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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025043010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150276
出願日
2023-09-15
発明の名称
燃料供給システム
出願人
トキコシステムソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人広和特許事務所
主分類
B67D
7/32 20100101AFI20250321BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】 携帯端末機の表示部にカメラ画像が表示されているか否かに基づいて燃料供給可否を制御することにより、係員が燃料供給装置の状況をカメラ画像で確認することなく、管理機の操作により燃料供給が可能な状態になってしてしまうことを防止できるようにする。
【解決手段】 車両101に燃料を供給する給油装置2
1
~2
n
と、給油装置2
1
~2
n
に対して燃料供給に関する指示を行う携帯端末機8と、給油装置2
1
~2
n
の近傍を撮影するカメラ3
1
~3
n
と、を備えている。この上で、携帯端末機8は、カメラ3
1
~3
n
が撮影したカメラ画像を表示する表示部9と、表示部9にカメラ画像が表示されているか否かを判定する表示状態判定手段10と、表示状態判定手段10による判定結果に基づき給油装置2
1
~2
n
による燃料供給可否を制御する制御部11と、を備えている。
【選択図】 図9
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料供給対象に燃料を供給する燃料供給装置と、
前記燃料供給装置に対して燃料供給に関する指示を行う携帯端末機と、
前記燃料供給装置の近傍を撮影するカメラと、
を備え、
前記携帯端末機は、
前記カメラが撮影したカメラ画像を表示する表示部と、
前記表示部に前記カメラ画像が表示されているか否かを判定する表示状態判定手段と、
前記表示状態判定手段による判定結果に基づき前記燃料供給装置による燃料供給可否を制御する制御部と、
を備えていることを特徴とする燃料供給システム。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の燃料供給システムであって、
前記携帯端末機には、前記燃料供給装置からの燃料供給に関する指示をするための指示部が設けられ、
前記制御部は、前記表示部が前記カメラ画像を表示していないと前記表示状態判定手段が判定した場合に、前記指示部への指示を無効或いは前記指示部への指示を不能とさせることを特徴とする燃料供給システム。
【請求項3】
請求項1に記載の燃料供給システムであって、
燃料供給所内における前記携帯端末機の位置を検出する位置検出手段を備え、
前記制御部は、前記表示状態判定手段により前記表示部が前記カメラ画像を表示していないと判定され、かつ前記位置検出手段により前記携帯端末機が前記燃料供給装置の近傍に位置していることを検出した場合に、前記燃料供給対象への燃料供給を可能とさせることを特徴とする燃料供給システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、燃料供給システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、給油対象に燃料を供給する複数の給油機と、表示部を有すると共に各給油機による給油を管理する管理機と、各給油機の近傍を撮影するカメラと、を備えた燃料供給システムが開示されている。この燃料供給システムでは、管理機の表示部に表示されたカメラ画像を係員が目視で確認し、給油機の近傍の給油エリアに異常が無いと判断したときに、確認釦が操作されることにより供給許可を行うようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-10358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述したように、特許文献1では、管理機の表示部に表示されたカメラ画像を係員が目視で確認することで、供給許可を行うようにしている。従って、例えば、カメラの故障や通信異常などにより、管理機にカメラ画像が表示されない場合には、係員は、カメラ画像から給油エリアに対し燃料供給を許可して良いかを判定することができないのにも拘わらず、誤って管理機を操作してしまうことにより供給が可能な状態になってしまう虞がある。
【0005】
本発明の一実施形態の目的は、管理機の表示部にカメラ画像が表示されているか否かに基づいて燃料供給可否を制御することにより、係員が燃料供給装置の状況をカメラ画像で確認することなく、管理機の操作により燃料供給が可能になってしまうことを防止できるようにした燃料供給システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態は、燃料供給対象に燃料を供給する燃料供給装置と、前記燃料供給装置に対して燃料供給に関する指示を行う携帯端末機と、前記燃料供給装置の近傍を撮影するカメラと、を備え、前記携帯端末機は、前記カメラが撮影したカメラ画像を表示する表示部と、前記表示部に前記カメラ画像が表示されているか否かを判定する表示状態判定手段と、前記表示状態判定手段による判定結果に基づき前記燃料供給装置による燃料供給可否を制御する制御部と、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態によれば、管理機の表示部にカメラ画像が表示されているか否かに基づいて燃料供給可否を制御することができ、係員が燃料供給装置の状況をカメラ画像で確認することなく、管理機の操作により燃料供給が可能な状態になってしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態による燃料供給システムを備えた給油所を示す全体図である。
燃料供給システムを模式的に示す構成図である。
表示部に給油レーンの選択釦が表示された携帯端末機を示す説明図である。
表示部に選択した給油レーンのカメラ画像と設定内容が表示された携帯端末機を示す説明図である。
表示部にカメラ画像が表示されていない携帯端末機を示す説明図である。
複数台のカメラと当該カメラに対応する給油レーンの対応関係を示した説明図である。
給油監視装置の制御処理を示す流れ図である。
図7の制御処理に続く流れ図である。
携帯端末機の制御処理を示す流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態による燃料供給システムの代表例として、ガソリン等の液体燃料を供給する給油を管理する給油システムを例に挙げ、図1ないし図9に従って詳細に説明する。
【0010】
図1は、燃料供給システムとしての給油システムを実施した給油所1を模式的に示している。図1において、給油所1の屋外には、燃料供給装置を構成する複数台、例えば、5台の給油装置2
1
~2
n
が設置されている。この場合、5台の給油装置2
1
~2
n
を挟んで給油レーンが10レーン設けられている。給油装置2
1
~2
n
は、給油レーンに停車した燃料供給対象となる車両101の燃料タンクにガソリン等の液体燃料を供給する。給油装置2
1
~2
n
は、例えば3つの給油系統を備えている。なお、給油装置は、単一の給油系統を備えたものでもよく、2つまたは4つ以上の給油系統を備えたものでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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