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公開番号2025133963
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025118431,2023219744
出願日2025-07-14,2018-09-07
発明の名称装置、情報処理方法及び情報処理用プログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人
主分類G01C 21/34 20060101AFI20250904BHJP(測定;試験)
要約【課題】管理下にある車両の移動を、既定の指定ルートを用いて厳密に管理することが可能な移動体装置を提供する。
【解決手段】管理者の管理下にある車両の移動を案内するナビゲーション装置NVにおいて、車両が移動すべき地点を示す地点情報、又は車両が移動すべき地点を含む経路を示す経路情報の少なくともいずれか一方を取得し、取得した経路情報を用いた経路上の車両の移動の案内中は、経路情報に対応した経路以外の車両が移動すべき移動路を提示しないようにする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
管理者の管理下にある移動体の移動を案内する装置において、
前記移動体が移動すべき地点を含む第1経路を示す第1経路情報を取得する取得手段と、
前記移動体の現在位置を検出する検出手段と、
を備え、
前記取得した第1経路情報を用いた前記移動体の移動の案内中は、前記検出された現在位置が前記第1経路を逸脱した場合でも、前記第1経路以外の当該移動体が移動すべき移動路を表示しないことを特徴とする装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の装置において、
前記現在位置が前記第1経路を逸脱した場合、当該第1経路外にある旨を、当該現在位置が当該第1経路を逸脱した前記移動体の搭乗者に通知する搭乗者通知手段を更に備えることを特徴とする装置。
【請求項3】
請求項2に記載の装置において、
前記搭乗者通知手段は、前記現在位置が前記第1経路外にある旨の前記搭乗者への通知を、予め設定された通知間隔ごとに繰り返すことを特徴とする装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の装置において、
前記現在位置が前記第1経路を逸脱した場合、当該第1経路外にある旨を、当該現在位置が当該第1経路を逸脱した前記移動体を管理する前記管理者宛てに通知する管理者宛通知手段を更に備えることを特徴とする装置。
【請求項5】
請求項4に記載の装置において、
前記管理者宛通知手段は、前記現在位置が前記第1経路外にある旨の前記管理者への通知を一回行うことを特徴とする装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の装置において、
前記現在位置が前記第1経路上に復帰したか否かを判定する復帰判定手段と、
前記現在位置が前記第1経路上に復帰したと判定されたとき、当該復帰した旨を、当該復帰した前記移動体を管理する前記管理者宛てに通知する復帰通知手段と、
を更に備えることを特徴とする装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の装置において、
前記現在位置が前記第1経路の出発地に到達したとき、当該到達した旨を、前記移動体を管理する前記管理者宛てに通知する到達通知手段を更に備えることを特徴とする装置。
【請求項8】
請求項1又は請求項2又は請求項4のいずれか一項に記載の装置において、
前記逸脱は、前記現在位置が前記第1経路外である状態が予め設定された時間継続された場合、又は前記現在位置が前記第1経路から一定距離離れた場合であることを特徴とする装置。
【請求項9】
管理者の管理下にある移動体の移動を案内する装置であって、取得手段と、検出手段と、を備える装置において実行される情報処理方法であって、
前記移動体が移動すべき地点を含む第1経路を示す第1経路情報を前記取得手段により取得する取得工程と、
前記移動体の現在位置を前記検出手段により検出する検出工程と、
を含み、
前記取得した第1経路情報を用いた前記移動体の移動の案内中は、前記検出された現在位置が前記第1経路を逸脱した場合でも、前記第1経路以外の当該移動体が移動すべき移動路を表示しないことを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の装置において、
前記第1経路は、管理者が前記移動体の移動について指定する経路を示す指定ルートであることを特徴とする装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、装置、情報処理方法及び情報処理用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、管理者の管理下にある移動体の移動を案内する移動体装置及び当該移動体装置において実行される情報処理方法並びに当該情報処理用のプログラムの技術分野に属する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、移動すべき目的地までのルートを探索し、当該探索されたルートに沿った案内を行うナビゲーション装置が広く知られている。このようなナビゲーション装置の一例を示す先行技術文献として、例えば下記特許文献1が挙げられる。
【0003】
この特許文献1に記載されている技術では、車両の移動速度が基準速度以上の場合は、ルートの再探索を禁止する構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-232836号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載されている技術を含む先行技術では、予め設定した指定ルート上のみを移動するように車両を管理することについては、全く考慮されていない。よってこの場合は、管理下にある車両の移動を、既定の指定ルートに従って厳密に管理することができないという問題点があった。
【0006】
そこで本願は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、管理下にある車両の移動を、既定の指定ルートを用いて厳密に管理することが可能な装置及び当該装置において実行される情報処理方法並びに当該情報処理用のプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、管理者の管理下にある移動体の移動を案内する装置において、前記移動体が移動すべき地点を含む第1経路を示す第1経路情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置を検出する検出手段と、を備え、前記取得した第1経路情報を用いた前記移動体の移動の案内中は、前記検出された現在位置が前記第1経路を逸脱した場合でも、前記第1経路以外の当該移動体が移動すべき移動路を表示しないように構成される。
【0008】
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、管理者の管理下にある移動体の移動を案内する装置であって、取得手段と、検出手段と、を備える装置において実行される情報処理方法であって、前記移動体が移動すべき地点を含む第1経路を示す第1経路情報を前記取得手段により取得する取得工程と、前記移動体の現在位置を前記検出手段により検出する検出工程と、を含み、前記取得した第1経路情報を用いた前記移動体の移動の案内中は、前記検出された現在位置が前記第1経路を逸脱した場合でも、前記第1経路以外の当該移動体が移動すべき移動路を表示しないように構成される。
【0009】
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、管理者の管理下にある移動体の移動を案内する装置に搭載されたコンピュータを、請求項1から請求項8又は請求項10のいずれか一項に記載の装置として機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る移動体装置の概要構成を示すブロック図である。
実施例に係る情報処理システムの概要構成を示すブロック図である。
実施例に係る処理サーバ等の概要構成を示すブロック図であり、(a)は当該処理サーバの概要構成を示すブロック図であり、(b)は実施例に係るナビゲーション装置の概要構成を示すブロック図である。
実施例に係る情報処理を示すフローチャートである。
実施例に係る情報処理においてナビゲーション装置に表示される画面例等を示す図であり、(a)は当該画面例(I)を示す図であり、(b)は当該画面例(II)を示す図であり、(c)は実施例に係る電子メールの内容を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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