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公開番号2025139306
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024038161
出願日2024-03-12
発明の名称自動送出ブラシおよびセグメントブラシ
出願人セイコーフューチャークリエーション株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B24B 29/00 20060101AFI20250918BHJP(研削;研磨)
要約【課題】調整が容易となる自動送出ブラシおよびセグメントブラシを提供する。
【解決手段】自動送出ブラシ100は、第1中心軸C1の周りに回転することで被研磨物1を研磨するブラシ部10と、ブラシ部10を第1中心軸C1に沿う方向に案内する第1ガイド20と、ブラシ部10の回転に伴ってブラシ部10を第1ガイド20に沿って被研磨物1に近づく方向に変位させる第1位置調整機構30と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1中心軸の周りに回転することで被研磨物を研磨するブラシ部と、
前記ブラシ部を前記第1中心軸に沿う方向に案内する第1ガイドと、
前記ブラシ部の回転に伴って前記ブラシ部を前記第1ガイドに沿って前記被研磨物に近づく方向に変位させる第1位置調整機構と、
を備える、自動送出ブラシ。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記第1位置調整機構は、前記第1中心軸の周りの回転力を前記被研磨物に近づく方向の力に変換するギアを有する、
請求項1記載の自動送出ブラシ。
【請求項3】
前記第1位置調整機構は、
前記ブラシ部に形成されたブラシ側ネジと、
前記第1ガイドの内周面に形成され、前記ブラシ側ネジと螺合するガイド側ネジと、を有する、
請求項1記載の自動送出ブラシ。
【請求項4】
前記第1ガイドの外周側に設けられて前記第1ガイドを前記第1中心軸に沿う方向に案内する第2ガイドと、
前記ブラシ部の回転に伴って前記第1ガイドを前記第2ガイドに沿って前記被研磨物に近づく方向に変位させる第2位置調整機構と、
を備える、
請求項1記載の自動送出ブラシ。
【請求項5】
前記第1位置調整機構は、前記ブラシ部が一方の方向に回転するときのみ、前記ブラシ部を前記被研磨物に近づく方向に変位させる、
請求項1記載の自動送出ブラシ。
【請求項6】
請求項1記載の自動送出ブラシが複数組み込まれた、
セグメントブラシ。
【請求項7】
複数の前記自動送出ブラシは、第2中心軸から所定距離の範囲内にある前記自動送出ブラシを有する内周部と、前記範囲外にある前記自動送出ブラシを有する外周部とを含み、
前記外周部において前記ブラシ部が前記被研磨物に近づく方向に変位する速度は、前記内周部において前記ブラシ部が前記被研磨物に近づく方向に変位する速度より高い、
請求項6記載のセグメントブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動送出ブラシおよびセグメントブラシに関する。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ブラシを用いて製品に研磨を行う研磨装置が用いられている。特許文献1に記載の研磨機用ブラシは、中心軸周りに回転(自転)しつつ被研磨物に押し当てられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-50967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の研磨機用ブラシは、被研磨物との接触によりブラシの先端が摩耗することがある。そのため、前記研磨機用ブラシでは、手動でブラシの突出寸法の調整を行う必要があり、この調整に手間がかかっていた。
【0005】
本発明の一態様は、調整が容易となる自動送出ブラシおよびセグメントブラシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]第1中心軸の周りに回転することで被研磨物を研磨するブラシ部と、前記ブラシ部を前記第1中心軸に沿う方向に案内する第1ガイドと、前記ブラシ部の回転に伴って前記ブラシ部を前記第1ガイドに沿って前記被研磨物に近づく方向に変位させる第1位置調整機構と、を備える、自動送出ブラシ。
【0007】
前記自動送出ブラシによれば、ブラシ部は被研磨物に近づく方向に変位するため、被研磨物に対するブラシ部の接触圧の低下を抑えることができる。そのため、被研磨物に安定的に研磨を施すことができる。前記自動送出ブラシは、摩耗に応じたブラシ部の高さ位置調整の手間を省くことができるため、調整が容易である。
【0008】
[2]前記第1位置調整機構は、前記第1中心軸の周りの回転力を前記被研磨物に近づく方向の力に変換するギアを有する、[1]記載の自動送出ブラシ。
【0009】
前記自動送出ブラシによれば、ギアの減速比の設定によって、ブラシ部の変位速度を調整することができる。
【0010】
[3]前記第1位置調整機構は、前記ブラシ部に形成されたブラシ側ネジと、前記第1ガイドの内周面に形成され、前記ブラシ側ネジと螺合するガイド側ネジと、を有する、[1]記載の自動送出ブラシ。
(【0011】以降は省略されています)

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