異常判定用の光センサと、
前記投射部側光強度異常判定用の光センサの検出結果に基づき、光量異常の有無を判定する異常判定部と、を有し、
前記投射部は、
前記光ファイバーを介して前記光源部から送られてくる各色の前記投射像形成用の光を変調して前記投射像を形成する光変調装置と、
前記光ファイバーを介して前記光変調装置に向けて供給された前記投射像形成用の光の前記一部を前記光ファイバーに向けて前記投射部側光強度異常判定用の光として反射させる投射部側光強度異常判定用の反射部と、を有する、
投射型表示システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記光源部は、前記投射像形成用の光の一部を光源部側光強度異常判定用の光として反射させる光源部側光強度異常判定用の反射部と、前記光源部側光強度異常判定用の光の強度を検出する光源部側光強度異常判定用の光センサと、を有し、
前記異常判定部は、前記光源部側光強度異常判定用の光センサの検出結果に基づき、前記光量異常の有無を判定する、
請求項1に記載の投射型表示システム。
【請求項3】
前記光ファイバーは、コア、前記コアの外側の第1のクラッド、及び、前記第1のクラッドの外側の第2のクラッドを含むダブルグラッドファイバーであり、
前記光源部が出力する前記投射像形成用の光は、前記コア内で伝搬し、
前記投射部側光強度異常判定用の反射部から反射された前記投射部側光強度異常判定用の光は、前記第1のクラッド内で伝搬する、
請求項1に記載の投射型表示システム。
【請求項4】
前記光源部は、前記投射部側光強度異常判定用の光を前記投射部側光強度異常判定用の光センサに集光させる集光部を有する、
請求項1に記載の投射型表示システム。
【請求項5】
前記映像信号は、前記光ファイバーを介して前記光源部と前記投射部との間で通信される、
請求項1に記載の投射型表示システム。
【請求項6】
前記光源部は、赤外線である通信用の第1の光を生成する第1の通信光素子と、前記通信用の第1の光と前記投射像形成用の光とを合波する第1の合波部と、を有し、
前記投射部は、前記光源部から前記光ファイバーを介して供給された前記通信用の第1の光と前記投射像形成用の光とを分波する第1の分波部を有する、
請求項5に記載の投射型表示システム。
【請求項7】
前記投射部は、赤外線である通信用の第2の光を生成する第2の通信光素子と、前記通信用の第2の光と前記投射部側光強度異常判定用の光とを合波する第2の合波部と、を有し、
前記光源部は、前記投射部から前記光ファイバーを介して供給された前記通信用の第2の光と前記投射部側光強度異常判定用の光とを分波する第2の分波部を有する、
請求項6に記載の投射型表示システム。
【請求項8】
前記投射型表示システムは、車両に搭載される車載投射型表示システムである、
請求項1乃至7の何れか1項に記載の投射型表示システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自動車等の車両に搭載され、例えば道路等に投射像を形成する投射型表示システム等に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
光源部と投射部が分離された投射型表示装置は、例えば、特許文献1、2に記載されている。また、光源部の強度を検出する構成は、例えば、特許文献3に記載されている。特許文献3では、光源部からの光が光ファイバーに入射され、光ファイバーから出射された光の強度を第2のフォトダイオードで検出し、その検出結果に基づき、光源部の光量異常を判定することができる(特許文献3の段落[0099])。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-78622号公報
特開2023-97755号公報
特開2011-164483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、光源部と投射部が分離された投射型表示装置において、光源部の異常を表す情報を投射部から光源部に伝送又はフィードバックする場合、アナログ信号では、ノイズ等の問題があり、デジタル信号でその情報を投射部から光源部に受け渡すこととなる。すなわち、投射部から光源部に情報を伝送するためには、フォトダイオードの検出結果を投射部側でアナログデジタル変換する必要があり、この変換によって伝送に遅延時間が生じてしまう。
【0005】
本発明の1つの目的は、光源異常の発生を迅速に検出可能とすることである。
【0006】
本発明の他の目的は、以下に例示する態様及び最良の実施形態、並びに添付の図面を参照することによって、当業者に明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下に、本発明の概要を容易に理解するために、本発明に従う態様を例示する。
【0008】
第1の態様において、第1の態様において、投射型表示システムは、光源部と投射部が分離され、前記光源部と前記投射部とが映像信号に基づき制御されると共に、前記光源部が出力する投射像形成用の光が、光ファイバーを介して前記投射部に供給され、前記投射部によって投射像が形成される投射型表示システムであって、前記光源部は、前記投射像形成用の光を生成する、発光色が異なる複数の光素子と、前記投射部から前記投射像形成用の光の一部が前記光ファイバーを介して前記光源部に復ってくる投射部側光強度異常判定用の光の強度を検出する投射部側光強度異常判定用の光センサと、前記投射部側光強度異常判定用の光センサの検出結果に基づき、光量異常の有無を判定する異常判定部と、を有し、前記投射部は、前記光ファイバーを介して前記光源部から送られてくる各色の前記投射像形成用の光を変調して前記投射像を形成する光変調装置と、前記光ファイバーを介して前記光変調装置に向けて供給された前記投射像形成用の光の前記一部を前記光ファイバーに向けて前記投射部側光強度異常判定用の光として反射させる投射部側光強度異常判定用の反射部と、を有する。
【0009】
第1の態様では、光源部が出力する投射像形成用の光が、光ファイバーを介して投射部に供給されるとき、投射部側で、その光の強度を検出するのではなく、その光の一部が、投射部の反射部で光ファイバーに戻され、光源部に到達する。すなわち、第1の態様では、投射部側で光の強度を検出し、その検出結果を通信ケーブルで光源部側にフィードバックするのではなく、光そのもの(光ファイバーから投射部に出射される投射像形成用の光の強度(投射部側)を反映したもの)を光ファイバーで光源部側に伝送する。投射部から光源部への情報(光の強度)は、光ファイバーを介して光で伝送されるので、その伝送には、遅延が殆んど無く、異常判定部は、例えば、複数の光素子自体による光素子光量異常、光ファイバーの断線による光ファイバー断線光量異常、光ファイバーの外れによる光ファイバー外れ光量異常等の光量異常の有無を迅速に判定することが可能となる。
第1の態様に従属する第2の態様において、前記光源部は、前記投射像形成用の光の一部を光源部側光強度異常判定用の光として反射させる光源部側光強度異常判定用の反射部と、前記光源部側光強度異常判定用の光の強度を検出する光源部側光強度異常判定用の光センサと、を有し、前記異常判定部は、前記光源部側光強度異常判定用の光センサの検出結果に基づき、前記光量異常の有無を判定してもよい。
第2の態様では、光源部側光強度異常判定用の光センサの検出結果(光ファイバーに入射される投射像形成用の光の強度(光源部側)を反映したもの)を用いて、光源部の異常を判定することができる。
【0010】
第1又は第2の態様に従属する第3の態様において、前記光ファイバーは、コア、前記コアの外側の第1のクラッド、及び、前記第1のクラッドの外側の第2のクラッドを含むダブルグラッドファイバーであり、前記光源部が出力する前記投射像形成用の光は、前記コア内で伝搬し、前記投射部側光強度異常判定用の反射部から反射された前記投射部側光強度異常判定用の光は、前記第1のクラッド内で伝搬してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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