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公開番号
2025138110
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024036948
出願日
2024-03-11
発明の名称
紫外線照射装置
出願人
旭化成株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
A61L
2/10 20060101AFI20250917BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】筐体内の載置面に載置された物体の一部に対して、略均一な強度で紫外線を照射することができる紫外線照射装置を提供する。
【解決手段】対象物を載せる載置面25を有する台10と、前記載置面に接続され、且つ前記対象物の一部を外部に露出させる開口20を含む第1側壁13を有し、前記載置面を覆うように前記台少なくとも一部が接合される筐体と、紫外線を前記載置面に向けて出力する発光面を有し、前記載置面に対向する前記筐体の内面に、前記発光面と前記載置面との成す前記開口側の角度が鋭角になるように前記発光面が前記載置面に対して傾斜した状態で、前記第1側壁側から前記第1側壁に対向する前記筐体の第2側壁側に向かって配列される複数の発光ダイオード32と、を備える。
【選択図】図1B
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物を載せる載置面を有する台と、
前記載置面に接続され、且つ前記対象物の一部を外部に露出させる開口を含む第1側壁を有し、前記載置面を覆うように前記台に少なくとも一部が接合される筐体と、
紫外線を前記載置面に向けて出力する発光面を有し、前記載置面に対向する前記筐体の内面に、前記発光面と前記載置面との成す前記開口側の角度が鋭角になるように前記発光面が前記載置面に対して傾斜した状態で、前記第1側壁側から前記第1側壁に対向する前記筐体の第2側壁側に向かって配列される複数の発光ダイオードと
を備える紫外線照射装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記複数の発光ダイオードは、格子状に配列される、請求項1に記載の紫外線照射装置。
【請求項3】
前記筐体は、前記対象物の一部が前記開口を介して前記筐体の外側に露出した状態で前記載置面を覆う閉状態と、前記台と前記筐体との間の前記開口以外の空間を介して前記対象物が前記筐体の外部から前記載置面にアクセス可能な開状態とを切り替える機械的構造を有する、請求項1に記載の紫外線照射装置。
【請求項4】
前記機械的構造は、前記筐体を前記台に対して着脱可能にする構造である、請求項3に記載の紫外線照射装置。
【請求項5】
前記機械的構造は、前記第1側壁が前記筐体の本体に対して、開閉するヒンジ構造又はスライドするスライド構造である、請求項3に記載の紫外線照射装置。
【請求項6】
前記機械的構造は、前記筐体の前記第1側壁以外の側壁と前記台とを連結し、前記筐体が前記台に対して開閉するヒンジ構造である、請求項3に記載の紫外線照射装置。
【請求項7】
前記第1側壁の厚さをT、前記開口の径をD、前記開口と前記複数の発光ダイオードのうち、前記開口から最も遠位に設けられる発光ダイオードとを結ぶ直線と、前記載置面とのなす角をφとした場合、
D<T×tanφを満たす、
請求項1に記載の紫外線照射装置。
【請求項8】
前記第1側壁から、前記複数の発光ダイオードのうち前記第1側壁に最も近い第1発光ダイオードまでの距離をA、前記複数の発光ダイオード同士の距離をP、前記第1発光ダイオードから前記載置面までの距離をLとした場合、
前記角度は、θ≦40度、且つ
arctan((A+P/3)/L)-10度≦θ≦arctan((A+P/3)/L)+10度
を満たす角度θである、請求項1に記載の紫外線照射装置。
【請求項9】
前記距離A、P、Lは、
arctan((A+P/3)/L)≦30度を満たす、
請求項8に記載の紫外線照射装置。
【請求項10】
前記複数の発光ダイオードは、200nmから280nmまでの波長を有する紫外線を照射する、請求項1に記載の紫外線照射装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、紫外線照射装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「殺菌のために、手に装着された状態の手袋に対して紫外線を照射する紫外線照射装置」が記載されている。特許文献2には、「立体物の処理面に紫外線を照射する紫外線照射装置」が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特許5019628号
[特許文献2] 特開2017-24362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
筐体内の載置面に載置された物体の一部に対して、略均一な強度で紫外線を照射することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、対象物を載せる載置面を有する台と、前記載置面に接続され、且つ前記対象物の一部を外部に露出させる開口を含む第1側壁を有し、前記載置面を覆うように前記台に少なくとも一部が接合される筐体と、紫外線を前記載置面に向けて出力する発光面を有し、前記載置面に対向する前記筐体の内面に、前記発光面と前記載置面との成す前記開口側の角度が鋭角になるように前記発光面が前記載置面に対して傾斜した状態で、前記第1側壁側から前記第1側壁に対向する前記筐体の第2側壁側に向かって配列される複数の発光ダイオードと、を備える紫外線照射装置を提供する。
【0005】
前記複数の発光ダイオードは、格子状に配列されてよい。
【0006】
何れかの前記紫外線照射装置において、前記筐体は、前記対象物の一部が前記開口を介して前記筐体の外側に露出した状態で前記載置面を覆う閉状態と、前記台と前記筐体との間の前記開口以外の空間を介して前記対象物が前記筐体の外部から前記載置面にアクセス可能な開状態とを切り替える機械的構造を有してよい。
【0007】
何れかの前記紫外線照射装置において、前記機械的構造は、前記筐体を前記台に対して着脱可能にする構造であってよい。
【0008】
何れかの前記紫外線照射装置において、前記機械的構造は、前記第1側壁が前記筐体の本体に対して、開閉するヒンジ構造又はスライドするスライド構造であってよい。
【0009】
何れかの前記紫外線照射装置において、前記機械的構造は、前記筐体の前記第1側壁以外の側壁と前記台とを連結し、前記筐体が前記台に対して開閉するヒンジ構造であってよい。
【0010】
何れかの前記紫外線照射装置において、前記第1側壁の厚さをT、前記開口の径をD、前記開口と前記複数の発光ダイオードのうち、前記開口から最も遠位に設けられる発光ダイオードとを結ぶ直線と、前記載置面とのなす角をφとした場合、
D<T×tanφを満たしてよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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