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公開番号
2025061054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025002072,2022150027
出願日
2025-01-07,2019-08-20
発明の名称
レンズ鏡筒
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/02 20210101AFI20250403BHJP(光学)
要約
【課題】撮影状態と沈胴状態とを切り替えるレンズ鏡筒に関する。
【解決手段】レンズ鏡筒1は、沈胴状態と、撮影状態と、を切替可能なレンズ鏡筒であって、光軸方向に傾きを有する第1面211及び第2面212と、前記第1面と前記第2面との間に配置されて光軸と直交する第3面213と、を有する第1枠70と、前記第1枠に対して相対的に回転可能な第2枠80と、前記第2枠に保持される付勢部材310と、光軸方向に移動可能に配置され、前記付勢部材の付勢力F1によって前記第1枠に当接する移動部材320と、を備え、前記沈胴状態では、前記移動部材が前記第1面と当接可能であり、且つ、前記沈胴状態から前記撮影状態へ移行している移行状態の間において前記移動部材が前記第3面と当接して摺動し、前記撮影状態では、前記移動部材が前記第1枠と当接し、且つ、前記付勢部材が光軸方向への付勢力を発生する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
沈胴状態と、撮影状態と、を切替可能なレンズ鏡筒であって、
光軸方向に傾きを有する第1面及び第2面と、前記第1面と前記第2面との間に配置され光軸と直交する面の第3面と、を有する第1枠と、
前記第1枠に対して相対的に回転可能な第2枠と、
前記第2枠に保持される付勢部材と、
光軸方向に移動可能に配置され、前記付勢部材の付勢力によって前記第1枠に当接する移動部材と、を備え、
前記沈胴状態では、前記移動部材は前記第1面と当接可能であり、前記沈胴状態から前記撮影状態へ移行している移行状態の間は、前記移動部材は前記第3面と当接して摺動し、
前記撮影状態では、前記移動部材は前記第1枠と当接し、前記付勢部材は光軸方向への付勢力を発生する
レンズ鏡筒。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ鏡筒に関する。
本願は、2018年8月20日に出願された特願2018-154296号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、撮影状態と沈胴状態とを切り替えるレンズ鏡筒が知られている。スイッチ(ズームロック機構)をスライドすることにより、沈胴状態から撮影状態への切り替えを許容している(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-111315号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明の第1態様に従えば、沈胴状態と、撮影状態と、を切替可能なレンズ鏡筒であって、光軸方向に傾きを有する第1面及び第2面と、前記第1面と前記第2面との間に配置されて光軸と直交する第3面と、を有する第1枠と、前記第1枠に対して相対的に回転可能な第2枠と、前記第2枠に保持される付勢部材と、光軸方向に移動可能に配置され、前記付勢部材の付勢力によって前記第1枠に当接する移動部材と、を備え、前記沈胴状態では、前記移動部材が前記第1面と当接可能であり、且つ、前記沈胴状態から前記撮影状態へ移行している移行状態の間において前記移動部材が前記第3面と当接して摺動し、前記撮影状態では、前記移動部材が前記第1枠と当接し、且つ、前記付勢部材が光軸方向への付勢力を発生する、レンズ鏡筒が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0005】
レンズ鏡筒における主要部の構成を示す模式図である。
移動ピースの相対的な動きを示す模式図である。
第2部材に設けられる窪みの形状及び/又は移動ピースの形状の例を示す図である。
移動ピースの突出部の形状の例を示す図である。
レンズ鏡筒の望遠端撮像状態及び沈胴状態を示す断面図である。
付勢機構を示す模式図である。
固定枠とズーム環の斜視図である。
固定枠とズーム環の別の斜視図である。
移動ピースを示す図である。
レンズ鏡筒の部分断面図である。
付勢部材の設置構造を示す図である。
付勢部材の別の設置構造を示す図である。
カメラ(撮像装置)の一例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、複数の実施形態について説明する。図面及び説明は、開示された特定の形態に本発明を限定する意図は無く、単なる例示であり、当業者の理解のために、特許請求の範囲に開示された主題を示す意図を有する。
【0007】
図1において、レンズ鏡筒1の一般的な構成が示される。図1に示すように、レンズ鏡筒1は、第1部材(第1枠)70と、第2部材(第2枠)80と、付勢機構300とを備える。付勢機構300は、付勢部材310と、移動ピース(移動部材)320とを有する。
【0008】
第1部材70及び第2部材80は、第1部材70と第2部材80との間で少なくともD1方向(第1方向)に相対移動可能な関係を有する。D1方向は、レンズ鏡筒1の光軸方向に対して任意の方向に設定可能である。一実施形態において、D1方向は、レンズ鏡筒1の光軸方向(縮筒方向、スラスト方向、縦方向)と交差する又は垂直な所定平面に平行である。あるいは、D1方向は、レンズ鏡筒1の径方向(横方向)に平行である。別の実施形態において、D1方向は、レンズ鏡筒1の光軸方向(縮筒方向、スラスト方向、縦方向)に平行である。あるいは、D1方向は、レンズ鏡筒1の径方向(横方向)と交差する又は垂直な所定平面に平行である。例えば、D1方向は、光軸周りの周方向、光軸とは別の所定軸周りの周方向、光軸と交差する直線方向、光軸に対して傾斜した直線方向、又は光軸と平行な直線方向にできる。
【0009】
付勢部材(付勢部、付勢体、スプリング)310は、第1部材70に保持、支持、及び/又は固定される。付勢部材310として、任意の種類のばねが適用可能である。例えば、付勢部材310として、コイルばね(圧縮コイルばね又は引張コイルばね)、板ばね、ねじりばね、ガスばね(空気ばね)、又は磁気ばね等が適用可能である。1種類の付勢部材310が単独で、又は複数種類の付勢部材310が組み合わせて用いられる。付勢部材310は、付勢力(F1、F2)を発揮するように第1部材70上に配される。
【0010】
一実施形態において、付勢部材310の軸がD2方向(第2方向)に沿って配される。別の実施形態において、付勢部材310の軸がD2方向とは異なる方向に沿って配される。D2方向はD1方向と交差する又はD1方向に対して垂直である方向である。一実施形態において、D2方向は、レンズ鏡筒1の光軸方向に平行である。別の実施形態において、D2方向は、レンズ鏡筒1の光軸方向に対して傾いている、レンズ鏡筒1の径方向に平行である、又は、レンズ鏡筒1の光軸方向と交差する所定平面又は光軸方向に垂直な所定平面に平行である。例えば、D2方向は、光軸と平行な直線方向、光軸に対して傾斜した直線方向、又は光軸と交差する直線方向にできる。
(【0011】以降は省略されています)
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