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公開番号
2025138534
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024054932
出願日
2024-03-11
発明の名称
2部式着物
出願人
株式会社マルイチ
代理人
主分類
A41D
1/00 20180101AFI20250917BHJP(衣類)
要約
【課題】誰でも簡単な作業で、早く美しく着用することができる2部式の着物を提案する。
【解決手段】長着を上下2つに切断して2部式着物を構成する。上側部の下端を内側に折り返してお端折り部分を作り、紐を取り付ける。下側部の上辺に幅広の面ファスナー付きウエストベルトを取り付ける。更にサスペンダーを背中心に左右対称の位置に取り付ける。面ファスナー付きウエストベルトによって身幅の調整が簡単に出来、サスペンダーによって長さの調整が簡単に出来着崩れも生じ難くすることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上側部と下側部の2部で形成され、上側部の下端に帯を締めて着用する2部式着物で、下側部の上辺にウエストベルトと、サスペンダーとが取り付けてあることを特徴とする2部式着物。
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【請求項2】
前記ウエストベルトは、幅が広く端が面ファスナーであるものが、ベルトの上辺を合わせて留めるだけで、自然に裾つぼまりになる位置に取り付けてあることを特徴とする請求項1に記載の2部式着物。
【請求項3】
前記サスペンダーは、背中心に左右対称の位置に取り付けてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の2部式着物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は上側部と下側部に分離されている和服、2部式着物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
和服は長着として構成されているのが通常であるが、初心者でも簡単に着用でき、しかも着崩れが生じ難いものとして2部式着物も用いられる。この2部式着物は上側部と分離された下側部とから形成され、下側部の上辺に上側部の下端を重ね、この重なり部分に帯を結んで着用する。
【先行技術文献】
【0003】
特開平11-117104
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。着用する人に対して丈が長い又は短い場合、下側部のウエスト部を上下にずらして調整する必要がある。しかし、きれいな裾つぼまりで、しかも着崩れが生じ難いように着用するためには、着用者のウエスト部分に補正を加える工夫や、紐を締める強さや締め方の加減が必要であるなどの問題があった。
【0005】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、初心者でも早く簡単にきれいな裾つぼまりに着用することができ、さらに丈の調整までできて着崩れが生じ難い2部式着物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するため、本発明の2部式着物は(1)~(5)である。
(1)上側部と下側部から形成され、下側部の上端に重ねられた上側部の下端に帯を結んで着用する2部式着物である。この上側部の下端は内側に太い幅で折り返し、長着のお端折と同様の外観を形成する。
(2)下側部の上辺にウエストベルトを、下前の裾が左上がりになり、上前の右側が下前の裾より緩やかな右上がりになるように取り付けてある。
(3)ウエストベルトにサスペンダーが、背中心を中心に左右対称の位置にサス取り付けてある。
(4)着用者は背中心を背中の中心に合わせて着用し、好みの長さの位置で、ウエストベルトの上辺をまっすぐに合わせて面ファスナーを留め、サスペンダーを留める。
(5)その後上側部を着用し、取り付けてある紐を身八つ口から出し背中を通り前で結ぶ。
【発明の効果】
【0007】
本発明により上記のように着用すると、着物の着用に不慣れな方でも早く簡単に美しく着ることができ、しかも着崩れが生じ難い状態になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の2部式着物の全体図
本実施形態の2部式着物の上側部の下側、お端折を形成する箇所と紐の取り付け状態を内側から見た図
本実施形態の2部式着物の下側部の上辺、ウエストベルトの取り付け状態を示す図
本実施形態の2部式着物の下側部上辺のサスペンダーの取り付け状態を示す図
本実施形態の2部式着物の着用方法を説明した図
本実施形態の2部式着物を着用した状態を示す図
【発明を実施するための形態】
【】
以下、発明を実施するための形態を図に基づいて説明する。
【0009】
図1は本実施例の2部式着物を示す図である。
【0010】
図2は本実施例の2部式着物上側部の裏面1で、下端のお端折部2が幅広く取ってあり、その端に紐3が取り付けてあることを示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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