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公開番号
2025162854
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-28
出願番号
2024066319
出願日
2024-04-16
発明の名称
電源装置、及び画像形成装置
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/06 20060101AFI20251021BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】交流電圧出力回路からの交流電圧の影響を受けることなく直流電圧出力回路における直流電圧の電圧降下が生じにくい電源回路を簡単な構成で実現することが可能な電源装置、及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像用電源装置40の直流電圧出力回路42は、出力抵抗R1、第1分圧抵抗R2、第2分圧抵抗Rと、コンデンサC1、オペアンプOP1を有する。コンデンサC1は、第2分圧抵抗R3に並列に設けられている。第1分圧抵抗R2と、第2分圧抵抗R3と、コンデンサC1とによって構成されるローパスフィルタ回路421のカットオフ周波数は、交流電圧出力回路41から出力される交流電圧の周波数よりも低い周波数に設定されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
交流電圧と直流電圧とが重畳されたバイアス電圧を生成して、画像形成装置が備える電圧印加対象体に印加する電源装置であって、
前記交流電圧を出力する交流電圧出力回路と、
前記電圧印加対象体に対応する直流電圧を生成する直流電圧出力回路と、を備え、
前記直流電圧出力回路は、
電圧出力部の電源ラインとグランド電位との間に設けられた第1分圧抵抗と、
前記第1分圧抵抗と前記グランド電位との間に設けられた第2分圧抵抗と、
前記第2分圧抵抗に並列に設けられたコンデンサと、
前記第1分圧抵抗によって分圧された抵抗分圧に基づいて増幅された電圧を前記電源ラインに出力する演算増幅器と、を有し、
前記交流電圧出力回路の出力が前記直流電圧出力回路の前記電圧出力部に接続されており、
前記第1分圧抵抗、前記第2分圧抵抗、及び前記コンデンサにより構成されるローパスフィルタ回路のカットオフ周波数は、前記交流電圧出力回路から出力される前記交流電圧の周波数よりも低い周波数に設定されている、電源装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記電圧印加対象体は、前記画像形成装置が備える像担持体にトナーを付着させるローラー体である、請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
前記電圧印加対象体は、前記画像形成装置が備える像担持体にトナーを付着させる複数のローラー体であり、
前記直流電圧出力回路は、前記複数のローラー体それぞれに対応して複数設けられている、請求項1に記載の電源装置。
【請求項4】
前記交流電圧出力回路の出力が複数に分岐されて、前記複数の直流電圧出力回路それぞれの前記電圧出力部に接続されている、請求項3に記載の電源装置。
【請求項5】
前記交流電圧出力回路は、入力された一次交流電圧を所定の変圧比で変圧して二次交流電圧を生成する変圧器を有し、
前記変圧器の二次側の出力が複数に分岐されて、前記複数の直流電圧出力回路それぞれの前記電圧出力部に接続されている、請求項4に記載の電源装置。
【請求項6】
前記カットオフ周波数は、前記バイアス電圧の印加により前記ローラー体から前記像担持体に流れる電流の周波数よりも高い周波数に設定されている、請求項2又は3に記載の電源装置。
【請求項7】
前記像担持体は、表面に静電潜像が形成される感光体ドラムであり、
前記ローラー体は、前記静電潜像にトナーを供給して現像する現像ローラーである、請求項2又は3に記載の電源装置。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の電源装置を備える画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機やプリンター、ファクシミリなどの電子写真方式の画像形成装置において、従来、像担持体の表面に形成された静電潜像をトナーで現像する現像装置に交流電圧と直流電圧とが重畳されたバイアス電圧が印加される(特許文献1参照)。なお、前記交流電圧は、トナーを保持する現像ローラーと前記像担持体との間のトナーの運動を活発にするために印加され、現像によって前記像担持体に付着するトナーの濃度は前記直流電圧により決定される。
【0003】
カラー画像形成装置のように複数色のトナーを用いて画像を形成する画像形成装置においては、各現像装置それぞれに前記トナーに応じた直流電圧を供給する必要がある。そのため、前記バイアス電圧を生成する現像用電源装置には、現像装置の数に応じて設けられた複数の直流電圧出力回路と、これらの直流電圧出力回路それぞれに交流電圧を供給する一つの交流電圧出力回路とが備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-232450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、交流電圧出力回路の出力から分岐させた交流電圧を複数の直流電圧出力回路の出力部に接続して前記バイアス電圧を生成する場合、次のような問題が生じ得る。例えば、交流電圧出力回路からの交流電圧が各直流電圧出力回路に影響しないようにするために、比較的大きいインピーダンスの出力抵抗を直流電圧出力回路の出力ラインに直列に設ける必要がある。しかし、前記出力抵抗が大きい場合、例えば、像担持体に移動するトナーの量が多いベタ画像のような画像が現像されると、一時的に現像電流が大きくなり、これによる直流電圧の電圧降下により、ベタ画像付近の線図の現像が不十分となり、画像形成後の当該線図の濃度が薄くなるという画像不良が生じる。
【0006】
本発明の目的は、交流電圧出力回路からの交流電圧の影響を受けることなく直流電圧出力回路における直流電圧の電圧降下が生じにくい電源回路を簡単な構成で実現することが可能な電源装置、及び画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一の局面に係る電源装置は、交流電圧と直流電圧とが重畳されたバイアス電圧を生成して、画像形成装置が備える電圧印加対象体に印加する電源装置であって、前記交流電圧を出力する交流電圧出力回路と、前記電圧印加対象体に対応する直流電圧を生成する直流電圧出力回路と、を備え、前記直流電圧出力回路それぞれは、電圧出力部の電源ラインとグランド電位との間に設けられた第1分圧抵抗と、前記第1分圧抵抗と前記グランド電位との間に設けられた第2分圧抵抗と、前記第2分圧抵抗に並列に設けられたコンデンサと、前記第1分圧抵抗によって分圧された抵抗分圧に基づいて増幅された電圧を前記電源ラインに出力する演算増幅器と、を有し、前記交流電圧出力回路の出力が前記直流電圧出力回路の前記電圧出力部に接続されており、前記第1分圧抵抗、前記第2分圧抵抗、及び前記コンデンサにより構成されるローパスフィルタ回路のカットオフ周波数は、前記交流電圧出力回路から出力される前記交流電圧の周波数よりも低い周波数に設定されている。
【0008】
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記電源装置を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、交流電圧出力回路からの交流電圧の影響を受けることなく直流電圧出力回路における直流電圧の電圧降下が生じにくい電源回路を簡単な構成で実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成部の構成を示す図である。
図3は、本発明の実施形態に係る交流電圧出力回路の一例を示す回路図である。
図4は、本発明の実施形態に係る直流電圧出力回路の一例を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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